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公開番号2025099133
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215557
出願日2023-12-21
発明の名称媒体搬送装置、記録システム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 29/70 20060101AFI20250626BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】加湿手段とカール矯正手段とが別個に設けられた構成では、装置の大型化を招く虞がある。
【解決手段】媒体搬送装置は、少なくとも媒体と接する面の全体に亘って凹凸が設けられた凹凸ローラーと、前記凹凸ローラーと対向し、前記凹凸ローラーとともに媒体をニップして搬送する対向ローラーと、前記凹凸ローラー及び前記対向ローラーの少なくとも一方に加湿液を供給する加湿液供給部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも媒体と接する面の全体に亘って凹凸が設けられた凹凸ローラーと、
前記凹凸ローラーと対向し、前記凹凸ローラーとともに媒体をニップして搬送する対向ローラーと、
前記凹凸ローラー及び前記対向ローラーの少なくとも一方に加湿液を供給する加湿液供給部と、
を備えることを特徴とする媒体搬送装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の媒体搬送装置において、
前記加湿液供給部は、前記凹凸ローラーに加湿液を供給する、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項3】
請求項2に記載の媒体搬送装置において、
前記加湿液供給部は、加湿液を貯留する貯留部を有し、
前記貯留部に貯留された加湿液に前記凹凸ローラーの一部が浸漬された状態で前記凹凸ローラーが回転する、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項4】
請求項3に記載の媒体搬送装置において、
前記加湿液供給部は、前記貯留部に貯留された加湿液の液面に対する前記凹凸ローラーの高さを変更可能である、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項5】
請求項3に記載の媒体搬送装置において、
前記凹凸ローラーの回転速度を変更可能である、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項6】
請求項2に記載の媒体搬送装置において、
前記加湿液供給部は、前記凹凸ローラーに加湿液を噴霧する構成を有する、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項7】
請求項2に記載の媒体搬送装置において、
前記加湿液供給部は、
加湿液を貯留する貯留部と、
前記貯留部に貯留された加湿液を保持するとともに、前記凹凸ローラーに接して前記凹凸ローラーに加湿液を供給する供給部材と、
を有する、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項8】
請求項2に記載の媒体搬送装置において、
加湿液が供給された前記凹凸ローラーの周面に当接する当接部を有する、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項9】
請求項2に記載の媒体搬送装置において、
前記凹凸ローラーは、中空軸状に形成されるとともに、加湿液を保持する芯部を軸内部に備えて成り、
前記凹凸ローラーには、軸内部と軸外部とを連通させる貫通孔が形成され、
前記加湿液供給部は、前記芯部に加湿液を供給する、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項10】
請求項9に記載の媒体搬送装置において、
前記芯部に保持される加湿液の量を調整する調整部を有する、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体が吐出された媒体を搬送する媒体搬送装置に関する。また本発明は、前記媒体搬送装置を備えた記録システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、用紙を加湿する加湿手段と、用紙に機械的な曲げ力を加えてカールを矯正するカール矯正手段とを有する用紙処理装置が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-1089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の用紙処理装置は、加湿手段とカール矯正手段とが別個に設けられている為、装置の大型化を招く虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為の、本発明の媒体搬送装置は、少なくとも媒体と接する面の全体に亘って凹凸が設けられた凹凸ローラーと、前記凹凸ローラーと対向し、前記凹凸ローラーとともに媒体をニップして搬送する対向ローラーと、前記凹凸ローラー及び前記対向ローラーの少なくとも一方に加湿液を供給する加湿液供給部とを備えることを特徴とする。
また本発明の記録システムは、媒体に液体を吐出することで記録を行う記録装置と、上記媒体搬送装置とを備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
記録システムの全体構成を示す図。
凹凸ローラーの斜視図。
凹凸ローラーの組立途中の状態を示す図。
凹凸リングの斜視図。
処理ローラー対の断面の部分拡大図。
媒体における加湿液の付着状態を模式的に示す図。
凹凸ローラーへ加湿液を供給する構成を示す図。
凹凸ローラーへ加湿液を供給する構成を示す図。
凹凸ローラーへ加湿液を供給する構成を示す図。
凹凸ローラーへ加湿液を供給する構成を示す図。
凹凸ローラーの組立途中の状態を示す図。
凹凸リングの斜視図。
処理ローラー対の断面の部分拡大図。
凹凸ローラーの断面及び芯部に加湿液を供給する構成を示す図。
凹凸ローラーの断面図。
記録システムの全体構成を示す図。
記録システムの全体構成を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る媒体搬送装置は、少なくとも媒体と接する面の全体に亘って凹凸が設けられた凹凸ローラーと、前記凹凸ローラーと対向し、前記凹凸ローラーとともに媒体をニップして搬送する対向ローラーと、前記凹凸ローラー及び前記対向ローラーの少なくとも一方に加湿液を供給する加湿液供給部とを備えることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、前記凹凸ローラーと前記対向ローラーとで媒体をニップし、その際、前記凹凸ローラーの前記凹凸によって媒体のカールを矯正することができる。即ち前記凹凸ローラーと前記対向ローラーとで媒体のカールを矯正するカール矯正手段を構成できる。
ここで、前記加湿液供給部が前記凹凸ローラー及び前記対向ローラーの少なくとも一方に加湿液を供給する構成である為、媒体に加湿を行う手段と前記カール矯正手段とを別個に設ける構成と比べて、装置の大型化を抑制できる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記加湿液供給部は、前記凹凸ローラーに加湿液を供給することを特徴とする。
本態様によれば、前記加湿液供給部は、前記凹凸ローラーに加湿液を供給することから、前記凹凸の凹部に加湿液が保持され、前記凹凸の凸部には加湿液が保持され難くなる。これにより、媒体の全体に加湿液を均等に塗布する構成と比べて、加湿液の消費を抑えることができる。また、前記凹凸によって媒体が変形する部分が加湿される為、媒体が変形し易くなり、カール矯正が行い易くなる。
【0010】
第3の態様は、第2の態様に従属する態様であって、前記加湿液供給部は、加湿液を貯留する貯留部を有し、前記貯留部に貯留された加湿液に前記凹凸ローラーの一部が浸漬された状態で前記凹凸ローラーが回転することを特徴とする。
本態様によれば、前記凹凸ローラーの回転によって加湿液が前記凹凸ローラーの周面に供給される構成の為、前記加湿液供給部の構成を簡素化できる。
(【0011】以降は省略されています)

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