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公開番号
2025115125
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009476
出願日
2024-01-25
発明の名称
介護システム、見守り方法、および制御プログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
G16H
80/00 20180101AFI20250730BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】見守られる入居者のプライバシーを守りつつ、入居者の状況を適切に把握する。
【解決手段】介護システム1000は、入居者が撮影された画像に基づく人の骨格情報を取得する第1取得部111と、入居者の状態を示す入居者情報を取得する第2取得部112と、入居者情報および骨格情報に基づき、入居者のアバター画像を生成する画像生成部114と、アバター画像を表示させる出力部115と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
入居者が撮影された画像に基づく人の骨格情報を取得する第1取得部と、
前記入居者の状態を示す入居者情報を取得する第2取得部と、
前記入居者情報および前記骨格情報に基づき、前記入居者のアバター画像を生成する画像生成部と、
前記アバター画像を表示させる出力部と、
を備える介護システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記入居者情報は、ADL情報、要介護度、認知症レベル、および疾患の有無の少なくともいずれかを含み、
前記画像生成部は、前記入居者情報を反映させた前記アバター画像を生成する、請求項1に記載の介護システム。
【請求項3】
前記画像生成部は、部屋内を撮影した実写画像に、前記アバター画像を重畳した画像を生成する、請求項1、または請求項2に記載の介護システム。
【請求項4】
入居者を撮影する撮像部と、
前記撮像部から得られた2次元の画像から骨格情報を生成する骨格情報生成部と、
を備える、請求項1に記載の介護システム。
【請求項5】
前記骨格情報には、人の複数の関節点の位置および前記関節点の連結に関する関節情報を含み、
前記画像生成部は、前記関節情報から、前記アバター画像を生成する、請求項1に記載の介護システム。
【請求項6】
前記画像生成部は、前記関節情報から歩行速度、歩行時のふらつき、関節の屈折角度を指標化し、前記アバター画像に反映させる、請求項5に記載の介護システム。
【請求項7】
前記入居者情報には、前記入居者に関するケアを記録した介護記録が含まれ、
前記画像生成部は、前記介護記録の情報を前記アバター画像に反映させる、請求項1に記載の介護システム。
【請求項8】
前記画像から、複数の人が居ることを検出した場合、
前記画像生成部は、複数の人それぞれに対して、アバターを生成し、および入居者または入居者以外を示すアノテーションを付加した画像を生成する、請求項1に記載の介護システム。
【請求項9】
前記画像を記憶する記憶部を有し、
前記記憶部に記憶した画像を表示させる際に、
前記画像生成部は、前記入居者のアバター画像を生成する、請求項3に記載の介護システム。
【請求項10】
ユーザーによる、アバターを表示するか、非表示とするかの設定を受け付ける受付部を有し、
前記受付部が非表示の設定を受け付けた場合に、前記記憶部に記憶した画像を表示させる際に、前記画像生成部は、前記入居者のアバター画像を生成せずに、前記画像を表示させる、請求項9に記載の介護システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は介護システム、見守り方法、および制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
病院、老人福祉施設等の看介護施設において、要介護者等の見守りの対象者は、施設において、歩行中に転倒したり、ベッドから転落して怪我をしたり、歩き回って行方不明になる虞がある。そのため、見守りの対象者がこのような状態になったときに看護師や介護士がすぐに駆けつけられるようにするため、または、行方不明にならないように見守りの対象者の状態をモニターするためのシステムの開発が進められている。
【0003】
このようなモニターでは、カメラによる撮影画像を表示させ、施設のスタッフが状況を確認できるようする場合がある。そのような場合、必要以上の情報が含まれてしまうため、見守りの対象者のプライバシーの保護が課題となる。
【0004】
このような課題に対して、特許文献1に開示された技術では、見守り対象者の動きに合わせて人型アバターによる3Dアニメーションを形成している。具体的には、特許文献1の見守りシステムでは、多視点モーションキャプチャ装置で見守りの対象者の骨格の動きを検出することで骨格運動データを生成する。そして、この骨格運動データに3Dボディイメージを重ねて人型アバターによる3Dアニメーション画像を形成して、遠隔地の見守る人に表示させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-210547号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
施設には、多くの場合には、複数の入居者、すなわち見守りの対象者が居るが、特許文献1の技術では、全ての見守りの対象者が同じような人型アバターで表示される。そのため、入居者に適した人型アバターになっていない。例えば、足に軽い怪我をしている入居者がいた場合であっても、他の入居者と同じような人型アバターが生成され表示されてしまう。介護スタッフ等の見守る人は、人型アバターの表示画像から、入居者の状態を判断した場合には、他の入居者と同じように怪我がないものとして動作の状況を判断してします恐れがある。このような場合、本来は、足に怪我を負っている入居者に対しては、立ち上がろうとする動作をモニターで見た場合に、介助が必要と判断し、入居者の部屋へ駆けつけて介助するのが正常な対応である。しかしながら、特許文献1のような技術で生成され人型アバターの表示画像を見たスタッフは、本来は介助が必要な状況であっても、介助が不要という間違った判断をしてしまう可能性がある。あるいは、逆に、介助が不要な入居者を含め全ての入居者に対して同じような対応をすることで、過度な対応をしてしまう可能性がある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、見守られる入居者のプライバシーを守りつつ、入居者の状況を適切に把握することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
【0009】
(1)入居者が撮影された画像に基づく人の骨格情報を取得する第1取得部と、
前記入居者の状態を示す入居者情報を取得する第2取得部と、
前記入居者情報および前記骨格情報に基づき、前記入居者のアバター画像を生成する画像生成部と、
前記アバター画像を表示させる出力部と、
を備える介護システム。
【0010】
(2)前記入居者情報は、ADL情報、要介護度、認知症レベル、および疾患の有無の少なくともいずれかを含み、
前記画像生成部は、前記入居者情報を反映させた前記アバター画像を生成する、上記(1)に記載の介護システム。
(【0011】以降は省略されています)
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