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公開番号
2025098276
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2025061597,2020214601
出願日
2025-04-03,2020-12-24
発明の名称
バッグインボックス充填システム
出願人
TOPPANホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65B
57/00 20060101AFI20250624BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】バッグインボックス充填機のメンテナンス性を向上させる。
【解決手段】外装ボックス内袋とスパウトとキャップとを有するバッグインボックスに内容物を充填するバッグインボックス充填機11と監視部12とを備えるバッグインボックス充填システム1であって、バッグインボックス充填機11はバッグインボックスに内容物を充填するポンプ11Bを備え、監視部12は検出部12Aと演算部12Bと記憶部12Cと判定部12Dとを備え、検出部12Aはポンプ11Bによる内容物の充填動作の開始タイミングと終了タイミングとを検出し、演算部12Bはポンプ11Bによる内容物の充填動作の所要時間を算出し、記憶部12Cはポンプ11Bによる内容物の充填動作の所要時間を示すデータを蓄積して記憶し、判定部12Dは、ポンプ11Bによる内容物の充填動作の所要時間を示すデータに基づいてポンプが正常であるか否かの判定を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外装ボックスと前記外装ボックス内に収納される内袋と前記内袋に取り付けられたスパウトと前記スパウトに装着されるキャップとを有するバッグインボックスに内容物を充填するバッグインボックス充填機と、前記バッグインボックス充填機を監視する監視部とを備えるバッグインボックス充填システムであって、
前記バッグインボックス充填機は、前記バッグインボックスに内容物を充填するポンプを備え、
前記監視部は、検出部と、演算部と、記憶部と、判定部とを備え、
前記検出部は、少なくとも前記ポンプによる内容物の充填動作の開始タイミングと終了タイミングとを検出し、
前記演算部は、前記検出部によって検出された前記ポンプによる内容物の充填動作の開始タイミングと終了タイミングとに基づいて、前記ポンプによる内容物の充填動作の所要時間を算出し、
前記記憶部は、前記演算部によって算出された前記ポンプによる内容物の充填動作の所要時間を示すデータを蓄積して記憶し、
前記判定部は、前記記憶部によって蓄積して記憶された前記ポンプによる内容物の充填動作の所要時間を示すデータに基づいて、少なくとも前記ポンプが正常であるか否かの判定を行う、
バッグインボックス充填システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記バッグインボックス充填機は、
前記スパウトを保持するスパウトホルダーと、
前記スパウトに対する前記キャップの開栓および打栓を実行するキャッピング機構とを備え、
前記監視部は、前記スパウトホルダーおよび前記キャッピング機構の画像を撮像する第1撮像部を備え、
前記記憶部は、前記第1撮像部によって撮像された前記スパウトホルダーおよび前記キャッピング機構の画像のデータを蓄積して記憶し、
前記判定部は、前記記憶部によって蓄積して記憶された前記スパウトホルダーおよび前記キャッピング機構の画像のデータに基づいて、少なくとも前記スパウトホルダーおよび前記キャッピング機構が正常に機能しているか否かの判定を行う、
請求項1に記載のバッグインボックス充填システム。
【請求項3】
前記第1撮像部は、前記キャッピング機構によって前記キャップの開栓が実行される前における前記スパウトに対する前記キャップの高さを示す画像と、前記キャッピング機構によって前記キャップの打栓が実行された後における前記スパウトに対する前記キャップの高さを示す画像とを撮像し、
前記記憶部は、前記第1撮像部によって撮像された前記キャップの開栓が実行される前における前記スパウトに対する前記キャップの高さを示す画像のデータと、前記キャップの打栓が実行された後における前記スパウトに対する前記キャップの高さを示す画像のデータとを蓄積して記憶し、
前記判定部は、前記記憶部によって蓄積して記憶された前記キャップの開栓が実行される前における前記スパウトに対する前記キャップの高さを示す画像のデータと、前記キャップの打栓が実行された後における前記スパウトに対する前記キャップの高さを示す画像のデータとに基づいて、開栓が実行される前および打栓が実行された後における前記キャップの状態が正常であるか否かの判定を行う、
請求項2に記載のバッグインボックス充填システム。
【請求項4】
前記バッグインボックス充填機は、
前記内容物が充填された前記内袋を前記外装ボックス内に投入する投入部を備え、
前記監視部は、前記投入部によって前記外装ボックス内に投入されている前記内袋の画像を撮像する第3撮像部を備え、
前記記憶部は、前記第3撮像部によって撮像された前記内袋の画像のデータを蓄積して記憶し、
前記判定部は、前記記憶部によって蓄積して記憶された前記内袋の画像のデータに基づいて、前記内袋が前記投入部によって前記外装ボックス内に正常に投入されているか否かの判定を行う、
請求項1に記載のバッグインボックス充填システム。
【請求項5】
前記検出部はIoT機器である、
請求項1に記載のバッグインボックス充填システム。
【請求項6】
前記キャッピング機構によって前記キャップの開栓が実行される前に、前記第1撮像部は、前記内袋の表面の印字を含む画像を撮像し、
前記記憶部は、前記第1撮像部によって撮像された前記内袋の表面の印字を含む画像のデータを蓄積して記憶する、
請求項3に記載のバッグインボックス充填システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッグインボックス充填システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、カートンの内部に被充填物を充填し、カートンを密封することにより、製品を製造する充填シール機が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載された技術では、充填シールシステムに、充填シール機と、充填シール機の充填および密封の少なくとも一方に関する動作のデータを記憶装置に送信する通信装置と、情報処理装置とが備えられている。情報処理装置は、所与の期間の動作のデータを記憶装置から取得し、動作のデータを表示装置に表示する。
ところで、特許文献1に記載された技術では、例えば、アクチュエータのストローク動作の所要時間の経時変化、ポンプによる内容物の充填動作の所要時間の経時変化、流量計によって検出された複数のパラメータ値の経時変化などについて考慮されていない。そのため、特許文献1に記載された技術には、充填シール機のメンテナンス性を向上させるために改善の余地があると言える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-013297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した問題点に鑑み、本発明は、バッグインボックス充填機のメンテナンス性を向上させることができるバッグインボックス充填システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、外装ボックスと前記外装ボックス内に収納される内袋と前記内袋に取り付けられたスパウトと前記スパウトに装着されるキャップとを有するバッグインボックスに内容物を充填するバッグインボックス充填機と、前記バッグインボックス充填機を監視する監視部とを備えるバッグインボックス充填システムであって、前記バッグインボックス充填機は、前記バッグインボックスに内容物を充填するポンプを備え、前記監視部は、検出部と、演算部と、記憶部と、判定部とを備え、前記検出部は、少なくとも前記ポンプによる内容物の充填動作の開始タイミングと終了タイミングとを検出し、前記演算部は、前記検出部によって検出された前記ポンプによる内容物の充填動作の開始タイミングと終了タイミングとに基づいて、前記ポンプによる内容物の充填動作の所要時間を算出し、前記記憶部は、前記演算部によって算出された前記ポンプによる内容物の充填動作の所要時間を示すデータを蓄積して記憶し、前記判定部は、前記記憶部によって蓄積して記憶された前記ポンプによる内容物の充填動作の所要時間を示すデータに基づいて、少なくとも前記ポンプが正常であるか否かの判定を行う、バッグインボックス充填システムである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、バッグインボックス充填機のメンテナンス性を向上させることができるバッグインボックス充填システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態のバッグインボックス充填システムの概略構成の一例を示す図である。
図1に示すバッグインボックス充填機の一例を示す図である。
スパウト、スパウトホルダーおよびサポートの関係の一例を示す図である。
キャッピング機構の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<第1実施形態>
以下、添付図面を参照し、本発明のバッグインボックス充填システムの実施形態について説明する。
【0009】
図1は第1実施形態のバッグインボックス充填システム1の概略構成の一例を示す図である。図2は図1に示すバッグインボックス充填機11の一例を示す図である。
図1および図2に示す例では、バッグインボックス充填システム1が、バッグインボックス充填機11と、監視部12とを備えている。
バッグインボックス充填機11は、バッグインボックスBに内容物を充填する。バッグインボックスBは、外装ボックスB1と、外装ボックスB1内に収納される内袋B2と、内袋B2に取り付けられたスパウトB21と、スパウトB21に装着されるキャップB3とを有する。
バッグインボックス充填機11は、例えば内袋供給部111と、充填部112と、キャッピング機構113と、切断部114と、投入部115と、アクチュエータ11Aとを備えている。
【0010】
内袋供給部111は、複数の内袋B2が互いに接続されている状態で内袋B2を充填部112に供給(搬送)する。
充填部112は、内袋B2に内容物を充填する。充填部112は、タンク112Eと、ポンプ11Bと、流量計11Cと、充填ノズル112Aと、スパウトホルダー112Bと、サポート112Fと、充填テーブル112Cと、昇降部112Dとを備えている。
タンク112Eは、内袋B2に充填される内容物を収容している。ポンプ11Bは、タンク112Eに収容されている内容物を充填ノズル112Aに供給する。流量計11Cは、ポンプ11Bによって供給される内容物の流量などを測定する。
充填ノズル112Aは、スパウトB21に挿入可能に構成されており、ポンプ11Bによって供給された内容物を内袋B2に充填する。
スパウトホルダー112Bおよびサポート112Fは、充填ノズル112Aによる内容物の充填が行われる時に、スパウトB21と篏合することによってスパウトB21を保持(位置決め)する。
(【0011】以降は省略されています)
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