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公開番号
2025095707
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211943
出願日
2023-12-15
発明の名称
照明装置
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機照明株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
F21V
23/00 20150101AFI20250619BHJP(照明)
要約
【課題】電線の設置スペースの低減を図ることが可能で設置自由度の高い端子台保持部を有する照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置は、電線が通される電線通し孔が形成された底壁部を有する器具本体と、底壁部に対向して底壁部に取り付けられ、電線通し孔に対向する位置に可動部第1孔が形成された板状の可動部を有する端子台保持部と、電線通し孔及び可動部第1孔に通された電線の端部が接続される入力部を備えた端子台と、を備え、端子台は、入力部が可動部第1孔に露出するように、可動部の底壁部に対向する対向面とは反対側の設置面に固定されており、可動部は、対向面が底壁部に対向する使用姿勢と、対向面が底壁部の面方向に対して直交又は傾斜する施工姿勢と、に姿勢変更可能に器具本体の底壁部に回動自在に連結されている。端子台保持部は、底壁部の突出部との干渉を避ける干渉防止孔を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
電線が通される電線通し孔が形成された底壁部を有する器具本体と、
前記底壁部に対向して前記底壁部に取り付けられ、前記電線通し孔に対向する位置に可動部第1孔が形成された板状の可動部を有する端子台保持部と、
前記電線通し孔及び前記可動部第1孔に通された前記電線の端部が接続される入力部を備えた端子台と、を備え、
前記端子台は、前記入力部が前記可動部第1孔に露出するように、前記可動部の前記底壁部に対向する対向面とは反対側の設置面に固定されており、
前記可動部は、前記対向面が前記底壁部に対向する使用姿勢と、前記対向面が前記底壁部の面方向に対して直交又は傾斜する施工姿勢と、に姿勢変更可能に前記器具本体の前記底壁部に回動自在に連結されており、
前記底壁部は、前記端子台保持部側に突出する突出部を有し、
前記端子台保持部は、前記突出部との干渉を避ける干渉防止孔を有する照明装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記干渉防止孔は、前記可動部に形成された可動部第2孔である請求項1記載の照明装置。
【請求項3】
前記器具本体の前記底壁部には、被取付部に固定された取付ボルトを通すボルト通し孔が、前記取付ボルトの固定間隔の異なるピッチに対応して複数形成されている請求項1又は請求項2記載の照明装置。
【請求項4】
前記底壁部は、長板状であり、
前記電線通し孔は、前記底壁部の短手方向の中心部に形成されている請求項1又は請求項2記載の照明装置。
【請求項5】
前記入力部は、前記電線の端部が差し込まれる差込孔を有し、前記使用姿勢における前記電線の前記差込孔への差込方向が前記電線通し孔及び前記可動部第1孔における前記電線の挿入方向と同じである請求項1又は請求項2記載の照明装置。
【請求項6】
前記可動部は、長板状であり、長手方向の一端部で前記底壁部に回動可能に連結されている請求項1又は請求項2記載の照明装置。
【請求項7】
前記可動部は、前記長手方向の他端部に前記可動部第1孔を有する請求項6記載の照明装置。
【請求項8】
前記器具本体は、常用の第1照明具と、非常用の第2照明具と、を備え、
前記端子台は、前記第2照明具用の端子台であって、前記第2照明具に電気的に接続された配線が接続される出力部を有する請求項1又は請求項2記載の照明装置。
【請求項9】
前記器具本体は、長板状の前記底壁部の短手方向の両端部から互いに対向するように突出した一対の側壁部を有し、前記底壁部と前記一対の側壁部とにより前記底壁部の長手方向に延びる凹状の照明具収容部が形成されており、
前記第1照明具は長尺状であって前記照明具収容部に配置され、
前記底壁部には、前記第1照明具に電気的に接続された前記第1照明具用の端子台が取り付けられている請求項8記載の照明装置。
【請求項10】
前記第1照明具用の端子台を第1端子台、前記可動部に固定された前記端子台を第2端子台とするとき、前記第1端子台と前記第2端子台とは、隣接して前記底壁部に取り付けられている請求項9記載の照明装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、照明装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、外部に設置される電源装置に電線によって接続され、電源装置からの電源の供給を受けて点灯する照明具を備えた照明装置がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の照明装置は、照明具と、天井等の被取付部と照明具との間に配置されて被取付部に固定される板状の底壁部を有し、照明具を被取付部に固定するための取付板部と、を有する。照明具は、底壁部の被取付部側とは反対側において底壁部から離間した位置に底壁部に対向して配置されている。照明具と底壁部との間には、照明具と電気的に接続された端子台が配置されている。端子台は、電線が差し込まれる電線差込孔を有する。照明具は、被取付部から引き出されている電線を、取付板部の底壁部に設けられた電線孔に通して照明装置の内部スペースに引き込み、内部スペースで電線を折り曲げて内部スペースで引き回し、端子台に接続することで、電源装置に電気的に接続される。
【0003】
電線が電線孔を通して照明装置の内部スペースに引き込まれ、内部スペース内で電線差込孔に接続される構成において、電線は、接続後も内部スペースに収納された状態となる。そのため、特許文献1では、電線の設置スペースが照明装置内に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7148846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の照明装置では、電線の一部を照明装置内に収容する設置スペースが必要となるため、照明装置の大型化を招いており、電線の設置スペースの低減が求められている。
【0006】
このような電線の設置スペースの低減の要求に応えるため、電線の設置スペースの低減を図るための部品としての端子台保持部を新たに照明装置に設け、当該端子台保持部に端子台を固定することで、電線の設置スペースの低減を図ることが考えられる。この場合、端子台保持部の設置位置は、照明装置を構成する既存部品の位置や構造等によって設置位置の制約を受ける可能性がある。このため、端子台保持部は設置自由度の高い構成が求められている。
【0007】
本開示は、上述の課題を解決するためのものであり、電線の設置スペースの低減を図ることが可能で設置自由度の高い端子台保持部を有する照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る照明装置は、電線が通される電線通し孔が形成された底壁部を有する器具本体と、底壁部に対向して底壁部に取り付けられ、電線通し孔に対向する位置に可動部第1孔が形成された板状の可動部を有する端子台保持部と、電線通し孔及び可動部第1孔に通された電線の端部が接続される入力部を備えた端子台と、を備え、端子台は、入力部が可動部第1孔に露出するように、可動部の底壁部に対向する対向面とは反対側の設置面に固定されており、可動部は、対向面が底壁部に対向する使用姿勢と、対向面が底壁部の面方向に対して直交又は傾斜する施工姿勢と、に姿勢変更可能に器具本体の底壁部に回動自在に連結されており、底壁部は、端子台保持部側に突出する突出部を有し、端子台保持部は、突出部との干渉を避ける干渉防止孔を有するものである。
【発明の効果】
【0009】
本開示に係る照明装置は、可動部の使用姿勢において端子台の入力部が可動部第1孔に露出するように可動部の設置面に固定されている。このため、照明装置は、使用時に可動部が使用姿勢とされることで、端子台の入力部は電線通し孔にも露出する。よって、照明装置は、可動部が使用姿勢とされることで、電線を電線通し孔の奥側に押し込んだ状態とすることができ、照明装置内における電線の設置スペースの低減を図ることができる。また、端子台保持部は、器具本体の底壁部の突出部との干渉を避ける干渉防止孔を有している。このため、端子台保持部は、干渉防止孔を有していない構成に比べて、器具本体に対する端子台保持部の設置位置の制約を緩和でき、設置自由度が高い。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態に係る照明装置を下方から観察した斜視図である。
実施の形態に係る照明装置の分解斜視図である。
実施の形態に係る照明装置において器具本体から端子台保持部を分離した斜視図である。
実施の形態に係る照明装置において第1照明具と第2照明具とを器具本体から取り外した状態の器具本体の下面図である。
実施の形態に係る照明装置の器具本体の下面図である。
実施の形態に係る照明装置の端子台保持部の説明図であり、端子台保持部の使用時の状態を下方から観察した斜視図である。
実施の形態に係る照明装置の端子台保持部の斜視図である。
実施の形態に係る照明装置の端子台保持部の分解斜視図である。
実施の形態に係る照明装置の端子台保持部を図8とは別方向から見た分解斜視図である。
実施の形態に係る照明装置の端子台保持部が施工姿勢にある状態の斜視図である。
実施の形態に係る照明装置の端子台保持部の説明図であり、端子台保持部の施工時の状態を下方から観察した斜視図である。
実施の形態に係る照明装置の作用を説明するための概略図である。
比較例に係る照明装置の使用時の概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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