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公開番号2025099390
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216024
出願日2023-12-21
発明の名称液体供給装置及び液体供給方法
出願人株式会社 ゼンショーホールディングス
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類B67D 3/00 20060101AFI20250626BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】供給速度を向上させることが可能な液体供給装置及び液体供給方法を提供する。
【解決手段】液体供給装置100は、味噌汁を貯留するためのタンク11と、タンク11内の味噌汁を吐出する供給部20と、供給部20の動作を制御する制御部60と、を備え、制御部60は、初めに第1吐出速度によって味噌汁を吐出し、第1吐出速度によって味噌汁を吐出した後に第1吐出速度よりも速い第2吐出速度によって味噌汁を吐出するように供給部20を制御する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
容器に対して液体を供給する液体供給装置であって、
前記液体を貯留するためのタンクと、
前記タンク内の前記液体を吐出する供給部と、
前記供給部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
初めに第1吐出速度によって前記液体を吐出し、
前記第1吐出速度によって前記液体を吐出した後に前記第1吐出速度よりも速い第2吐出速度によって前記液体を吐出するように、前記供給部の作動を制御する液体供給装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
請求項1に記載の液体供給装置であって、
前記制御部は、前記第2吐出速度による吐出量が前記第1吐出速度による吐出量よりも多くなるように前記供給部の作動を制御する液体供給装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の液体供給装置であって、
前記供給部は、
前記タンク内の前記液体が自重によって導かれる吐出部と、
前記吐出部によって導かれる前記液体の流れを制御するバルブ部と、を有し、
前記制御部は、前記第1吐出速度及び前記第2吐出速度によって前記液体が吐出されるように、前記タンク内の前記液体の残量に応じて前記バルブ部を制御する液体供給装置。
【請求項4】
容器に対して液体を供給する液体供給装置による液体供給方法であって、
初めに第1吐出速度によって前記液体を吐出し、
前記第1吐出速度によって前記液体を吐出した後に前記第1吐出速度よりも早い第2吐出速度によって前記液体を吐出する液体供給方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に液体を供給する液体供給装置及び液体供給方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、液体を貯溜するタンクと、タンクに結合され、食器に液体を注入する電磁弁などの液体供給手段と、食器を乗せる載置台と、を備える液体供給装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-232800号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されるような液体供給装置は、例えば飲食店などで汁物を提供するために利用されるものであり、利用客を待たせないよう供給速度の向上が求められる。しかしながら、液体を吐出する速度(流速)を増加させると、吐出した液体が容器からこぼれることがある。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、供給速度を向上させることが可能な液体供給装置及び液体供給方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様によれば、液体供給装置は、液体を貯留するためのタンクと、タンク内の液体を吐出する供給部と、供給部の動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、初めに第1吐出速度によって液体を吐出し、第1吐出速度によって液体を吐出した後に第1吐出速度よりも速い第2吐出速度によって液体を吐出するように、供給部の作動を制御する。
【0007】
また、本発明のある態様によれば、容器に対して液体を供給する液体供給装置による液体供給方法は、初めに第1吐出速度によって液体を吐出し、第1吐出速度によって液体を吐出した後に第1吐出速度よりも早い第2吐出速度によって液体を吐出する。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、初めに空の容器に対して液体がこぼれないような第1吐出速度で液体が供給されるため、容器内の液体がクッションとなり、空の容器に供給すると液体がこぼれるような第2吐出速度でその後に液体を吐出しても容器から液体がこぼれることを抑制できる。したがって、容器から液体をこぼすことなく液体の供給速度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る液体供給装置の斜視図である。
本発明の実施形態に係る液体供給装置の構成を示す図であり、図1のII-II線に沿った断面図である。
本発明の実施形態に係る液体供給装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係る液体供給装置のタンクの内部構造を示す断面図である。
本発明の実施形態に係る液体供給装置の供給部を示す構成図である。
本発明の実施形態に係る液体供給装置のバルブ部を示す図であり、(a)はバルブ部が全閉となった状態を示し、(b)はバルブ部が全開となった状態を示す。
本発明の実施形態に係る味噌汁の提供方法の調理工程を示すフロー図である。
本発明の実施形態に係る味噌汁の提供方法の供給工程を示すフロー図である。
本発明の実施形態に係る味噌汁の提供方法の洗浄工程を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る液体供給装置100及び液体供給方法について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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