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公開番号2025099026
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215353
出願日2023-12-21
発明の名称空調管理システム
出願人ミサワホーム株式会社,大崎電気工業株式会社
代理人個人
主分類F24F 11/64 20180101AFI20250626BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】臨機応変に動作スケジュールを設定できるようにする。
【解決手段】建物2に設置された複数の空調装置(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6)を管理する空調管理システム1であって、ユーザによって入力された入力情報を受け付ける入力情報受付手段(ホームゲートウェイ7)と、入力情報に基づいて複数の空調装置それぞれの動作スケジュールを生成する動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)と、動作スケジュールに基づいて複数の空調装置それぞれの動作を制御する空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)と、を備えており、空調装置制御手段は、動作スケジュール生成手段によって生成された動作スケジュールに基づいて、当日のスケジュール又は直近一週間のスケジュールを設定し、当該設定したスケジュールに基づいて、複数の空調装置それぞれの動作を制御する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項１】
建物に設置された複数の空調装置を管理する空調管理システムにおいて、
ユーザによって入力された入力情報を受け付ける入力情報受付手段と、
前記入力情報に基づいて、前記複数の空調装置それぞれの動作スケジュールを生成する動作スケジュール生成手段と、
前記複数の空調装置それぞれの動作を制御する空調装置制御手段と、を備えており、
前記空調装置制御手段は、
前記動作スケジュール生成手段によって生成された動作スケジュールに基づいて、当日のスケジュール又は直近一週間のスケジュールを設定し、
当該設定したスケジュールに基づいて、前記複数の空調装置それぞれの動作を制御することを特徴とする空調管理システム。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
請求項１に記載の空調管理システムにおいて、
前記動作スケジュール生成手段は、前記動作スケジュールとして、イベントスケジュールと、曜日ごとに設けられた、通常の生活パターンに基づく曜日スケジュールと、を生成可能であり、
前記空調装置制御手段は、前記直近一週間のスケジュールとして、
ユーザによって指定された一又は複数の曜日に対して、前記イベントスケジュールが適用され、
それ以外の曜日に対して、該当する前記曜日スケジュールが適用されるスケジュールを設定することを特徴とする空調管理システム。
【請求項３】
請求項２に記載の空調管理システムにおいて、
直近一週間における所定の曜日に対して前記イベントスケジュールが適用される場合、
当該直近一週間における前記所定の曜日から次の曜日に切り替わる時点で、前記イベントスケジュールの適用が解除されて、
翌週における前記所定の曜日に対しては、当該所定の曜日に該当する前記曜日スケジュールが適用されることを特徴とする空調管理システム。
【請求項４】
請求項１に記載の空調管理システムにおいて、
前記動作スケジュール生成手段は、前記動作スケジュールとして、本日限定スケジュールと、曜日ごとに設けられた、通常の生活パターンに基づく曜日スケジュールと、を生成可能であり、
前記空調装置制御手段は、
前記当日のスケジュールとして、
前日から本日に切り替わる時点で、当該本日の曜日に該当する前記曜日スケジュールが適用されるスケジュールを設定し、
前記本日限定スケジュールが生成された場合に、前記曜日スケジュールに替えて、当該本日限定スケジュールが適用されるスケジュールを設定しなおすことを特徴とする空調管理システム。
【請求項５】
請求項４に記載の空調管理システムにおいて、
前記本日限定スケジュールが適用される場合、
前記本日から翌日に切り替わる時点で、前記本日限定スケジュールの適用が解除されるとともに、前記当日のスケジュールとして、当該翌日の曜日に該当する前記曜日スケジュールが適用されるスケジュールが設定されることを特徴とする空調管理システム。
【請求項６】
請求項２に記載の空調管理システムにおいて、
前記イベントスケジュールは、前記曜日スケジュールをコピーすることによって生成可能であることを特徴とする空調管理システム。
【請求項７】
請求項２に記載の空調管理システムにおいて、
前記イベントスケジュールが適用される一又は複数の曜日を、ユーザが識別可能に表示することを特徴とする空調管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、空調管理システムに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、一台の空調装置を用いて、建物内の複数の部屋の空気質の調整を行うことができる全館空調システムが提案されている（例えば特許文献１参照）。また、複数台の空調装置を用いて全館空調を行う場合もあり、その場合には、例えば、１階の空調はオンして、２階の空調はオフする等の制御が可能である。
特許文献１のように一台の空調装置を用いて全館空調を行う場合には、当該一台の空調装置がスケジュール（タイマー）どおり動作するように、ユーザが当該一台の空調装置に対しスケジュール設定（タイマー設定）を行えばよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－０１０７７９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、複数台の空調装置を用いて全館空調を行う場合には、ユーザが複数台の空調装置それぞれに対し動作スケジュールを設定する必要があり、煩わしいという問題がある。さらに、予定していたスケジュールに変更があった場合に、臨機応変に動作スケジュールを設定することが難しかった。
【０００５】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、臨機応変に動作スケジュールを設定できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
請求項１に記載の発明は、例えば図１～図１７に示すように、
建物２に設置された複数の空調装置（ルームエアコン３、非居室用エアコン４、ダクト式エアコン５、床暖房６）を管理する空調管理システム１において、
ユーザによって入力された入力情報を受け付ける入力情報受付手段（ホームゲートウェイ７）と、
前記入力情報に基づいて、前記複数の空調装置それぞれの動作スケジュールを生成する動作スケジュール生成手段（ホームゲートウェイ７）と、
前記複数の空調装置それぞれの動作を制御する空調装置制御手段（ホームゲートウェイ７）と、を備えており、
前記空調装置制御手段は、
前記動作スケジュール生成手段によって生成された動作スケジュールに基づいて、当日のスケジュール又は直近一週間のスケジュールを設定し、
当該設定したスケジュールに基づいて、前記複数の空調装置それぞれの動作を制御することを特徴とする。
【０００７】
請求項１に記載の発明によれば、ユーザが入力情報を入力するだけで、当該入力情報に基づいて複数の空調装置それぞれの動作スケジュールが生成され、当該生成された動作スケジュールに基づいて当日のスケジュール又は直近一週間のスケジュールが設定される。したがって、臨機応変に動作スケジュールを設定することができる。
【０００８】
請求項２に記載の発明は、例えば図９～図１７に示すように、
請求項１に記載の空調管理システム１において、
前記動作スケジュール生成手段（ホームゲートウェイ７）は、前記動作スケジュールとして、イベントスケジュールと、曜日ごとに設けられた、通常の生活パターンに基づく曜日スケジュールと、を生成可能であり、
前記空調装置制御手段（ホームゲートウェイ７）は、前記直近一週間のスケジュールとして、
ユーザによって指定された一又は複数の曜日に対して、前記イベントスケジュールが適用され、
それ以外の曜日に対して、該当する前記曜日スケジュールが適用されるスケジュールを設定することを特徴とする。
【０００９】
請求項２に記載の発明によれば、直近一週間にイレギュラーなイベントがある場合に、臨機応変に対応できるので、使い勝手が良い。
【００１０】
請求項３に記載の発明は、例えば図９～図１７に示すように、
請求項２に記載の空調管理システム１において、
直近一週間における所定の曜日に対して前記イベントスケジュールが適用される場合、
当該直近一週間における前記所定の曜日から次の曜日に切り替わる時点で、前記イベントスケジュールの適用が解除されて、
翌週における前記所定の曜日に対しては、当該所定の曜日に該当する前記曜日スケジュールが適用されることを特徴とする。
（【００１１】以降は省略されています）

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