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公開番号
2025107393
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2025078672,2021209691
出願日
2025-05-09,2021-12-23
発明の名称
カートン振分方法
出願人
王子ホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人真田特許事務所
主分類
B65B
57/00 20060101AFI20250710BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】所定数のカートンを一パックの単位で包装する効率を高める。
【解決手段】カートン区分方法は、ティシュペーパを収容する所定数のカートンからなるカートン群を一パックの単位で包装するラッピング工程へ向けて連続的に搬送されるカートンを区分する。本方法は、搬送されているカートンの個数を所定数または所定数の整数倍の数ごとに数えるカウント工程と、カウント工程で数えた所定数または整数倍の数ごとにカートンを区分する区分工程と、を備える。区分工程は、カウント工程で数えた所定数または整数倍の数ごとにカートンの搬送を停止した後に停止した当該カートンの搬送を再開し、所定数または整数倍の数ごとのカートンどうしの間隔をあけて区分する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ティシュペーパを収容する所定数のカートンからなるカートン群を一パックの単位で包装するラッピング工程へ向けて連続的に搬送される前記カートンを区分するカートン区分方法であって、
搬送されている前記カートンの個数を前記所定数または前記所定数の整数倍の数ごとに数えるカウント工程と、
前記カウント工程で数えた前記所定数または前記整数倍の数ごとに前記カートンを区分する区分工程と、を備え、
前記区分工程は、前記カウント工程で数えた前記所定数または前記整数倍の数ごとに前記カートンの搬送を停止した後に停止した当該カートンの搬送を再開し、前記所定数または前記整数倍の数ごとの前記カートンどうしの間隔をあけて区分する
ことを特徴とするカートン区分方法。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
ティシュペーパを収容する複数のカートンからなるカートン群を一パックの単位で包装するラッピング工程が並列的に実施され、前記ラッピング工程へ向けて連続的に搬送される前記カートンを振り分けるカートン振分方法であって、
前記ラッピング工程のそれぞれへ向けて前記カートンを搬送するパラレル工程と、
直列的に搬送されている前記カートンを前記パラレル工程で前記複数の前記ラッピング工程のそれぞれへ搬送される前記カートンに振り分ける振分工程と、を備えた
ことを特徴とするカートン振分方法。
【請求項3】
前記カートン群は、所定数の前記カートンからなり、
搬送されている前記カートンの個数を前記所定数または前記所定数の整数倍の数ごとに数えるカウント工程と、
前記カウント工程で数えた前記所定数または前記整数倍の数ごとに前記カートンを区分する区分工程と、を備え、
前記区分工程は、前記カウント工程で数えた前記所定数または前記整数倍の数ごとに前記カートンの搬送を停止した後に停止した当該カートンの搬送を再開し、前記所定数または前記整数倍の数ごとの前記カートンどうしの間隔をあけて区分し、
前記振分工程は、前記区分工程で区分された前記所定数または前記整数倍の数ごとに前記カートンを振り分ける
ことを特徴とする請求項2に記載のカートン振分方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ティシュペーパを収容するカートンを区分する方法と、ティシュペーパを収容するカートンを振り分ける方法とに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ティシュペーパを収容したカートン(いわゆる「ボックスティシュ」)は、個別に単数で販売されるほか、複数がまとめて一パックに包装された形態で販売されている。たとえば、五つや二つといった複数のカートンがフィルムで一つにラッピングされた包装パック体として店頭に並べられている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-189213号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のように所定数のカートンが一パックにまとめられた包装パック体を製造するには、一パックに包装される所定数のカートンごとに扱えなければ、所定数のカートンを一パックの単位で包装する効率が低下しうる。よって、所定数のカートンを一パックの単位で包装する効率を高めるうえで改善の余地がある。
【0005】
本件は、上記の課題に鑑みて創案されたものであり、所定数のカートンを一パックの単位で包装する効率を高めることを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用および効果であって、従来の技術では得られない作用および効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここで開示のカートン区分方法は、ティシュペーパを収容する所定数のカートンからなるカートン群を一パックの単位で包装するラッピング工程へ向けて連続的に搬送される前記カートンを区分する。本方法は、搬送されている前記カートンの個数を前記所定数または前記所定数の整数倍の数ごとに数えるカウント工程と、前記カウント工程で数えた前記所定数または前記整数倍の数ごとに前記カートンを区分する区分工程と、を備えている。前記区分工程は、前記カウント工程で数えた前記所定数または前記整数倍の数ごとに前記カートンの搬送を停止した後に停止した当該カートンの搬送を再開し、前記所定数または前記整数倍の数ごとの前記カートンどうしの間隔をあけて区分する。
また、ここで開示のカートン振分方法は、ティシュペーパを収容する複数のカートンからなるカートン群を一パックの単位で包装するラッピング工程が並列的に実施され、前記ラッピング工程へ向けて連続的に搬送される前記カートンを振り分ける。本方法は、前記ラッピング工程のそれぞれへ向けて前記カートンを搬送するパラレル工程と、直列的に搬送されている前記カートンを前記パラレル工程で前記複数の前記ラッピング工程のそれぞれへ搬送される前記カートンに振り分ける振分工程と、を備えている。
【発明の効果】
【0007】
本件によれば、所定数のカートンを一パックの単位で包装する効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ティシュペーパの収容されたカートンの分解斜視図である。
複数のカートンが一つにまとめられた包装パック体を模式的に示す斜視図である。
包装パック体の製造過程の概要を示す模式図である。
検査パートの上流部を模式的に示す上面図である。
検査パートの下流部を模式的に示す上面図である。
資材準備方法を説明するフローチャートである。
カートン区分方法,カートン振分方法の含まれるカートン検査方法を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を説明する。
本実施形態では、ティシュペーパを収容した複数のカートンがまとめて一パックに包装された包装パック体の製造方法を説明する。この製法には、カートンの資材を準備する方法(資材準備方法),カートンを検査する方法(カートン検査方法),カートンを区分する方法(カートン区分方法),カートンを振り分ける方法(カートン振分方法)といった種々の方法が含まれる。
【0010】
本製法では、製造対象の包装パック体に製造される種々の半製品が連続的に搬送され、包装パック体が順次製造される。
本実施形態では、説明で用いる方法をつぎのように定める。
重力の作用方向を下方とし、下方の反対方向を上方とする。包装パック体に製造されるさまざまな半製品が搬送される方向を搬送方向とし、搬送方向を基準に上流および下流を定める。また、水平方向において搬送方向に直交する方向を幅方向とする。なお、搬送方向はいわゆる「MD方向」であり、幅方向はいわゆる「CD方向」であり、搬送方向および幅方向の双方に直交する方向はいわゆる「TD方向」である。
(【0011】以降は省略されています)
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