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公開番号
2025101459
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218316
出願日
2023-12-25
発明の名称
購入管理方法、購入管理システム、認証端末、及び、コンピュータプログラム
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
G16H
10/65 20180101AFI20250630BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】ユーザが購入した医薬品の情報を管理し、オーバードーズを抑止する。
【解決手段】医薬品管理方法は、ユーザの本人確認書類のICチップに予め記憶されている医薬品の購入履歴情報を読み取り、購入履歴情報と、ユーザが購入しようとしている医薬品の情報とに基づいて、当該医薬品の購入可否を判定し、購入可能と判定された医薬品をユーザが購入した場合、当該購入された医薬品の情報を前記購入履歴情報としてICチップに書き込む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
医薬品の購入を管理する方法であって、
ユーザの本人確認書類のICチップに予め記憶されている医薬品の購入履歴情報を読み取り、
前記購入履歴情報と、前記ユーザが購入しようとしている医薬品の情報とに基づいて、当該医薬品の購入可否を判定し、
購入可能と判定された医薬品を前記ユーザが購入した場合、当該購入された医薬品の情報を前記購入履歴情報として前記ICチップに書き込む、
購入管理方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ユーザが前記本人確認書類の本人であると判定した場合、前記ICチップから前記購入履歴情報を読み取る、
請求項1に記載の購入管理方法。
【請求項3】
前記ユーザの顔を撮影した顔撮影画像と、前記ICチップに予め記憶されている顔画像データとを照合し、
当該照合に成功した場合、前記ユーザが前記本人確認書類の本人であると判定する、
請求項2に記載の購入管理方法。
【請求項4】
前記本人確認書類の券面を撮影した画像から読み取った文字情報に基づいてアクセスキーを作成し、
前記アクセスキーを用いて前記ICチップから前記顔画像データを読み取る、
請求項3に記載の購入管理方法。
【請求項5】
前記ユーザに入力されたPINコードと、前記ICチップに予め記憶されているPINコードとを照合し、
当該照合に成功した場合、前記ユーザが前記本人確認書類の本人であると判定する、
請求項2に記載の購入管理方法。
【請求項6】
前記購入履歴情報と、前記ユーザが購入しようとしている医薬品の情報と、医薬品の購入条件に関する情報を含む購入条件情報とに基づいて、前記医薬品の購入可否を判定する、
請求項1に記載の購入管理方法。
【請求項7】
前記購入履歴情報に含まれる医薬品の成分量と、前記ユーザが購入しようとしている医薬品の成分量とに基づいて、当該医薬品の購入可否を判定する、
請求項1に記載の購入管理方法。
【請求項8】
前記購入履歴情報に含まれる医薬品の個数と、前記ユーザが購入しようとしている医薬品の個数とに基づいて、当該医薬品の購入可否を判定する、
請求項1に記載の購入管理方法。
【請求項9】
前記ICチップから前記ユーザの年齢を読み取り、
前記年齢と、前記購入履歴情報と、前記ユーザが購入しようとしている医薬品の情報とに基づいて、当該医薬品の購入可否を判定する、
請求項1に記載の購入管理方法。
【請求項10】
前記購入履歴情報のうち、医薬品の購入日が所定期間以上古い情報を、前記ICチップから消去する、
請求項1に記載の購入管理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、購入管理方法、購入管理システム、認証端末、及び、コンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
人々は、医師の処方箋無しに誰でも購入が可能なOTC医薬品(Over The Counter drug)を、薬局又はドラッグストア等で簡単に購入できる。その一方で、違法薬物の代替品として、鎮痛剤又は鎮咳薬といったOTC医薬品を大量投与する薬物依存者が出現している。また、OTC医薬品の大量投与(オーバードーズ)により自殺を計るといった事件も発生している。
【0003】
特許文献1には、大量投与した場合に危険性の高い医薬品の情報を格納した医薬品管理データベースと、危険性の高い医薬品を購入した購入者の情報及び購入した医薬品情報を格納した購入者管理データベースと、販売店端末から前記危険性の高い医薬品の購入希望者があった場合に、当該購入希望者が過去に購入した医薬品の情報を前記購入者管理データベースから取得し、今回購入希望の医薬品の情報と過去に購入した医薬品の情報とをマージし、今回購入希望の医薬品を投与した場合に危険量を超えるか否かを前記医薬品管理データベースに登録されている危険量の情報に基づき判断し、超えている場合には販売中止を指示する情報を前記販売店端末に送信し表示させる販売可否確認制御手段とを備える、医薬品販売履歴管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-224614号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のように、サーバ側に購入者が過去に購入した医薬品の情報を管理する購入者管理データベースを設ける構成では、すべての薬局又はドラッグストアが共通の購入者管理データベースを利用する必要がある。しかし、競合関係にある薬局又はドラッグストア同士がこのような共通の購入者管理データベースを認めることは難しい。また、特許文献1の構成では、購入者が医薬品を購入する際に、サーバ側の購入者管理データベースでその購入者が過去に購入した医薬品の情報を検索する必要があり、その検索には時間を要する。
【0006】
本開示の目的は、購入者が購入した医薬品の情報を管理し、オーバードーズを抑止する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る医薬品管理方法は、ユーザの本人確認書類のICチップに予め記憶されている医薬品の購入履歴情報を読み取り、前記購入履歴情報と、前記ユーザが購入しようとしている医薬品の情報とに基づいて、当該医薬品の購入可否を判定し、購入可能と判定された医薬品を前記ユーザが購入した場合、当該購入された医薬品の情報を前記購入履歴情報として前記ICチップに書き込む。
【0008】
本開示の一態様に係る医薬品管理システムは、本人確認書類を用いて医薬品の購入履歴を管理する医薬品管理システムであって、前記ユーザの前記本人確認書類のICチップに予め記憶されている医薬品の購入履歴情報を読み取り、前記購入履歴情報と、前記ユーザが購入しようとしている医薬品の情報とに基づいて、当該医薬品の購入可否を判定し、購入可能と判定された医薬品を前記ユーザが購入した場合、当該購入された医薬品の情報を前記購入履歴情報として前記ICチップに書き込む。
【0009】
本開示の一態様に係る認証端末は、本人確認書類を用いて本人確認を行う認証端末であって、プロセッサ及びICリーダライダを備え、前記プロセッサは、ユーザの本人確認書類のICチップに予め記憶されている医薬品の購入履歴情報を前記ICリーダライタを通じて読み取り、前記購入履歴情報と、前記ユーザが購入しようとしている医薬品の情報とに基づいて、当該医薬品の購入可否を判定し、購入可能と判定された医薬品を前記ユーザが購入した場合、当該購入された医薬品の情報を前記購入履歴情報として前記ICリーダライタを通じて前記ICチップに書き込む。
【0010】
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、医薬品の購入を管理するコンピュータプログラムであって、ユーザの本人確認書類のICチップに予め記憶されている医薬品の購入履歴情報を読み取り、前記購入履歴情報と、前記ユーザが購入しようとしている医薬品の情報とに基づいて、当該医薬品の購入可否を判定し、購入可能と判定された医薬品を前記ユーザが購入した場合、当該購入された医薬品の情報を前記購入履歴情報として前記ICチップに書き込む、ことをコンピュータに実行させる。
(【0011】以降は省略されています)
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