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公開番号
2025104191
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2024062847
出願日
2024-04-09
発明の名称
ボイドスリーブ
出願人
因幡電機産業株式会社
,
株式会社長谷工コーポレーション
,
東洋設備株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
E04G
15/06 20060101AFI20250702BHJP(建築物)
要約
【課題】従来に比べて廃棄物を削減することができるとともに、コンクリート製の区画構造物の造成後に除去する際の作業性に優れるボイドスリーブを提供する。
【解決手段】コンクリート(C)製の区画構造物(8)に貫通孔(8H)を形成するために用いられるボイドスリーブ(1)は、樹脂製であり、筒状の周壁部(20)と、周壁部(20)の下端部から内向きに延びる底板部(25)とを有するスリーブ本体(2)を備える。底板部(25)に貫通穴(26)が形成されている
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
コンクリート製の区画構造物に貫通孔を形成するために用いられるボイドスリーブであって、
樹脂製であり、
筒状の周壁部と、前記周壁部の下端部から内向きに延びる底板部と、を有するスリーブ本体を備え、
前記底板部に貫通穴が形成されているボイドスリーブ。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記貫通穴を有する前記底板部の内側端部における下面側に、上下方向の隙間が形成されている請求項1に記載のボイドスリーブ。
【請求項3】
前記スリーブ本体が、周方向に分割された複数の分割体で構成されている請求項1又は2に記載のボイドスリーブ。
【請求項4】
複数の前記分割体どうしが、一方に設けられた連結部と他方に設けられた被連結部との圧入によって連結される請求項3に記載のボイドスリーブ。
【請求項5】
複数の前記分割体どうしの周方向の対向部位に、一方から周方向に突出して他方を径方向内側から支持する突出支持部が設けられている請求項3に記載のボイドスリーブ。
【請求項6】
複数の前記分割体どうしの周方向の当接部位を前記底板部に有し、
前記当接部位において複数の前記分割体どうしが当接した状態で、複数の前記分割体の前記周壁部どうしの間に周方向の隙間が形成される請求項3に記載のボイドスリーブ。
【請求項7】
前記周壁部の上端縁に全周に亘って係合し、コンクリートによる外圧が作用した際の前記周壁部の径方向内側への撓み変形を防止する撓み防止部材をさらに備える請求項1又は2に記載のボイドスリーブ。
【請求項8】
前記撓み防止部材が、前記周壁部の前記上端縁への係合を案内する係合案内部を有する請求項7に記載のボイドスリーブ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボイドスリーブに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物の骨格をなすコンクリート製の区画構造物に貫通孔を形成するために、ボイドスリーブが利用されている。筒状のボイドスリーブを配置した状態で当該ボイドスリーブの周囲にコンクリートを打設し、その後コンクリートが固まると、貫通孔を有するコンクリート製の区画構造物が造成される。
【0003】
このようなボイドスリーブとしては、例えば特開2021-134550号公報(特許文献1)に開示されているような、クラフト紙等の紙材からなるもの(紙製ボイドスリーブ)が好適に使用されている。
【0004】
例えば建築物の防火性能を担保するためには、コンクリート製の区画構造物を造成した後に、可燃性の紙製ボイドスリーブを取り除く必要がある。しかし、一度使用して取り除いた紙製ボイドスリーブは廃棄せざるを得ず、廃棄物が増大することは環境保護の点から好ましくない。また、紙製ボイドスリーブは固まったコンクリートからの剥離性が悪く、その除去作業は時間と手間を要するものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-134550号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来に比べて廃棄物を削減することができるとともに、コンクリート製の区画構造物の造成後に除去する際の作業性に優れるボイドスリーブの実現が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るボイドスリーブは、
コンクリート製の区画構造物に貫通孔を形成するために用いられるボイドスリーブであって、
樹脂製であり、
筒状の周壁部と、前記周壁部の下端部から内向きに延びる底板部と、を有するスリーブ本体を備え、
前記底板部に貫通穴が形成されている。
【0008】
この構成によれば、ボイドスリーブを樹脂で構成することで、一度使用して取り除いた後に再利用することができる。よって、従来使用されてきたような紙製ボイドスリーブを用いる場合に比べて、廃棄物を削減することができる。また、スリーブ本体における底板部に貫通穴が形成されているので、コンクリート製の区画構造物の造成後に除去する際に、底板部の貫通穴から底板部の下面側に、取り外し用の工具の先端部を容易に挿入することができる。よって、除去する際の作業性を向上させることができる。
【0009】
以下、本発明の好適な態様について説明する。但し、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定される訳ではない。
【0010】
一態様として、
前記貫通穴を有する前記底板部の内側端部における下面側に、上下方向の隙間が形成されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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