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公開番号
2025104567
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222462
出願日
2023-12-28
発明の名称
飼料用組成物、並びに、その製造方法、それを用いた飼料及び家畜への給餌方法
出願人
白鶴酒造株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A23K
10/38 20160101AFI20250703BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】醸造酒の製造において使用された活性炭を有効活用することができ、高品質の飼料用組成物、並びに、その製造方法、それを用いた飼料及び家畜への給餌方法提供すること。
【解決手段】植物と、醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭との発酵産物を含む飼料用組成物、並びに、その製造方法、それを用いた飼料及び家畜への給餌方法である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
植物と、醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭との発酵産物を含むことを特徴とする飼料用組成物。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記植物が、イネ科の植物又はマメ科の植物を含む、請求項1に記載の飼料用組成物。
【請求項3】
リンゴ酸、クエン酸、コハク酸、乳酸及び酢酸の合計含有量が0.7質量%以上である、請求項1に記載の飼料用組成物。
【請求項4】
乳酸及び酢酸の合計含有量が0.5質量%以上である、請求項1に記載の飼料用組成物。
【請求項5】
請求項1から4のいずれかに記載の飼料用組成物の製造方法であって、
植物と、醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭とを発酵させて発酵産物を得る発酵工程を含むことを特徴とする飼料用組成物の製造方法。
【請求項6】
請求項1から4のいずれかに記載の飼料用組成物を含むことを特徴とする飼料。
【請求項7】
請求項1から4のいずれかに記載の飼料用組成物を家畜に給餌する給餌工程を含むことを特徴とする家畜への給餌方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、飼料用組成物、並びに、その製造方法、それを用いた飼料及び家畜への給餌方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
醸造酒の製造では、活性炭が使用されている。例えば、清酒の製造では、清酒の清澄濾過において、活性炭が使用されている。この清澄濾過に使用された活性炭(以下、「清酒処理炭」と称することがある。)は堆肥や肥料として利用されている。しかしながら、清酒処理炭は非常に安価で引き取りされているため、さらなる有効活用が課題として挙げられる。
【0003】
清酒処理炭については、pol阻害活性があることなどが報告されている(例えば、非特許文献1参照)。
【0004】
他方で、炭には家畜が食べることで、糞の臭気の低減(例えば、非特許文献2参照)、下痢の防止(例えば、非特許文献3参照)、体重の増加効果(例えば、非特許文献4参照)があることが知られている。
【0005】
上記したように、醸造酒の製造において使用された活性炭の新たな活用方法が求められている。また、家畜に与える飼料には、高品質であることが求められており、高品質の飼料として有用な新たな素材の開発が求められているのが現状である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
水品善之、兵庫県内の食品産業廃棄物の有効利用を目指した新規な健康機能性食品の開発、ひょうご科学技術協会 学術研究助成成果報告書(2013)
佐々木浩一、他、籾殻炭添加飼料給与による豚糞からの臭気低減効果、秋田県農林水産技術センター畜産試験場、23号、48~53ページ、2009年3月
青木康浩、他、炭の給与が子牛の糞性状、健康状態および発育に及ぼす影響、日本家畜管理学会・応用動物行動学会合同2010年度春季研究発表会(2010)
飛岡 久弥、濃厚飼料多給下の褐毛和種肥育牛の成長に及ぼす活性炭給与の効果、九州東海大学農学部紀要、九州東海大学農学部、14巻、49~55ページ、1995年3月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、醸造酒の製造において使用された活性炭を有効活用することができ、高品質の飼料用組成物、並びに、その製造方法、それを用いた飼料及び家畜への給餌方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、植物と、醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭とを発酵させることで、醸造酒の製造において使用された活性炭を有効活用することができ、高品質の飼料用組成物、並びに、その製造方法、それを用いた飼料及び家畜への給餌方法を提供することができることを知見した。
【0009】
本発明は、本発明者らによる前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては以下のとおりである。すなわち、
<1> 植物と、醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭との発酵産物を含むことを特徴とする飼料用組成物である。
<2> 前記<1>に記載の飼料用組成物の製造方法であって、
植物と、醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭とを発酵させて発酵産物を得る発酵工程を含むことを特徴とする飼料用組成物の製造方法である。
<3> 前記<1>に記載の飼料用組成物を含むことを特徴とする飼料である。
<4> 前記<1>に記載の飼料用組成物を家畜に給餌することを含むことを特徴とする家畜への給餌方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、醸造酒の製造において使用された活性炭を有効活用することができ、高品質の飼料用組成物、並びに、その製造方法、それを用いた飼料及び家畜への給餌方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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