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公開番号
2025101624
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218594
出願日
2023-12-25
発明の名称
情報処理システム、患者データ管理サーバ、アプリ管理サーバ、情報処理方法及びプログラム
出願人
株式会社CureApp
代理人
個人
,
個人
主分類
G16H
10/60 20180101AFI20250630BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】患者データを閲覧するユーザの作業負担を軽減する。
【解決手段】医療機関の端末と、患者毎に処方される患者アプリの利用状況を管理するアプリ管理サーバと、患者アプリを通じて入力された患者データを管理する患者データ管理サーバとを有する情報処理システムであり、アプリ管理サーバにログインしているが、患者データ管理サーバにログインしていないユーザが操作する医療機関の端末が、特定の患者に関する患者データの閲覧を求める操作を受け付けた場合、医療機関の端末は、操作を特定する識別子をアプリ管理サーバから取得して、特定の患者に関する患者データを管理する患者データ管理サーバに通知し、患者データ管理サーバは、識別子の認可をその発行元であるアプリ管理サーバに要求し、アプリ管理サーバにより識別子が認可された場合、患者データ管理サーバは、特定の患者に関する患者データを医療機関の端末のブラウザに表示する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
医療機関の端末と、患者毎に処方される患者アプリの利用状況を管理するアプリ管理サーバと、当該患者アプリを通じて入力された患者データを管理する患者データ管理サーバとを有する情報処理システムであり、
前記アプリ管理サーバにログインしているが、前記患者データ管理サーバにログインしていないユーザが操作する前記医療機関の端末が、特定の患者に関する前記患者データの閲覧を求める操作を受け付けた場合、
前記医療機関の端末は、前記操作を特定する識別子を前記アプリ管理サーバから取得して、前記特定の患者に関する前記患者データを管理する前記患者データ管理サーバに通知し、
前記患者データ管理サーバは、前記識別子の認可を当該識別子の発行元である前記アプリ管理サーバに要求し、
前記アプリ管理サーバにより前記識別子が認可された場合、前記患者データ管理サーバは、前記特定の患者に関する前記患者データを前記医療機関の端末のブラウザに表示する、
情報処理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記識別子は、少なくとも前記ユーザと前記特定の患者と前記患者アプリを特定する情報を含むワンタイムトークンである、
請求項1記載の情報処理システム。
【請求項3】
1又は複数のプロセッサを有する、患者毎に処方される患者アプリを通じて入力された患者データを管理する患者データ管理サーバであり、
前記1又は複数のプロセッサは、
自サーバにログインしていないユーザが操作する医療機関の端末から、特定の患者に関する前記患者データの閲覧の操作を特定する識別子の通知を受けた場合、
前記識別子の発行元であり、前記患者アプリの利用状況を管理するアプリ管理サーバに対して当該識別子の認可を要求し、
前記アプリ管理サーバにより前記識別子が認可された場合、前記特定の患者に関する前記患者データを前記医療機関の端末のブラウザに表示する、
患者データ管理サーバ。
【請求項4】
前記識別子は、少なくとも前記ユーザと前記特定の患者と前記患者アプリを特定する情報を含むワンタイムトークンである、
請求項3記載の患者データ管理サーバ。
【請求項5】
前記1又は複数のプロセッサは、
前記アプリ管理サーバにより前記識別子が認可されなかった場合、前記特定の患者に関する前記患者データを前記医療機関の端末のブラウザに表示しない、
請求項3記載の患者データ管理サーバ。
【請求項6】
前記1又は複数のプロセッサは、
前記アプリ管理サーバから前記識別子の無効が通知された場合、前記特定の患者の前記患者データを前記医療機関の端末のブラウザに表示しない、
請求項3記載の患者データ管理サーバ。
【請求項7】
前記1又は複数のプロセッサは、
前記識別子が前記アプリ管理サーバで認可された場合、当該アプリ管理サーバから通知を受けたアクセストークンを使用して、
前記医療機関の端末から受け付けた前記患者データに対する更新の内容を前記アプリ管理サーバに通知する、
請求項3記載の患者データ管理サーバ。
【請求項8】
1又は複数のプロセッサを有する、患者に処方される患者アプリの利用状況を管理するアプリ管理サーバであり、
前記1又は複数のプロセッサは、
自サーバにログインしているユーザが操作する医療機関の端末から、特定の患者に関する患者データの閲覧を求める操作を受け付けた場合、
前記操作を特定する識別子を発行して前記医療機関の端末に通知し、
前記患者アプリを通じて入力された患者データを管理する患者データ管理サーバから前記識別子の認可が要求された場合、当該識別子を認可するか否かを判定する、
アプリ管理サーバ。
【請求項9】
前記識別子は、少なくとも前記ユーザと前記特定の患者と前記患者アプリを特定する情報を含むワンタイムトークンである、
請求項8記載のアプリ管理サーバ。
【請求項10】
前記1又は複数のプロセッサは、
前記識別子を認可した場合、当該認可から一定の期間の間、前記患者データ管理サーバから自サーバへのアクセスを許可する、
請求項8記載のアプリ管理サーバ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システム、患者データ管理サーバ、アプリ管理サーバ、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、薬機法の承認を受けたプログラム医療機器(以下「治療アプリ」という。)を利用した診療が開始されている。
治療アプリには、医師が使用する医師アプリと患者が使用する患者アプリがある。現行システムの場合、患者アプリの処方に関する情報は、専用サーバ(以下「アプリ管理サーバ」という。)で一括管理され、患者アプリを通じて入力される患者の生体情報その他の患者データは、疾患別や患者アプリを提供するサービス事業者別に用意される専用の管理サーバ(以下「患者データ管理サーバ」という。)で管理される。
このため、患者を診療する医師は、毎日、アプリ管理サーバと1又は複数の患者データ管理サーバにログインする必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6116769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、患者アプリが対象とする疾患の数や患者アプリを提供するサービス事業者の数は、今後ますます増加することが予想される。このため、将来的には、医師に求められるログイン操作の回数はますます増加することが予想される。
【0005】
本開示の一形態は、患者データを閲覧するユーザの作業負担を軽減するための仕組みを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一形態として、医療機関の端末と、患者毎に処方される患者アプリの利用状況を管理するアプリ管理サーバと、当該患者アプリを通じて入力された患者データを管理する患者データ管理サーバとを有する情報処理システムであり、前記アプリ管理サーバにログインしているが、前記患者データ管理サーバにログインしていないユーザが操作する前記医療機関の端末が、特定の患者に関する前記患者データの閲覧を求める操作を受け付けた場合、前記医療機関の端末は、前記操作を特定する識別子を前記アプリ管理サーバから取得して、前記特定の患者に関する前記患者データを管理する前記患者データ管理サーバに通知し、前記患者データ管理サーバは、前記識別子の認可を当該識別子の発行元である前記アプリ管理サーバに要求し、前記アプリ管理サーバにより前記識別子が認可された場合、前記患者データ管理サーバは、前記特定の患者に関する前記患者データを前記医療機関の端末のブラウザに表示する、情報処理システムが提供される。
また、本開示の別の一形態として、1又は複数のプロセッサを有する、患者毎に処方される患者アプリを通じて入力された患者データを管理する患者データ管理サーバであり、前記1又は複数のプロセッサは、自サーバにログインしていないユーザが操作する医療機関の端末から、特定の患者に関する前記患者データの閲覧の操作を特定する識別子の通知を受けた場合、前記識別子の発行元であり、前記患者アプリの利用状況を管理するアプリ管理サーバに対して当該識別子の認可を要求し、前記アプリ管理サーバにより前記識別子が認可された場合、前記特定の患者に関する前記患者データを前記医療機関の端末のブラウザに表示する、患者データ管理サーバが提供される。
さらに、本開示の別の一形態として、1又は複数のプロセッサを有する、患者に処方される患者アプリの利用状況を管理するアプリ管理サーバであり、前記1又は複数のプロセッサは、自サーバにログインしているユーザが操作する医療機関の端末から、特定の患者に関する患者データの閲覧を求める操作を受け付けた場合、前記操作を特定する識別子を発行して前記医療機関の端末に通知し、前記患者アプリを通じて入力された患者データを管理する患者データ管理サーバから前記識別子の認可が要求された場合、当該識別子を認可するか否かを判定する、アプリ管理サーバが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一形態によれば、患者データを閲覧するユーザの作業負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態例で想定する情報処理システムの構成を説明する図である。
患者端末に表示される患者アプリの操作画面例を説明する図である。
APSサーバ及びPDTサーバのハードウェア構成例を説明する図である。
APSサーバの補助記憶装置に記憶される管理データの一例を説明する図である。
PDTサーバの補助記憶装置に記憶される患者データの一例を説明する図である。
医師端末及び患者端末のハードウェア構成例を説明する図である。
医師端末を操作する医師の視点から見た情報処理システムを説明する図である。
医師Xによる医師端末に対する操作を起点として開始される処理動作を説明する図である。
医師端末のディスプレイに表示される処方一覧画面の一例を説明する図である。
医師端末に表示される患者データの閲覧画面例を説明する図である。
ステップにおける認可がOKであった場合に実行される処理動作の一例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<用語>
まず、後述する実施の形態で使用する用語を説明する。
「治療アプリ」は、薬機法の承認を得たアプリをいう。治療アプリは、疾患別に承認を受ける。既に承認が得られた疾患には、例えば高血圧症、ニコチン依存症、不眠症がある。また、治療アプリが開発中の疾患には、例えばNASH(非アルコール性脂肪肝炎)、腎臓病がある。
【0010】
治療アプリには、患者アプリと医師アプリがある。
「患者アプリ」は、患者が操作する端末で実行されるアプリであり、医師により患者に処方される。もっとも、アプリ自体は、アプリストアからダウンロードが可能である。後述する実施の形態では、アクティベートに必要なコード(以下「処方コード」という。)が医師の処方により発行されるアプリを患者アプリという。患者アプリは、医療機関外における患者のデータ(以下「患者データ」ともいう。)の記録に使用される。
(【0011】以降は省略されています)
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