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公開番号2025099903
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216888
出願日2023-12-22
発明の名称
出願人日ノ本寝具株式会社,イデア 株式会社
代理人個人
主分類A47G 9/10 20060101AFI20250626BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】寝返りの際の寝心地の違和感を緩和できる枕を提供する。
【解決手段】枕10は、クッション性を有する第1層1と、第1層1に重なり、充填材が充填された第2層2と、を備える。第2層2は、平面視において、横方向に延びるように形成された第1部分3、第2部分4及び第3部分5が、縦方向にこの順で並ぶように形成されている。第2層2において、充填材の密度は、第2部分4が、第1部分3及び第3部分5よりも小さい。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
クッション性を有する第1層と、
前記第1層に重なり、充填材が充填された第2層と、
を備え、
前記第2層は、平面視において、横方向に延びるように形成された第1部分、第2部分及び第3部分が、縦方向にこの順で並ぶように形成されており、
前記第2層において、前記充填材の密度は、前記第2部分が、前記第1部分及び前記第3部分よりも小さい、枕。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記第2部分には、前記充填材が充填されていない、
請求項1に記載の枕。
【請求項3】
前記充填材の密度は、前記第1部分と前記第3部分とで異なっている、
請求項1又は請求項2に記載の枕。
【請求項4】
前記第2部分と前記第1部分との境界線及び前記第2部分と前記第3部分との境界線は、波形状である、
請求項1又は請求項2に記載の枕。
【請求項5】
前記第2部分は、横方向における中央部と、前記中央部の横方向の両側に位置する一対のサイド部とを有し、
前記サイド部の縦方向の幅は、前記中央部の縦方向の幅よりも大きい、
請求項3に記載の枕。
【請求項6】
前記第2部分は、枕の縦方向の中央を通るセンターラインに沿って形成されており、
前記サイド部において、前記第2部分と前記第3部分の境界線と前記センターラインとの間の最大距離は、前記第2部分と前記第1部分の境界線と前記センターラインとの間の最大距離よりも長い、
請求項5に記載の枕。
【請求項7】
前記第2部分と前記第1部分との境界線と、前記第2部分と前記第3部分との境界線とは、線対称である、
請求項4に記載の枕。
【請求項8】
前記第2部分は、横方向の全長にわたって形成されている、
請求項1又は請求項2に記載の枕。
【請求項9】
縦方向の両縁の少なくとも一方に設けられたポケットを更に備える、
請求項1又は請求項2に記載の枕。
【請求項10】
前記ポケットには、炭素材が収容されている、
請求項9に記載の枕。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、枕に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、枕の一態様が記載されている。特許文献1に記載の枕(特許文献1ではクッション材)は、枕カバーの内部に、複数の厚み材を収容している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-83118号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載のクッション材は、枕カバーの内部に複数の厚み材を収容しているため、クッション性が高い。しかし、特許文献1のクッション材はクッション性が高いものの、寝返りを打った際に、ユーザの耳が圧迫されるし、クッション材の縁部にユーザの肩が載ると、頭部が載る部分も沈んでしまうため、寝返りの際の寝心地に違和感があるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、寝返りの際の寝心地の違和感を緩和でき、寝心地がよい枕を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る一態様の枕は、クッション性を有する第1層と、前記第1層に重なり、充填材が充填された第2層と、を備える。前記第2層は、平面視において、横方向に延びるように形成された第1部分、第2部分及び第3部分が、縦方向にこの順で並ぶように形成されている。前記第2層において、前記充填材の密度は、前記第2部分が、前記第1部分及び前記第3部分よりも小さい。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係る上記態様の枕は、寝返りの際の寝心地の違和感を緩和でき、寝心地がよい枕を提供できる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る枕の斜視図である。
実施形態に係る枕の平面図である。
図2におけるA-A線断面図である。
変形例に係る枕の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施形態>
本実施形態に係る枕10は、図1に示すように、クッション性を有する第1層1と、第2層2と、が積層されている。第2層2は、図3に示すように、充填材S2が充填されている。第2層2は、図2に示すように、枕10の厚さ方向に沿って上から見ると(以下、「平面視」又は「上面視」という)、第1部分3、第2部分4及び第3部分5が、横方向に延びており、かつ縦方向に並ぶように形成されている。そして、第2層2において、充填材S2の密度は、第2部分4が、第1部分3及び第3部分5よりも小さい。
【0009】
これによって、ユーザの耳が第2部分4に位置するため、ユーザが寝返りを打っても、ユーザの耳の圧迫を軽減できる。そのうえ、第1部分3と第3部分5とが、第2部分4によって分離しているため、ユーザの肩が、例えば第3部分5に載っても、第1部分3が低くなりにくい。すなわち、寝返りを打っても、肩の位置による枕10の高さの影響を軽減できる。この結果、本実施形態の枕10によれば、寝返りの際の寝心地の違和感を緩和でき、寝心地の良い枕10を得ることができる。
【0010】
本明細書でいう「平行」とは、2つの直線、面、辺等(以下、直線等という)が、延長しても交差しないことのみを意味するのではなく、直線等を延長した場合に10°以内で交差する場合も含むこととする。「直交」とは、2つの直線等が、90°±10°の範囲で交差する場合を含み、2つの直線等が実際は離れているが、延長した場合に交差する場合も「直交」に含む。
(【0011】以降は省略されています)

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