TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025099968
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217002
出願日
2023-12-22
発明の名称
ホーム柵限界測定装置およびホーム柵限界測定プログラム
出願人
アジア航測株式会社
,
西日本旅客鉄道株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B61L
23/00 20060101AFI20250626BHJP(鉄道)
要約
【課題】正確にホーム柵と建築限界との距離を測定する。
【解決手段】台車3に載置されたレーザスキャナ21から台車3の周辺に設けられたホーム柵をはじめとする地物に対して照射したレーザ光の反射光に基づいてホーム柵をはじめとした地物の3次元座標を点群データとして生成する点群データ取得手段101と、点群データを、台車3の進行方向に所定の間隔の点群領域に分割する分割部103と、点群領域に含まれる点群のうち建築限界から最短の位置にある点の距離を最短距離として算出する算出部104と、を備えたことを特徴とするホーム柵限界測定装置。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体に載置されたレーザスキャナから前記移動体の周辺に設けられたホーム柵に対して照射したレーザ光の反射光に基づいて前記ホーム柵の3次元座標を点群データとして生成する点群データ生成部と、
前記点群データを、前記移動体の進行方向に所定の間隔の点群領域に分割する分割部と、
前記点群領域に含まれる点群のうち建築限界から最短の位置にある点の距離を最短距離として算出する算出部と、
を備えたことを特徴とするホーム柵限界測定装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記分割部は、
前記分割した点群領域を、さらに前記建築限界の形状に基づいて上下方向に複数の点群領域に分割する
ことを特徴とする請求項1記載のホーム柵限界測定装置。
【請求項3】
前記算出部は、
前記建築限界に含まれる限界枠辺から直角の最短の位置にある点の距離または限界枠頂点から最短の位置にある点の距離を最短距離として算出する
ことを特徴とする請求項2記載のホーム柵限界測定装置。
【請求項4】
前記算出部は、
前記点群領域に含まれる点群のうち所定範囲内である近傍領域に所定の最近傍点数を下回る点については孤立点として除外し、前記除外した点群のうち建築限界から最短の位置にある点の距離を最短距離として算出する
ことを特徴とする請求項1記載のホーム柵限界測定装置。
【請求項5】
移動体に載置されたレーザスキャナから前記移動体の周辺に設けられたホーム柵に対して照射したレーザ光の反射光に基づいて前記ホーム柵の3次元座標を点群データとして生成する点群データ生成ステップと、
前記点群データを、前記移動体の進行方向に所定の間隔の点群領域に分割する分割ステップと、
前記点群領域に含まれる点群のうち建築限界から最短の位置にある点の距離を最短距離として算出する算出ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするホーム柵限界測定プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、正確にホーム柵と建築限界との距離を連続的に測定するホーム柵限界測定装置およびホーム柵限界測定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
鉄道のプラットホームなどに設けられたホーム柵は、ホームと軌道の間を遮蔽し、プラットホームから軌道への乗客の転落を防止するためや、走行列車と乗客の接触事故を防止するためなどに用いられるホーム上での安全性を向上させる設備である。
【0003】
このホーム柵は、プラットホームの端において建築限界に隣接して設置されるため、列車走行時及び乗客乗降時の安全性を考慮した設置位置に関する管理値が定められている。具体的には、鉄道車両が走行する軌道に対して建築物を設置してはならない範囲を示す建築限界や、列車が従わなければならない車体断面の大きさの限界範囲を示す車両限界が定められている。
【0004】
そこで、ホーム柵設置時や、設置後においても定期的に建築限界を超えていないか測定し、位置関係を確認し安全管理を行うことが必要となる。
【0005】
特許文献1には、可動式ホーム柵本体頂部及び支障物センサボックス頂部を測定することができる位置に設置された上部非接触位置センサと、軌道上を走行可能な台車と、台車の走行時に可動式ホーム柵までの離れを連続測定する離れ測定手段と、を備え、離れ測定手段によって測定された測定データの変化量が閾値より大きい場合に、台車上の柵本体頂部及び支障物センサボックス頂部を測定することができる位置に設置された上部非接触位置センサにより、軌道と直交する方向の縦断プロファイルを測定し、上部非接触位置センサによって測定された測定データの変化量から支障物センサボックス設置箇所であると判定した場合に、柵本体頂部の離れと支障物センサボックス頂部の高さと離れ、支障物センサボックス下部の離れをそれぞれ求める可動式ホーム柵測定装置に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012-17989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、柵本体頂部の離れと支障物センサボックス頂部の高さと離れ、支障物センサボックス下部の離れをそれぞれ求めているが、連続的にホーム柵と建築限界との距離を測定することができず、正確にホーム柵と建築限界との距離を測定することが困難であった。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、正確にホーム柵と建築限界との距離を測定するホーム柵限界測定装置およびホーム柵限界測定プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を解決するため、本発明に係るホーム柵限界測定装置の第1の特徴は、
移動体に載置されたレーザスキャナから前記移動体の周辺に設けられたホーム柵に対して照射したレーザ光の反射光に基づいて前記ホーム柵の3次元座標を点群データとして生成する点群データ生成部と、
前記点群データを、前記移動体の進行方向に所定の間隔の点群領域に分割する分割部と、
前記点群領域に含まれる点群のうち建築限界から最短の位置にある点の距離を最短距離として算出する算出部と、
を備えたことにある。
【0010】
本発明に係る点群データ生成装置の第2の特徴は、
前記分割部は、
前記分割した点群領域を、さらに前記建築限界の形状に基づいて上下方向に複数の点群領域に分割することにある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
コンテナ輸送システム
10か月前
個人
車両及び走行システム
2か月前
日本信号株式会社
検査装置
6か月前
株式会社新陽社
発車標
10か月前
コイト電工株式会社
暖房装置
10か月前
コイト電工株式会社
暖房装置
10か月前
日本信号株式会社
ホーム柵装置
3か月前
日本車輌製造株式会社
鉄道車両
10か月前
日本車輌製造株式会社
鉄道車両
10か月前
カヤバ株式会社
鉄道車両用制振装置
10か月前
日本車輌製造株式会社
台車組立装置
1か月前
川崎車両株式会社
鉄道車両用パネル
4か月前
保線機器整備株式会社
保線用カート
5か月前
カヤバ株式会社
鉄道車両用制振装置
6か月前
近畿車輌株式会社
鉄道車両の床構造
7か月前
近畿車輌株式会社
鉄道車両の床構造
7か月前
近畿車輌株式会社
鉄道車両の床構造
7か月前
株式会社ダイフク
搬送車
1か月前
日本信号株式会社
ホーム安全システム
3か月前
日本信号株式会社
物体検知装置
3か月前
日本信号株式会社
踏切道監視システム
7か月前
ヤマハ発動機株式会社
無人搬送車
3か月前
ヤマハ発動機株式会社
無人搬送車
3か月前
株式会社ダイフク
搬送設備
9か月前
ヤマハ発動機株式会社
無人搬送車
1か月前
株式会社ダイフク
搬送設備
2か月前
ヤマハ発動機株式会社
無人搬送車
3か月前
シャープ株式会社
表示装置
8か月前
前川鉄工株式会社
ロープ駆動装置
8か月前
ナブテスコ株式会社
ホームドア装置
10か月前
ナブテスコ株式会社
ホームドア装置
10か月前
日本製鉄株式会社
鉄道車両
4か月前
ナブテスコ株式会社
ホームドア装置
10か月前
日本信号株式会社
列車制御システム
11か月前
ナブテスコ株式会社
ホームドア装置
9か月前
日本車輌製造株式会社
長尺用無人搬送台車
9か月前
続きを見る
他の特許を見る