TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025115151
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009521
出願日2024-01-25
発明の名称包装体
出願人日本製紙クレシア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65D 83/08 20060101AFI20250730BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】軽く柔らかい薄葉紙であっても、形態性に優れ、ガゼット折り込みがし易く、かつ、中身の薄葉紙のしわや折れが起こり難い包装体を提供する。
【解決手段】包装基材によって被包装物を覆う包装体であり、包装基材がチューブ型フィルムであり、被包装物が薄葉紙の積層体であり、積層体を構成する薄葉紙の組数が150組以上250組以下であり、チューブ型フィルムにより積層体がガゼット包装され、チューブ型フィルムのMD方向における曲げ抵抗が2mN/10枚以上25mN/10枚以下であり、積層体の高さが50mm以上100mm以下、密度が0.11g/cm3以上0.23g/cm3以下であり、チューブ型フィルムのMD方向における両端部の各々にシール部が形成され、シール部どうしの間の寸法と積層体の長手寸法との差が20mm以上70mm以下である、包装体を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
包装基材によって被包装物を覆う包装体であり、
前記包装基材がチューブ型フィルムであり、
前記被包装物がローション系の薬液を含浸していない薄葉紙の積層体であり、
前記積層体を構成する前記薄葉紙の組数が150組以上250組以下であり、
前記チューブ型フィルムにより前記積層体がガゼット包装され、
前記チューブ型フィルムのMD方向における曲げ抵抗が2mN/10枚以上25mN/10枚以下であり、
前記積層体の高さが50mm以上100mm以下であり、
前記積層体の密度が0.11g/cm

以上0.23g/cm

以下であり、
前記チューブ型フィルムの前記MD方向における両端部の各々にシール部が形成され、
前記シール部どうしの間の寸法と前記積層体の長手寸法との差が20mm以上70mm以下であることを特徴とする、包装体。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記ガゼット包装におけるガゼットの折込み幅が15mm以上55mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の包装体。
【請求項3】
前記積層体の長手寸法が110mm以上180mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の包装体。
【請求項4】
前記シール部どうしの間の寸法が130mm以上225mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の包装体。
【請求項5】
前記チューブ型フィルムの坪量が32g/m

以上90g/m

以下であることを特徴とする、請求項1に記載の包装体。
【請求項6】
前記チューブ型フィルムの厚さが35μm以上100μm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の包装体。
【請求項7】
前記薄葉紙の1プライあたりの坪量が9.5g/m

以上17.5g/m

以下であることを特徴とする、請求項1に記載の包装体。
【請求項8】
前記薄葉紙の紙厚が0.5mm/10枚以上1.1mm/10枚以下であることを特徴とする、請求項1に記載の包装体。
【請求項9】
前記薄葉紙の比容積が4.0cm

/g以上8.5cm

/g以下であることを特徴とする、請求項1に記載の包装体。
【請求項10】
前記薄葉紙がV字折りされていることを特徴とする、請求項1に記載の包装体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば薄葉紙などの紙製品の包装に用いるのに好適な包装体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ティシューのソフトパックが販売されており、持ち運びに便利である(特許文献1参照)。特に、キャラメル包装品やピロー包装品が多く販売されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-038229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
キャラメル包装は、包装体の形態性(別言すると、見た目)が良好である。また、形態を維持し易いため、中身の量が少なくなっても潰れ難い。
【0005】
キャラメル包装は、一方で、包装が難しい。具体的には、薄葉紙の積層体の高さがある程度一定にならないと、包装時(具体的には、封止の際)のヒートシールが安定しない。このため、原反の上巻と下巻とでは積層体の高さが異なることに起因して、原反によって包装時に不良品が発生し易くなることが多い。
【0006】
また、ピロー包装は、包装が容易であるものの、包装体の形態性(別言すると、見た目)が劣る。これに対して、チューブ型フィルムを用いた場合は、包装が容易であり、かつ、包装体の形態性も良好である。
【0007】
しかしながら、薄葉紙の積層体が軽く(具体的には、薄葉紙の積層体の密度が低く)、柔らかい薄葉紙の場合、包装体の形態性が悪く、チューブ袋の両端をヒートシールする際に、ガゼットの折り込みがし難い(すなわち、操業性に劣る)、という問題がある。一方、ガゼットの折り込みをし易いようにフィルムの剛性を柔らかくすると、ハリコシが無く、形態性に劣る、という問題がある。
【0008】
さらに、薄葉紙の積層体の長手方向における端部とヒートシール部との間の距離が近いと、ガゼットの折り込みがし難い(すなわち、操業性に劣る)、という問題がある。これに対して、距離を遠くすると、ガゼットの折り込みはし易いが、中身が動き易くなり薄葉紙にしわや折れが発生する(すなわち、美粧性に劣る)、という問題がある。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、チューブ型フィルムで、積層体の長手寸法とチューブ型フィルムにおけるシール部どうしの寸法との差分が一定の範囲の薄葉紙の積層体を、ガゼット包装した包装体において、軽く柔らかい薄葉紙であっても、形態性に優れ、ガゼット折り込みがし易く、かつ、中身の薄葉紙のしわや折れが起こり難い包装体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
発明者は鋭意検討を行い、チューブ型フィルムで、積層体の長手寸法とチューブ型フィルムにおけるシール部どうしの寸法との差分が一定の範囲の薄葉紙の積層体を、ガゼット包装した包装体において、積層体に含まれる薄葉紙の組数及びチューブ型フィルムのMD方向の曲げ抵抗をそれぞれ規定し、更に、積層体の高さ及び密度をそれぞれ規定することで、軽く柔らかい薄葉紙であっても、形態性に優れ、ガゼット折り込みがし易く、かつ、中身の薄葉紙のしわや折れが起こり難い包装体とすることができ、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、以下のものを提供する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
10か月前
個人
ゴミ箱
10か月前
個人
収容箱
1か月前
個人
コンベア
3か月前
個人
段ボール箱
4か月前
個人
ゴミ収集器
4か月前
個人
容器
7か月前
個人
段ボール箱
5か月前
個人
パウチ補助具
10か月前
個人
楽ちんハンド
2か月前
個人
宅配システム
4か月前
個人
土嚢運搬器具
6か月前
個人
角筒状構造体
3か月前
個人
廃棄物収容容器
16日前
個人
お薬の締結装置
3か月前
個人
閉塞装置
8か月前
個人
コード類収納具
6か月前
個人
ゴミ処理機
7か月前
個人
蓋閉止構造
1か月前
個人
把手付米袋
2か月前
株式会社和気
包装用箱
6か月前
個人
貯蔵サイロ
4か月前
個人
積み重ね用補助具
19日前
株式会社コロナ
梱包材
3か月前
個人
蓋閉止構造
1か月前
株式会社KY7
封止装置
1か月前
株式会社新弘
容器
24日前
三甲株式会社
容器
3か月前
個人
コード折り畳み器具
2か月前
個人
輸送積荷用動吸振器
4か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
個人
介護用コップ
5日前
株式会社イシダ
搬送装置
4か月前
個人
袋入り即席麺
5か月前
個人
搬送システム
4か月前
株式会社イシダ
包装装置
10か月前
続きを見る