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公開番号2025113231
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2025009062
出願日2025-01-22
発明の名称ロックジョイント及びチャイルドキャリア
出願人ワンダーランド スイツァーランド アーゲー
代理人個人,個人
主分類B62B 7/08 20060101AFI20250725BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ロックジョイント及びチャイルドキャリアの提供。
【解決手段】本開示は、第1の接続座と、第2の接続座と、ロック部材とを備えるロックジョイントを提供する。第1の接続座と第2の接続座とは、軸方向回りに、且つ、周方向に沿って互いに枢動可能であり、ロック部材は、軸方向に沿って第1の接続座と第2の接続座との間に設けられ、両者に対して軸方向に沿って移動可能に両者と係合することができる。第1の接続座には、軸方向に平行な方向に沿って延在している位置制限部が設けられ、ロック部材には、軸方向に平行な方向に沿って延在している係合部が設けられ、ロック部材が第2の接続座に係合し、且つ、係合部が位置制限部に係着する場合、第1の接続座は、周方向の正方向に沿って第2の接続座に対して枢動可能であるが、第2の接続座に対して周方向の逆方向に枢動不能となる。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
第1の接続座と、第2の接続座と、ロック部材とを備えるロックジョイントであって、
前記第1の接続座と前記第2の接続座とは、軸方向回りに、且つ、周方向に沿って互いに枢動可能であり、
前記ロック部材は、前記軸方向に沿って前記第1の接続座と前記第2の接続座との間に設けられ、両者に対して前記軸方向に沿って移動可能に両者と係合することができ、
前記第1の接続座には、前記軸方向に平行な方向に沿って延在している位置制限部が設けられ、前記ロック部材には、前記軸方向に平行な方向に沿って延在している係合部が設けられ、
前記ロック部材が前記第2の接続座に係合し、且つ、前記係合部が前記位置制限部に係着する場合、前記第1の接続座は、前記周方向の正方向に沿って前記第2の接続座に対して枢動可能であるが、前記第2の接続座に対して前記周方向の逆方向に枢動不能となる、
ことを特徴とするロックジョイント。
続きを表示(約 2,600 文字)【請求項2】
前記第1の接続座の内周には、前記周方向に沿って間隔をあけて設けられた複数の第1のツースが設けられ、
前記第2の接続座の内周には、前記周方向に沿って間隔をあけて設けられた複数の第2のツースが設けられ、
前記ロック部材の外周には、前記周方向に沿って間隔をあけて設けられ、前記第1のツース及び前記第2のツースと係合可能な複数のラッチ歯が設けられ、
前記位置制限部は、1つの前記第1のツースの前記軸方向に平行な方向における前記第2の接続座寄りの端面に設けられ、前記係合部は、1つの前記ラッチ歯の、前記軸方向に平行な方向における前記第2の接続座から離れる端面に設けられ、
前記第1の接続座には阻止面がさらに設けられ、前記阻止面は前記位置制限部の前記周方向の一方側に位置し、且つ、前記位置制限部と同一の前記第1のツースに位置し、
前記ロック部材には、さらに、前記係合部の前記周方向の一方側に位置し、且つ、前記係合部と同一の前記ラッチ歯に位置する宛てがい面が設けられ、
前記ロック部材が前記第2の接続座に係合し、且つ、前記係合部が前記位置制限部に係着する場合、複数の前記ラッチ歯は、前記周方向に沿って複数の前記第2のツースと互に交互に係合し、且つ、少なくとも1つの前記ラッチ歯は、少なくとも1つの前記第1のツースと前記軸方向に平行な方向に沿って対向し、前記阻止面と前記宛てがい面とが前記周方向に沿って互いに当接し、且つ、前記宛てがい面が前記阻止面の前記周方向の逆方向の一方側に位置することにより、前記位置制限部が前記係合部に対して前記周方向の逆方向に枢動することを制限するようにする、
ことを特徴とする請求項1に記載のロックジョイント。
【請求項3】
前記係合部は、前記軸方向に平行な方向に沿って対応する前記ラッチ歯の前記第2の接続座から離れる端面から、前記第1の接続座に向かって突出して形成され、前記宛てがい面は、前記係合部の前記周方向の正方向側の表面に位置する、
ことを特徴とする請求項2に記載のロックジョイント。
【請求項4】
前記係合部は、対応する前記ラッチ歯の前記周方向の逆方向の一方側に位置するとともに、対応する前記ラッチ歯の前記周方向の正方向の一方側に延在しておらず、
前記位置制限部は、前記軸方向に平行な方向に沿って対応する前記第1のツースの前記第2の接続座寄りの端面から、前記第2の接続座から離れる側に向かって凹んで形成され、前記位置制限部は、対応する前記第1のツースの前記周方向の逆方向の一方側に位置するとともに、前記周方向の逆方向に沿って対応する前記第1のツースを貫通し、前記阻止面は、前記位置制限部の前記周方向の正方向の一方側に位置し、
前記位置制限部と前記係合部とが係着する場合、前記係合部は、少なくとも部分的に前記位置制限部に嵌め込まれる、
ことを特徴とする請求項3に記載のロックジョイント。
【請求項5】
前記阻止面及び前記宛てがい面は、いずれも前記軸方向と平行である、
ことを特徴とする請求項4に記載のロックジョイント。
【請求項6】
前記第1の接続座及び前記ロック部材の少なくとも1つには、前記位置制限部が設けられた前記第1のツースが前記周方向の正方向に沿って前記係合部を乗り越えることをガイドするためのガイド斜面が設けられ、
前記ガイド斜面は、前記位置制限部が設けられた前記第1のツースの前記周方向の正方向側の表面に設けられるとともに、前記軸方向に平行な方向及び前記周方向に沿って傾斜し、及び/又は、
前記ガイド斜面は、前記係合部の前記周方向の逆方向側の表面に設けられるとともに、前記軸方向に平行な方向及び前記周方向に傾斜している、
ことを特徴とする請求項4に記載のロックジョイント。
【請求項7】
前記第1の接続座には当て止め面がさらに設けられ、前記当て止め面は前記阻止面の前記周方向の一方側に位置し、前記当て止め面と前記阻止面とは同一の前記第1のツースに位置し、
前記ロック部材には、前記宛てがい面の前記周方向の一方側に位置する当接面がさらに設けられ、前記当接面と前記宛てがい面とは、同一の前記ラッチ歯に位置し、
前記ロック部材が前記第2の接続座に係合し、且つ、前記係合部が前記位置制限部に係着する場合、前記当て止め面と前記当接面とは前記軸方向に平行な方向に沿って互いに当接する、
ことを特徴とする請求項4に記載のロックジョイント。
【請求項8】
前記当て止め面は、前記阻止面の前記周方向の逆方向の一方側と前記位置制限部の前記軸方向に平行な方向の一方側とに位置し、前記当接面は、前記宛てがい面の前記周方向の逆方向の一方側と前記係合部の前記軸方向に平行な方向の一方側とに位置し、又は、
前記当て止め面は、前記阻止面の前記周方向の正方向の一方側に位置し、前記当接面は、前記宛てがい面の前記周方向の正方向の一方側に位置する、
ことを特徴とする請求項7に記載のロックジョイント。
【請求項9】
前記係合部は、対応する前記ラッチ歯の径方向の外端に位置し、
前記位置制限部は、前記軸方向に平行な方向に沿って対応する前記第1のツースの前記第2の接続座寄りの端面から前記第2の接続座に向かって突出して形成され、前記位置制限部は、対応する前記第1のツースの前記周方向の正方向の一方側に位置するとともに、対応する前記第1のツースの前記周方向の逆方向の一方側に延在しておらず、前記阻止面は、前記位置制限部の前記周方向の逆方向側の表面に位置し、
前記位置制限部と前記係合部とが係着した場合、前記係合部は、周方向に沿って前記位置制限部に当接している、
ことを特徴とする請求項3に記載のロックジョイント。
【請求項10】
前記阻止面及び前記宛てがい面は、いずれも前記径方向及び前記周方向に沿って傾斜している、
ことを特徴とする請求項9に記載のロックジョイント。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ロックジョイント及びチャイルドキャリアに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
現在、例えば、ベビーカーなどのチャイルドキャリアは、いずれも折り畳み収納機能を有し、外出時に携帯して使用するのに便利であり、折り畳みロックの多くは、折り畳みフック構造を設置することにより、フレームが折り畳まれた後に不意に展開することを防止するが、一般的な折り畳みフックは、ロックを解除する時にロック解除部材を人為的に操作しなければロックを解除できず、特に片手での展開を実現できず、操作が不便である。また、フレームには、折り畳みフック構造が設けられていると、フレーム全体が美しくない。
【発明の概要】
【0003】
本開示によれば、ロックジョイントは、第1の接続座と、第2の接続座と、ロック部材とを備え、第1の接続座と第2の接続座とは、軸方向回りに、且つ、周方向に沿って互いに枢動可能であり、ロック部材は、軸方向に沿って第1の接続座と第2の接続座との間に設けられ、両者に対して軸方向に沿って移動可能に両者と係合することができ、第1の接続座には、軸方向に平行な方向に沿って延在している位置制限部が設けられ、ロック部材には、軸方向に平行な方向に沿って延在している係合部が設けられ、ロック部材が第2の接続座に係合し、且つ、係合部が位置制限部に係着する場合、第1の接続座は、周方向の正方向に沿って第2の接続座に対して枢動可能であるが、第2の接続座に対して前記周方向の逆方向に枢動不能となる。
【0004】
一実施例において、第1の接続座の内周には、周方向に沿って間隔をあけて設けられた複数の第1のツースが設けられ、第2の接続座の内周には、周方向に沿って間隔をあけて設けられた複数の第2のツースが設けられ、ロック部材の外周には、周方向に沿って間隔をあけて設けられ、第1のツース及び第2のツースと係合可能な複数のラッチ歯が設けられ、位置制限部は、第1のツースの軸方向に平行な方向における第2の接続座寄りの端面に設けられ、係合部は、ラッチ歯の、軸方向に平行な方向における第2の接続座から離れる端面に設けられ、第1の接続座には阻止面がさらに設けられ、阻止面は位置制限部の周方向の一方側に位置し、且つ、位置制限部と同一の第1のツースに位置し、ロック部材には、さらに、係合部の周方向の一方側に位置し、且つ、係合部と同一のラッチ歯に位置する宛てがい面が設けられ、ロック部材が第2の接続座に係合し、且つ、係合部が位置制限部に係着する場合、複数のラッチ歯は、周方向に沿って複数の前記第2のツースと互に交互に係合し、且つ、少なくとも1つのラッチ歯は、少なくとも1つの第1のツースと軸方向に平行な方向に沿って対向し、阻止面と宛てがい面とが周方向に沿って互いに当接し、且つ、宛てがい面が阻止面の周方向の逆方向の一方側に位置することにより、位置制限部が係合部に対して周方向の逆方向に枢動することを制限するようにする。
【0005】
一実施例において、係合部は、軸方向に平行な方向に沿って対応するラッチ歯の第2の接続座から離れる端面から、第1の接続座に向かって突出して形成され、宛てがい面は、係合部の周方向の正方向側の表面に位置する。
【0006】
一実施例において、係合部は、対応するラッチ歯の周方向の逆方向の一方側に位置するとともに、対応するラッチ歯の周方向の正方向の一方側に延在しておらず、位置制限部は、軸方向に平行な方向に沿って対応する第1のツースの第2の接続座寄りの端面から、第2の接続座から離れる側に向かって凹んで形成され、位置制限部は、対応する第1のツースの周方向の逆方向側に位置するとともに、周方向の逆方向に沿って対応する第1のツースを貫通し、阻止面は、位置制限部の周方向の正方向の一方側に位置し、位置制限部と係合部とが係着する場合、係合部は、少なくとも部分的に位置制限部に嵌め込まれる。
【0007】
一実施例において、阻止面及び宛てがい面は、いずれも軸方向と平行である。
【0008】
一実施例において、第1の接続座及びロック部材の少なくとも1つには、位置制限部が設けられた第1のツースが周方向の正方向に沿って係合部を乗り越えることをガイドするためのガイド斜面が設けられ、ガイド斜面は、位置制限部が設けられた第1のツースの周方向の正方向側の表面に設けられるとともに、軸方向に平行な方向及び周方向に沿って傾斜し、及び/又は、ガイド斜面は、係合部の周方向の逆方向側の表面に設けられるとともに、軸方向に平行な方向及び前記周方向に傾斜している。
【0009】
一実施例において、第1の接続座には当て止め面がさらに設けられ、当て止め面は阻止面の周方向の一方側に位置し、当て止め面と阻止面とは同一の第1のツースに位置し、ロック部材には、宛てがい面の周方向の一方側に位置する当接面がさらに設けられ、当接面と宛てがい面とは、同一のラッチ歯に位置し、ロック部材が第2の接続座に係合し、且つ、係合部が位置制限部に係着する場合、当て止め面と当接面とは軸方向に平行な方向に沿って互いに当接する。
【0010】
一実施例において、当て止め面は、阻止面の周方向の逆方向側と位置制限部の軸方向に平行な方向の一方側とに位置し、当接面は、宛てがい面の周方向の逆方向側と係合部の軸方向に平行な方向の一方側とに位置し、又は、当て止め面は、阻止面の周方向の正方向の一方側に位置し、当接面は、宛てがい面の周方向の正方向の一方側に位置する。
(【0011】以降は省略されています)

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