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公開番号
2025102845
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2025050339,2023501461
出願日
2025-03-25,2021-07-16
発明の名称
消耗品
出願人
ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド
,
Nicoventures Trading Limited
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24B
15/167 20200101AFI20250701BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】本開示は、物質送達システムにおける使用のための消耗品であって、ミント香味組成物を含む、消耗品、並びに消耗品を生産する方法、及びミントの香りをもたらすための植物性物質の使用にさらに関連する。
【解決手段】物質送達システムにおける使用のための消耗品であって、ミント香味組成物を含み、該ミント香味組成物が、(i)第1の植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物;(ii)第2の異なる植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物;を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物質送達システムにおける使用のための消耗品であって、ミント香味組成物を含み、該ミント香味組成物が、
(i)第1の植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物;
(ii)第2の異なる植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物;
を含み、
前記第1及び第2の植物性物質が、シソ科、フウロソウ科、キク科、フトモモ科、又はツツジ科のメンバーから選択され;
但し、前記第1の植物性物質が、メンタ×ピペリタ、メンタ・ビリディス、ミドリハッカ、セイヨウハッカ、及びタイワンハッカからなる群から選択される、スペアミント又はペパーミントである場合、前記第2の植物性物質が、メンタ×ピペリタ、メンタ・ビリディス、ミドリハッカ、セイヨウハッカ、及びタイワンハッカからなる群から選択される、スペアミント又はペパーミントではなく;
前記組成物が、ミントの他に、(i)及び/又は(ii)によってもたらされる香りを有し、前記消耗品が、エアロゾル形成体材料、活性物質、基材材料、又はその組み合わせから選択される少なくとも1種の成分をさらに含む、消耗品。
続きを表示(約 2,700 文字)
【請求項2】
前記第1及び第2の植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物のうちの少なくとも1つが、シソ科のメンバーである、請求項1に記載の消耗品。
【請求項3】
前記第1及び第2の植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物のうちの少なくとも1つが、メンタエ連のメンバーである、請求項2に記載の消耗品。
【請求項4】
前記第1及び第2の植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物のうちの少なくとも1つが、メンタ属のメンバーである、請求項3に記載の消耗品。
【請求項5】
前記第1及び第2の植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物のうちの少なくとも1つが、ツツジ科のメンバー、例えば、シラタマノキ属のメンバーである、請求項1~4のいずれか一項に記載の消耗品。
【請求項6】
前記第1及び第2の植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物のうちの少なくとも1つが、ユーカリ属のメンバーである、請求項1~5のいずれか一項に記載の消耗品。
【請求項7】
前記第1及び第2の植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物のうちの少なくとも1つが、フウロソウ科、キク科、フトモモ科、ツツジ科、又はシソ科のメンバーであるが、メンタ属のメンバーではない、請求項1又は2に記載の消耗品。
【請求項8】
前記第1及び第2の植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物のうちの少なくとも1つが、アガスタケ・ルゴセ、カラミンサ・ネペタ、レモンマリーゴールド、ペラルゴニウム「パンジェント・ペパーミント」、ペラルゴニウム×スカルボロビア、マウンテンミント、ミクロメリア・フルチコセ、ユーカリ・ラディアータ、アガスタケ・ルペストリス「アパッチサンセット」、サルビア・エレガンス、サルビア・エレガンス「タンジェリン」、サルビア・ドリシアナ、サルビア・エレガンス「ハニーメロン」、サルビア・ディスコロル、サルビア・メリッソドラ、バジル「シナモン」、バジル「アニス」オシマム・セロイ、チムス種、チムス「TM122」、チムス種、又はそのハイブリッド及び/若しくは栽培品種からなる群から選択される、請求項7に記載の消耗品。
【請求項9】
前記第1及び第2の植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物のうちの少なくとも1つが、
メンタ×ピペリタ、メンタ・ビリディス、ミドリハッカ、セイヨウハッカ、
タイワンハッカ、マルバハッカ、パイナップルミント、
メリッサ・オフィシナリス、レモンミント、
バジルミント、ライムミント、
グレープフルーツミント、ストロベリーミント、オレンジミント、オーデコロンミント、タイマツバナ、チョコレートミント、
ラベンダーミント、ジンジャーミント、ジンジャーミント「バリエガータ」、バナナミント、メンタ・アクアティカ、ケンタッキーカーネルミント、モヒートミント、モロッコミント、メンタ・サカリネンシス、アガスタケ・ルゴセ、カーリーミント「ペルシャ」、
ミドリハッカ「ロシア」、コルシカミント、ヨウシュハッカ、ヨウシュハッカ変種カナデンシス、ニホンハッカ、エジプシャンミント、カラミンサ・ネペタ、リバーミント、メンタ・ピペリタ「キャニオン」、メンタ「ワイルドベリー」、
メンタ「スイートペア」、メンタ・ラクシフローラ、メンタ「アイスドヘーゼルナッツ」、
メンタ「ベリーアンドクリーム」、メンタ「ピンクキャンディポップス」、メンタ「マーシュマロウ」、メンタ「オレガノ-タイム」、メンタ「シスタージュリーズウィンターグリーン」、
メンタ「ジムズキャンディライム」、メンタ「マルガリータ」、メンタ「スイートベイ」、
マウンテンミント、ミクロメリア・フルチコセ、
ペラルゴニウム「パンジェント・ペパーミント」、ペラルゴニウム×スカルボロビア、
アガスタケ・ルペストリス「アパッチサンセット」、サルビア・エレガンス、サルビア・エレガンス「タンジェリン」、ユーカリ・ラディアータ、レモンマリーゴールド、サルビア・ドリシアナ、
サルビア・エレガンス「ハニーメロン」、サルビア・ディスコロル、サルビア・メリッソドラ、
バジル「シナモン」、バジル「アニス」、オシマム・セロイ、チムス種、チムス「TM122」、チムス種、ヒメコウジ、又はそのハイブリッド及び/若しくは栽培品種からなる群から選択される、請求項1~8のいずれか一項に記載の消耗品。
【請求項10】
前記第1及び第2の植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物のそれぞれが、
(1)メンタ・アクアティカ、レモンミント、ラベンダーミント、ミドリハッカ、マルバハッカ「バリエガータ」、グレープフルーツミント、ジンジャーミント「バリエガータ」、メンタ×ピペリタ、ケンタッキーカーネルミント、又はそのハイブリッド及び/若しくは栽培品種;
(2)メンタ×ピペリタ、マルバハッカ、オレンジミント、ライムミント、ミドリハッカ、ストロベリーミント、又はそのハイブリッド及び/若しくは栽培品種;
(3)リバーミント、オレンジミント、メンタ×ピペリタ「キャニオン」、マルバハッカ「バリエガータ」、バジルミント、ミドリハッカ、チョコレートミント、メンタ「ワイルドベリー」、又はそのハイブリッド及び/若しくは栽培品種;
(4)モロッコミント、マルバハッカ、カーリーミント「ペルシャ」、レモンミント、ジンジャーミント「バリエガータ」、ケンタッキーカーネルミント、ライムミント、マルバハッカ「バリエガータ」、又はそのハイブリッド及び/若しくは栽培品種;
(5)メンタ×ピペリタ、チョコレートミント、メンタ「スイートペア」、ミドリハッカ、バナナミント、ベルガモットミント、メンタ「ワイルドベリー」、レモンミント、チョコレートミント、又はそのハイブリッド及び/若しくは栽培品種;或いは
(6)メンタ×ピペリタ、グレープフルーツミント、ライムミント、ミドリハッカ、レモンミント、ストロベリーミント、マルバハッカ「バリエガータ」、ベルガモットミント、メンタ「スイートペア」、ラベンダーミント、又はそのハイブリッド及び/若しくは栽培品種から独立に選択される、請求項1~9のいずれか一項に記載の消耗品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、物質送達システムにおける使用のための消耗品であって、ミント香味組成物を含む、消耗品に関連する。本開示は、消耗品を生産する方法、及びミントの香りをもたらすための植物性物質の使用にさらに関連する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景】
【0002】
香味組成物は、送達される物質の、使用者の体験を高めるために、多様な物質送達システムにおいて使用される。エアロゾル供給システム、例えば、eシガレットは、一般に、エアロゾル化可能な材料、例えば、典型的には、加香剤及び任意の活性原料を含む原液のリザーバを含有し、それから、例えば、気化によってエアロゾルが生成されて、使用者に吸入される。他の原材料、例えば、活性原料及び/又は加香剤若しくは香味料を含む、ゲル又は固体材料は、加熱デバイスにおいて、同様にエアロゾル化され得る。香味は、タバコロッドの一端部に取り付けられたフィルター要素を介して、又はタバコ材料を直接介して、喫煙品、例えば、紙巻タバコに導入され得る。エアロゾルフリー送達システムにおいて、香味は、パウチ状経口製品、例えば、無煙タバコ製品、又はタバコフリー基材を含有する経口製品の形態で送達され得る。
【0003】
しかし、製品の種類にかかわらず、香味が、楽しめる形態で、且つ広範囲なプロフィールにわたって使用者に送達されることが重要である。特に、送達される香味を、消費者の好み及び/又は任意の規制の制限を含む、他の要件に合わせることができる場合が望ましい。例えば、特定の味及び/又は香りプロフィールで、感覚的体験を生み出すように、香味を調合することが好ましいことがある。
【概要】
【0004】
一態様において、本開示は、物質送達システムにおける使用のための消耗品であって:(i)第1の植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物;(ii)第2の異なる植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物を含むミント香味組成物であり;第1及び第2の植物性物質が、シソ科(Lamiaceae)、フウロソウ科(Geraniaceae)、キク科(Asteraceae)、フトモモ科(Myrtaceae)、又はツツジ科(Ericaceae)のメンバーから選択され;但し、第1の植物性物質が、メンタ×ピペリタ(Mentha×piperita)、メンタ・ビリディス(Mentha viridis)、ミドリハッカ(Mentha spicata)、セイヨウハッカ(Mentha balsamea)、及びタイワンハッカ(Mentha haplocalyx)からなる群から選択される、スペアミント又はペパーミントである場合、第2の植物性物質が、メンタ×ピペリタ、メンタ・ビリディス、ミドリハッカ、セイヨウハッカ、及びタイワンハッカからなる群から選択される、スペアミント又はペパーミントではなく;組成物が、ミントの他に、(i)及び/又は(ii)によってもたらされる香りを有し;消耗品が、エアロゾル形成体材料、活性物質、基材材料、又はその組み合わせから選択される、少なくとも1種の成分をさらに含む、ミント香味組成物を含む、消耗品を提供する。
【0005】
別の態様において、本開示は、本明細書に記載の消耗品を含有する容器又は包装を提供する。
【0006】
別の態様において、本開示は、本明細書に記載の消耗品又は本明細書に記載の容器又は包装を含む物質送達システムを提供する。
【0007】
別の態様において、本開示は、本明細書で定められた消耗品を調製する方法であって:(i)第1の植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物を用意するステップ;(ii)第2の異なる植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物を用意するステップであり;第1及び第2の植物性物質が、シソ科、フウロソウ科、キク科、フトモモ科、又はツツジ科のメンバーから選択され;但し、第1の植物性物質がスペアミント又はペパーミントである場合、第2の植物性物質がスペアミント又はペパーミントではない、ステップ;(iii)(i)及び(ii)を接触させて、ミント香味組成物を調製するステップ;(iv)ミント香味組成物をエアロゾル形成体材料、活性物質、基材材料、又はその組み合わせから選択される、さらなる成分と組み合わせて、消耗品を調製するステップを含む、方法を提供する。
【0008】
別の態様において、本開示は、ミントの他の香りをもたらすための、ミント香味組成物における、植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物の使用であって、植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物が、フウロソウ科、キク科、フトモモ科、ツツジ科、又はシソ科のメンバーから選択されるが、メンタ(Mentha)属のメンバーではなく、組成物が、物質送達システムにおける使用のためのものである、使用を提供する。
【0009】
別の態様において、本開示は、物質送達システムの使用者にミントの香りをもたらすための、植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物の使用であって、植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物が、メンタ属以外の属のメンバーである、使用を提供する。
【0010】
別の態様において、本開示は、ミントの他の香りをもたらすための、物質送達システム用の消耗品における、植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物の使用であって、植物性物質、又はその構成成分、誘導体、若しくは抽出物が、シソ科、フウロソウ科、キク科、フトモモ科、又はツツジ科のメンバーから選択され、消耗品が、エアロゾル形成体材料、活性物質、基材材料、又はその組み合わせから選択される、少なくとも1種の成分をさらに含む、使用を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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