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公開番号
2025108018
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024001589
出願日
2024-01-10
発明の名称
梱包部材
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
B65D
81/05 20060101AFI20250715BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ベース部材の剛性を低下させることなく、容易に、ベース部材で緩衝部材を保持する。
【解決手段】梱包部材は、緩衝部材と、ベース部材と、を備え、ベース部材は、緩衝部材が載置される載置部と、載置部の端縁から緩衝部材の第1側面に沿って上方に延びる第1側部と、緩衝部材を挟んで載置部と上下方向に対向する位置に配置される天面部と、緩衝部材の第2側面に沿って下方に延びる第2側部と、を有する第1保持部を有し、第2側部は、係合孔を有し、ベース部材は、載置部のうち第1側部との接続側とは反対側の端縁から上方に突出する第2保持部をさらに有し、第2保持部は、緩衝部材と第2側部との間に配置され、第2保持部は、根元部と留め部とを有し、留め部は、根元部との境界で折り曲げられることにより、係合孔を介して外方に突出し、係合孔の縁に係合する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
緩衝部材と、
前記緩衝部材を保持するベース部材と、を備え、
前記ベース部材は、単一のシート材からなり、
前記ベース部材は、
前記緩衝部材が載置される載置部と、
前記ベース部材の一部が切り起こされることにより、前記載置部の端縁から前記緩衝部材の第1側面に沿って上方に延び、前記第1側面を覆う第1側部と、
前記第1側部のうち前記載置部との接続側とは反対側の端縁から延びる部分であり、前記第1側部との境界で折り曲げられることにより、前記緩衝部材を挟んで前記載置部と上下方向に対向する位置に配置され、前記緩衝部材を上方から覆う天面部と、
前記天面部のうち前記第1側部との接続側とは反対側の端縁から延びる部分であり、前記天面部との境界で折り曲げられることにより、前記緩衝部材の前記第1側面とは反対側の第2側面に沿って下方に延び、前記第2側面を覆う第2側部と、
を有する第1保持部を有し、
前記第2側部は、前記第1側部と前記第2側部とが前記緩衝部材を挟んで対向する方向である第1方向に貫通する係合孔を有し、
前記ベース部材は、前記ベース部材の一部が切り起こされることにより、前記載置部のうち前記第1側部との接続側とは反対側の端縁から上方に突出する第2保持部をさらに有し、
前記第2保持部は、前記緩衝部材と前記第2側部との前記第1方向間に配置され、
前記第2保持部は、
前記載置部との接続側の部分である根元部と、
前記根元部から上方に延びる留め部と、
を有し、
前記留め部は、前記根元部との境界で折り曲げられることにより、前記緩衝部材と前記第2側部との前記第1方向間から前記係合孔を介して外方に突出し、前記係合孔の縁に係合する、梱包部材。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記留め部は、前記係合孔のうち前記第1方向および前記上下方向と直交する第2方向の開口幅よりも前記第2方向の幅が大きい部分を有する、請求項1に記載の梱包部材。
【請求項3】
前記留め部は、前記第1方向から見て、前記根元部側から上方に向かって幅広となる台形状である、請求項2に記載の梱包部材。
【請求項4】
前記緩衝部材は、前記第1方向および前記上下方向と直交する第2方向を長手方向とする部材であり、
前記ベース部材は、前記第2方向に互いに間隔を隔てて配置される複数の前記第2保持部を有し、
複数の前記第2保持部は、それぞれ、前記根元部と前記留め部とを有し、
前記第2側部は、複数の前記留め部がそれぞれ係合する複数の前記係合孔を有する、請求項1に記載の梱包部材。
【請求項5】
前記緩衝部材は、複数枚の緩衝用シート材が積層されることによって形成される、請求項1に記載の梱包部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、梱包部材に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の梱包部材は、緩衝部材(緩衝物)と、ベース部材(固定板)とを備える。緩衝部材は、ベース部材に接着される(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-119008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
たとえば、ベース部材のうち外縁部よりも内側の一部が切り起こされ、その切り起こされた部分に緩衝部材が接着されることにより、緩衝部材が保持される。この構成では、ベース部材に緩衝部材を接着する工程が必要となり、緩衝部材の形成において工程数が増加する。
【0005】
また、ベース部材のうち外縁部よりも内側の一部を切り起こす構成では、切り起こし部分のサイズが大きくなると、ベース部材の剛性が低下する。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ベース部材の剛性を低下させることなく、容易に、ベース部材で緩衝部材を保持することが可能な梱包部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の一局面による梱包部材は、緩衝部材と、緩衝部材を保持するベース部材と、を備える。ベース部材は、単一のシート材からなる。ベース部材は、緩衝部材が載置される載置部と、ベース部材の一部が切り起こされることにより、載置部の端縁から緩衝部材の第1側面に沿って上方に延び、第1側面を覆う第1側部と、第1側部のうち載置部との接続側とは反対側の端縁から延びる部分であり、第1側部との境界で折り曲げられることにより、緩衝部材を挟んで載置部と上下方向に対向する位置に配置され、緩衝部材を上方から覆う天面部と、天面部のうち第1側部との接続側とは反対側の端縁から延びる部分であり、天面部との境界で折り曲げられることにより、緩衝部材の第1側面とは反対側の第2側面に沿って下方に延び、第2側面を覆う第2側部と、を有する第1保持部を有する。第2側部は、第1側部と第2側部とが緩衝部材を挟んで対向する方向である第1方向に貫通する係合孔を有する。ベース部材は、ベース部材の一部が切り起こされることにより、載置部のうち第1側部との接続側とは反対側の端縁から上方に突出する第2保持部をさらに有する。第2保持部は、緩衝部材と第2側部との第1方向間に配置される。第2保持部は、載置部との接続側の部分である根元部と、根元部から上方に延びる留め部と、を有する。留め部は、根元部との境界で折り曲げられることにより、緩衝部材と第2側部との第1方向間から係合孔を介して外方に突出し、係合孔の縁に係合する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の構成では、ベース部材の剛性を低下させることなく、容易に、ベース部材で緩衝部材を保持できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態による梱包部材の斜視図である。
一実施形態による緩衝部材の斜視図である。
一実施形態によるベース部材の斜視図(展開図)である。
一実施形態によるベース部材により保持された緩衝部材およびその周辺の断面(第2方向に垂直な平面で切断した断面図)である。
図3に示したベース部材の保持部を切り起こした状態の斜視図である。
図5に示したベース部材に緩衝部材を載置した状態の斜視図である。
一実施形態によるベース部材の係合孔と留め部との係合部分およびその周辺の拡大斜視図である。
一実施形態によるベース部材の係合孔と留め部との係合部分およびその周辺を第1方向から見た平面図である。
一実施形態によるベース部材の係合孔と留め部との係合部分およびその周辺の断面図(第2方向に垂直な平面で切断した断面図)である。
第1保持部の外方に第2保持部が配置されている場合におけるの問題点を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図1~図10を参照し、本発明の一実施形態による梱包部材100について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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