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公開番号
2025096539
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2025065836,2021167659
出願日
2025-04-11,2021-10-12
発明の名称
食肉切断装置
出願人
株式会社なんつね
代理人
個人
主分類
B26D
5/20 20060101AFI20250619BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】 形状が不安定な生肉の肉塊からスライスする切断肉の一群の厚みを均一化し、一群の重量を調整することができ、汎用性があり使い勝手のよい食肉切断装置を提供する。
【解決手段】 予定切断情報を入力する入力部7と、重量測定部3と、肉塊形状測定部6と、切断ユニット2と、肉塊搬送ベルト20,30と、からなる。上下のセンサ6a、6bからなる前記肉塊形状測定部6により測定された肉塊外形情報と肉塊層重量情報から所定目的の切断肉を切断するための切断厚みを算出し、肉塊搬送ベルトの送り量を決定する送り量決定手段4を有する食肉切断装置1である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
肉塊搬送ベルトで搬送される肉塊を切断ユニットで切断する食肉切断装置であって、
前記肉塊搬送ベルトで搬送される前記肉塊の外形情報を測定する肉塊形状測定部と、肉塊総重量情報と前記肉塊形状測定部により検出された肉塊形状情報をもとに前記肉塊搬送ベルトの送り量を決定する送り量決定手段とを有し、
前記肉塊形状測定部は、前記肉塊搬送ベルトの上方に備えた第1の測定部と、前記肉塊搬送ベルトの下方に備えたものであってベルト開放部を通して測定する第2の測定部を備えたことを特徴とする食肉切断装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
複数の並走する肉塊搬送ベルトで各々独立して肉塊を搬送可能であって複数の肉塊を1つの切断ユニットで切断する食品切断装置であって、
肉塊形状測定部となる第2の測定部は、並走する複数の肉塊搬送ベルトに渡って開放するベルト開放部を通して測定し、
送り量決定手段は、一の肉塊搬送ベルトの切断厚み分の送り量と、他の肉塊搬送ベルトの切断厚み分の送り量とを個別に決定することを特徴とする請求項1に記載の食肉切断装置。
【請求項3】
第1の肉塊搬送ベルトと第2の肉塊搬送ベルトとからなる2つの肉塊搬送ベルトが並走して2つの肉塊を1つの切断ユニットで切断する食品切断装置であって、
前記2つの肉塊搬送ベルトの搬送方向に対向する方向となる一側方側にモータが配されており、前記一側方側と反対側の他側方側は開放側として前記肉塊搬送ベルトを摘出可能としたことを特徴とする請求項2に記載の食肉切断装置。
【請求項4】
2つの肉塊搬送ベルトは、第1の肉塊搬送ベルトを搬送可能にする第1のローラと第2の肉塊搬送ベルトを搬送可能とする第2のローラからなる2つのローラが直列して配されており、
前記2つのローラに接続する第1のモータと第2のモータとからなる2つのモータが、前記2つの肉塊搬送ベルトの搬送方向に対向する方向となる一側方側に配されおり、
前記第1の肉塊搬送ベルトの前記第1のローラに前記第1のモータからの回転力を伝達する第1の回転力伝達手段と、前記第2の肉塊搬送ベルトの前記第2のローラに前記第2のモータからの回転力を伝達する第2の回転力伝達手段とを有することを特徴とする請求項3に記載の食肉切断装置。
【請求項5】
肉塊から切断される切断肉の厚みを一群ごとに均一化し、一群の総重量を調整する食肉切断装置であって、
予定切断厚みと予定切断群重量とを入力する入力部と、
肉塊形状測定部により測定された肉塊形状情報と肉塊総重量情報により単位体積当たりの重量をもとに個々の切断前一群長さを算出し、前記切断前一群長さごとに厚みを均一化した均一切断厚み分の肉塊搬送ベルトの送り量を決定する送り量決定手段を有することを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の食肉切断装置。
【請求項6】
入力部には予定切断情報にトレー長さ情報を含み、切断ユニットにより切断された切断肉を搬送する切断肉搬送ベルトをさらに有し、
肉塊搬送ベルトの送り量の決定に加え、一群の切断肉の積層長さが前記トレー長さ情報内となるように切断肉搬送ベルトの送り量を決定する送り量決定手段を有することを特徴とする請求項5に記載の食肉切断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、切断対象となる肉塊を正確に検知して所定目的の切断肉を切断する食肉切断装置であって、さらにロース肉やバラ肉等の異なる肉塊を同時に切断可能にし、トレーに均一厚みで盛付けが可能となるように切断する食肉切断装置に関する発明である。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、食肉切断工程において、稼働力を向上させるために肉塊の正確な切断や、複数の肉塊を同時に切断し、しかも連続して切断可能となる切断装置が求められていた。
【0003】
従来より特許文献1に記載のように肉塊をセンサで検出して切断する切断装置は存在した。しかし、この検出は照明フレーム内で測定するものであり、必ずしも肉塊の外形の正確な測定がなされるものではなく、加えて連続して切断可能とするものではなかった。
【0004】
一方、特許文献2に記載のように、2つの移送樋が存在する先行技術も存在する。しかし、これはコマ切れ肉を切断するためのもので1つの搬送ベルトから仕切りをもって二手に分かれるものであって、2種類の肉塊を別個独立に搬送して1つの切断刃で切断するものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2002-542046号公報
特開2011-218537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は、肉塊の外形を正確に検出して所定目的の切断を可能にし、さらには複数の肉塊を同時に切断し、しかも連続して大量の切断肉に切断可能として稼働力を向上させる切断装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の食肉盛付装置は、肉塊搬送ベルトで搬送される肉塊を切断ユニットで切断する食肉切断装置であって、前記肉塊搬送ベルトで搬送される前記肉塊の外形情報を測定する肉塊形状測定部と、肉塊総重量情報と前記肉塊形状測定部により検出された肉塊形状情報をもとに前記肉塊搬送ベルトの送り量を決定する送り量決定手段とを有し、前記肉塊形状測定部は、前記肉塊搬送ベルトの上方に備えた第1の測定部と、前記肉塊搬送ベルトの下方に備えたものであってベルト開放部を通して測定する第2の測定部を備えたことを特徴とする。
【0008】
また、複数の並走する肉塊搬送ベルトで各々独立して肉塊を搬送可能であって複数の肉塊を1つの切断ユニットで切断する食品切断装置であって、肉塊形状測定部となる第2の測定部は、並走する複数の肉塊搬送ベルトに渡って開放するベルト開放部を通して測定し、送り量決定手段は、一の肉塊搬送ベルトの切断厚み分の送り量と、他の肉塊搬送ベルトの切断厚み分の送り量とを個別に決定することが好ましい。
【0009】
また、第1の肉塊搬送ベルトと第2の肉塊搬送ベルトとからなる2つの肉塊搬送ベルトが並走して2つの肉塊を1つの切断ユニットで切断する食品切断装置であって、前記2つの肉塊搬送ベルトの搬送方向に対向する方向となる一側方側にモータが配されており、前記一側方側と反対側の他側方側は開放側として前記肉塊搬送ベルトを摘出可能としたことが好ましい。
【0010】
また、2つの肉塊搬送ベルトは、第1の肉塊搬送ベルトを搬送可能にする第1のローラと第2の肉塊搬送ベルトを搬送可能とする第2のローラからなる2つのローラが直列して配されており、前記2つのローラに接続する第1のモータと第2のモータとからなる2つのモータが、前記2つの肉塊搬送ベルトの搬送方向に対向する方向となる一側方側に配されおり、前記第1の肉塊搬送ベルトの前記第1のローラに前記第1のモータからの回転力を伝達する第1の回転力伝達手段と、前記第2の肉塊搬送ベルトの前記第2のローラに前記第2のモータからの回転力を伝達する第2の回転力伝達手段とを有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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