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公開番号2025110015
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024003692
出願日2024-01-15
発明の名称電気ケトル
出願人象印マホービン株式会社
代理人個人
主分類A47J 27/21 20060101AFI20250718BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】電気ケトルにおいて、転倒時に蒸気口から熱湯が漏れ出すことを抑制でき、かつ、貯留容器の内圧上昇も抑制できる構造を提供する。
【解決手段】この電気ケトルの蓋ユニットは、第1蒸気口713および第2蒸気口723を有する。電気ケトルが転倒したときに、第1蒸気口713および第2蒸気口723のうち、下側に配置される蒸気口713が、止水部材66により閉塞される。これにより、下側に配置される蒸気口713から熱湯が漏れ出すことを抑制できる。また、電気ケトルが転倒したときに、第1蒸気口713および第2蒸気口723のうち、上側に配置される蒸気口723は開放された状態を維持する。このため、貯留容器内の蒸気を、上側に配置される蒸気口723を介して外部へ排出できる。これにより、貯留容器の内圧が過度に上昇することを抑制できる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
有底筒状の貯留容器と、前記貯留容器の上部を覆う蓋ユニットと、前記貯留容器内の液体を加熱する加熱部とを備える電気ケトルであって、
前記蓋ユニットは、
第1蒸気口と、
前記第1蒸気口を閉塞する閉塞位置と前記第1蒸気口を開放する開放位置との間で移動可能な第1止水部材と、
第2蒸気口と、
前記第2蒸気口を閉塞する閉塞位置と前記第2蒸気口を開放する開放位置との間で移動可能な第2止水部材と、
を有し、
前記電気ケトルが正立した状態では、前記第1止水部材および前記第2止水部材が前記開放位置に配置され、
前記電気ケトルが転倒した状態において、前記第2蒸気口よりも前記第1蒸気口が下側に配置される場合、前記第1止水部材が前記閉塞位置に配置されるとともに、前記第2止水部材が前記開放位置に配置され、
前記電気ケトルが転倒した状態において、前記第1蒸気口よりも前記第2蒸気口が下側に配置される場合、前記第2止水部材が前記閉塞位置に配置されるとともに、前記第1止水部材が前記開放位置に配置される、電気ケトル。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電気ケトルであって、
前記蓋ユニットは、
前記第1止水部材を閉塞位置に案内する第1ガイド片と、
前記第2止水部材を閉塞位置に案内する第2ガイド片と、
を有する、電気ケトル。
【請求項3】
請求項1に記載の電気ケトルであって、
前記蓋ユニットは、
前記貯留容器内の蒸気を前記第1蒸気口へ導く第1蒸気路と、
前記貯留容器内の蒸気を前記第2蒸気口へ導く第2蒸気路と、
を有する、電気ケトル。
【請求項4】
請求項3に記載の電気ケトルであって、
前記第1蒸気路の導入口および前記第2蒸気路の導入口のうち、前記電気ケトルが転倒した状態において、上側に配置される導入口が、前記蓋ユニットの最高位付近に位置する、電気ケトル。
【請求項5】
請求項4に記載の電気ケトルであって、
前記蓋ユニットは、
前記第1蒸気路の導入口および前記第2蒸気路の導入口を覆うとともに、前記導入口とは異なる周方向の位置に開口を有する内蓋
をさらに有する、電気ケトル。
【請求項6】
請求項3から請求項5までのいずれか1項に記載の電気ケトルであって、
前記第1蒸気路および前記第2蒸気路は、導入口へ向かうにつれて高さが低くなるように傾斜している、電気ケトル。
【請求項7】
請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の電気ケトルであって、
前記蓋ユニットは、
前記第1蒸気口および前記第2蒸気口から排出される蒸気が当たるリブ
をさらに有する、電気ケトル。
【請求項8】
請求項3から請求項5までのいずれか1項に記載の電気ケトルであって、
前記蓋ユニットは、
前記貯留容器内の蒸気を蒸気検知センサへ向けて排出する検知用蒸気路
をさらに有する、電気ケトル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気ケトルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気により湯沸かしを行う電気ケトルが知られている。従来の電気ケトルについては、例えば、特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-026043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の電気ケトルでは、蓋ユニットに蒸気口が設けられている。湯沸かしにより貯留容器内に蒸気が発生すると、蒸気口から蒸気が排出される。これにより、貯留容器の内圧が過度に高くなることが抑制される。
【0005】
ただし、蓋ユニットに単に蒸気口を設けただけでは、電気ケトルが転倒したときに、蒸気口から熱湯が漏れ出してしまう。このような熱湯の漏れ出しを抑制するために、蓋ユニットの内部に、転倒時に蒸気口を閉塞する止水部材が設けられている電気ケトルがある。
【0006】
しかしながら、止水部材により蒸気口が閉塞されると、貯留容器内の蒸気を排出することができなくなる。このため、電気ケトルの転倒時に、貯留容器の内圧が上昇するという問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、電気ケトルにおいて、転倒時に蒸気口から熱湯が漏れ出すことを抑制し、かつ、貯留容器の内圧上昇も抑制できる構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、有底筒状の貯留容器と、前記貯留容器の上部を覆う蓋ユニットと、前記貯留容器内の液体を加熱する加熱部とを備える電気ケトルであって、前記蓋ユニットは、第1蒸気口と、前記第1蒸気口を閉塞する閉塞位置と前記第1蒸気口を開放する開放位置との間で移動可能な第1止水部材と、第2蒸気口と、前記第2蒸気口を閉塞する閉塞位置と前記第2蒸気口を開放する開放位置との間で移動可能な第2止水部材と、を有し、前記電気ケトルが正立した状態では、前記第1止水部材および前記第2止水部材が前記開放位置に配置され、前記電気ケトルが転倒した状態において、前記第2蒸気口よりも前記第1蒸気口が下側に配置される場合、前記第1止水部材が前記閉塞位置に配置されるとともに、前記第2止水部材が前記開放位置に配置され、前記電気ケトルが転倒した状態において、前記第1蒸気口よりも前記第2蒸気口が下側に配置される場合、前記第2止水部材が前記閉塞位置に配置されるとともに、前記第1止水部材が前記開放位置に配置される。
【0009】
本発明によれば、電気ケトルが転倒したときに、第1蒸気口および第2蒸気口のうち、下側に配置される蒸気口が閉塞される。これにより、下側に配置される蒸気口から熱湯が漏れ出すことを抑制できる。また、電気ケトルが転倒したときに、第1蒸気口および第2蒸気口のうち、上側に配置される蒸気口は開放された状態を維持する。このため、貯留容器内の蒸気を、上側に配置される蒸気口を介して外部へ排出できる。これにより、貯留容器の内圧が過度に上昇することを抑制できる。
【0010】
前記蓋ユニットは、前記第1止水部材を閉塞位置に案内する第1ガイド片と、前記第2止水部材を閉塞位置に案内する第2ガイド片と、を有することが望ましい。これにより、電気ケトルが転倒したときに、止水部材をガイド片に沿って閉塞位置へ案内できる。
(【0011】以降は省略されています)

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