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公開番号
2025105970
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025077273,2023545352
出願日
2025-05-07,2022-01-28
発明の名称
ベビーカーの輪群制動装置
出願人
ワンダーランド スイツァーランド アーゲー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62B
9/08 20060101AFI20250703BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】足の面でペダルを持ち上げる必要がなく、使用者の靴の表面の清潔を保証するベビーカーの輪群制動装置の提供。
【解決手段】本発明は、ベビーカーの第1の車輪に配置され第1の車輪をロックまたはロック解除する第1の制動機構と、ベビーカーの第2の車輪に配置され第2の車輪をロックまたはロック解除する第2の制動機構と、第1の制動機構と第2の制動機構との間に接続された牽引部材と、ベビーカーのフレームに設けられた駆動機構を備え、駆動機構は、牽引部材を介して第1の制動機構および第2の制動機構に接続されており、一方向に操作されることで、牽引部材を介して第1の制動機構と第2の制動機構を同時に駆動して、第1の車輪および第2の車輪をロックするように構成されており、駆動機構は、ベビーカーのフレームに固定する固定ベースと、固定ベースに固定され、環状にスライド可能に配置された係合機構とを備える。
【選択図】図16A
特許請求の範囲
【請求項1】
ベビーカーの第1の車輪に配置され、前記第1の車輪をロックまたはロック解除する第1の制動機構と、
前記ベビーカーの第2の車輪に配置され、前記第2の車輪をロックまたはロック解除する第2の制動機構と、
前記第1の制動機構と前記第2の制動機構との間に接続された牽引部材と、
前記ベビーカーのフレームに設けられた駆動機構であって、前記駆動機構は、前記牽引部材を介して前記第1の制動機構および前記第2の制動機構に接続されており、一方向に操作されることで、前記牽引部材を介して前記第1の制動機構と前記第2の制動機構を同時に駆動して、前記第1の車輪および前記第2の車輪をロックするように構成された駆動機構と、を備え、
前記駆動機構は、前記ベビーカーのフレームに固定する固定ベースと、前記固定ベースに固定され、環状にスライド可能に配置された係合機構と、を備える、
ベビーカーの輪群制動装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記駆動機構は、さらに前記固定ベースに回転可能に設けられた駆動部材を含み、
前記駆動部材の側面には、環状溝を備え、
前記環状溝には前記係合機構に係合するための係合溝と、ロック解除溝と、前記係合溝と前記ロック解除溝との間に前記係合機構を案内するためのガイド溝とを有し、
前記係合機構は、前記環状溝にスライド可能に配置されている、
請求項1に記載のベビーカーの輪群制動装置。
【請求項3】
前記係合機構は係合トーションバネであり、前記係合トーションバネは、前記固定ベースに固定される固定部と、前記固定部から延出されたトーションバネヘッドとを含み、前記トーションバネヘッドは、前記環状溝にスライド可能に配置されている、
請求項2に記載のベビーカーの輪群制動装置。
【請求項4】
前記駆動部材が第1の方向に沿って枢動し前記牽引部材を介して前記第1の制動機構と前記第2の制動機構が前記第1の車輪と前記第2の車輪をロックするように駆動する場合、前記トーションバネヘッドは、前記係合溝に当接し、
前記駆動部材が前記第1の方向と反対する第2の方向に沿って枢動し前記牽引部材を介して前記第1の制動機構と前記第2の制動機構とが前記第1の車輪と前記第2の車輪をロック解除するように駆動する場合、前記トーションバネヘッドは、前記係合溝から離れる、
請求項3に記載のベビーカーの輪群制動装置。
【請求項5】
前記ガイド溝は、さらに第1のガイド溝及び第2のガイド溝を含み、前記第1のガイド溝と前記第2のガイド溝との間に前記係合溝及び前記ロック解除溝が設けられており、前記駆動部材が初期位置に位置する場合、前記トーションバネヘッドは、前記ロック解除溝に位置している、
請求項3に記載のベビーカーの輪群制動装置。
【請求項6】
前記第1のガイド溝と前記ロック解除溝との角度は、90°よりも大きく、前記第2のガイド溝と前記係合溝との角度は、90°よりも大きい、
請求項5に記載のベビーカーの輪群制動装置。
【請求項7】
前記第1のガイド溝、前記係合溝、前記第2のガイド溝及び前記ロック解除溝のうちの少なくとも1つの溝の底面は、反時計方向に沿って溝の一端から他端まで高くなるように設けられており、これにより、前記第1のガイド溝、前記係合溝、前記第2のガイド溝及び前記ロック解除溝のうちの少なくとも2つの隣接する溝の底面同士との間に段差構造を形成している、
請求項5または6に記載のベビーカーの輪群制動装置。
【請求項8】
前記係合溝は、溝の延びる方向に沿って2つのセグメントに分け、前記2つのセグメントの底面との間に段差構造が形成され、前記第1のガイド溝に近いセグメントの底面は、前記第2のガイド溝に近いセグメントの底面よりも高い、
請求項5または6に記載のベビーカーの輪群制動装置。
【請求項9】
前記係合溝の内側壁は、前記トーションバネヘッドを位置決めするための凹部を含む、
請求項2から6の何れか1項に記載のベビーカーの輪群制動装置。
【請求項10】
前記駆動機構は、リセットトーションバネをさらに備え、前記リセットトーションバネの弾性力により、前記駆動部材を初期位置に復帰させる、
請求項3から6の何れか1項に記載のベビーカーの輪群制動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベビーカーに関し、特に、ベビーカーの輪群制動装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のベビーカーの輪群制動装置は、一般的に2つの後輪に設置されており、各後輪には踏むためのペダルが設置されており、いずれかのペダルを踏むと、牽引部材を介して他のペダルを同時に動かすことができ、さらに、ベビーカーの2つの後輪を同時にブレーキすることができる。ロック解除時には、足の面を使っていずれかのペダルを持ち上げるだけで、2つのペダルを同時に動かして2つの後輪を同時にロック解除することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
既存のベビーカーは、一回踏みで2つのブレーキの効果を得ることができるが、ロック解除時には、足の面を使ってペダルを持ち上げると使用者の靴の表面が汚れることが多く、使用者はロック解除のたびに靴の表面を清潔にする必要があり、使用するのが嫌になる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、第1の制動機構と、第2の制動機構と、牽引部材とを含むベビーカーの輪群制動装置を提供し、第1の制動機構は、ベビーカーの第1の車輪に設けられ、第1の車輪をロック又はロック解除するために使用され、第2の制動機構は、ベビーカーの第2の車輪に設けられ、第2の車輪をロック又はロック解除するために使用され、牽引部材は、第1の制動機構と第2の制動機構との間に接続されていることで、ロック又はロック解除する時に該第1の制動機構と該第2の制動機構とを互いに連動させ、ロック時の操作方向がロック解除時の操作方向と同方向になる。
【0005】
本発明は、第1の車輪に第1の制動機構を設け、第2の車輪に第2の制動機構を設け、第1の制動機構及び第2の制動機構を牽引部材を用いて接続し、ロック時の操作方向とロック解除時の操作方向とが同方向である。これにより、ロック及びロック解除の操作を簡単に便利にすることができ、足の面でペダルを持ち上げる必要がなく、使用者の靴の表面の清潔を保持することができる。
【0006】
第1の制動機構は、第1の車輪をロックする場合、牽引部材を介して、第2の制動機構が第2の車輪をロックするように駆動し、第2の制動機構は、第2の車輪をロック解除する場合、牽引部材を介して、第1の制動機構が第1の車輪をロック解除するように駆動する。これにより、一方の踏みで両車輪が同時ブレーキされ、他方の踏みで両車輪が同時にロック解除され、操作が簡単で便利で、靴の面でペダルを持ち上げる必要がない。
【0007】
一実施例では、第1の制動機構は、第1の軸ピンを含み、第1の軸ピンは、第1の車輪をロック又はロック解除し、第2の制動機構は、第2の軸ピンを含み、第2の軸ピンは解除第2の車輪をロック又はロックする。
【0008】
具体的に、第1の制動機構は、さらに、第1の軸ピンを駆動する第1の駆動部材を含み、第2の制動機構は、さらに、第2の軸ピンを駆動する第2の駆動部材を含み、牽引部材は、第1の駆動部材と第2の駆動部材との間に接続されている。
【0009】
具体的に、第1の駆動部材は、回転可能に設けられ、第1の駆動部材の側面に第1の駆動斜面が設けられており、第1の制動機構は、さらに、第1の弾性部材を含み、第1の軸ピンは、スライド可能に設けられ、第1の駆動部材が回転する場合に第1の駆動斜面の押圧により第1の車輪に挿入し、又は、第1の弾性部材の弾性力により第1の車輪から退出する。
【0010】
具体的に、第1の駆動斜面の一端にロック位置が設けられており、他端にロック解除位置が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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