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公開番号2025095207
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211057
出願日2023-12-14
発明の名称キャップユニット及びキャップ付き容器
出願人サーモス株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類B65D 47/08 20060101AFI20250619BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】口着脱機構において、キャップ本体の外筒部材から口形成部材が意図せず外れることを防ぎつつ、外観の自由度を高めることを可能としたキャップユニットを提供する。
【解決手段】容器本体2の上部開口部2dを閉塞するキャップ本体7と、キャップ本体7にヒンジ部8を介して回動自在に取り付けられる蓋体9とを備え、キャップ本体7は、上部に開口部10bが設けられた外筒部材10と、蓋体9の回動により開閉される通液口14が設けられた口形成部材11と、外筒部材10の開口部10bに対して口形成部材11を着脱自在に取り付ける口着脱機構15とを有し、口着脱機構15は、外筒部材10の内側の下面に対して、口形成部材11をスライドさせることによって、外筒部材10の開口部10bに口形成部材11が取り付けられる構造を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
上部が開口した容器本体に対して着脱自在に取り付けられるキャップユニットであって、
前記容器本体の上部開口部を閉塞するキャップ本体と、
前記キャップ本体にヒンジ部を介して回動自在に取り付けられる蓋体とを備え、
前記キャップ本体は、上部に開口部が設けられた外筒部材と、
前記蓋体の回動により開閉される通液口が設けられた口形成部材と、
前記外筒部材の前記開口部に対して前記口形成部材を着脱自在に取り付ける口着脱機構とを有し、
前記口着脱機構は、前記外筒部材の内側の下面に対して、前記口形成部材をスライドさせることによって、前記外筒部材の前記開口部に前記口形成部材が取り付けられる構造を有すること特徴とするキャップユニット。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記口着脱機構は、前記外筒部材に設けられた第1の係止部と、前記口形成部材に設けられた第2の係止部とを有して、
前記外筒部材の内側の下面に対して、前記口形成部材をスライドさせたときに、前記第1の係止部に対して前記第2の係止部が係止されることを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
【請求項3】
前記口着脱機構は、前記口形成部材の上面に位置して、下方に向かって移動自在に取り付けられたロック部材と、前記ロック部材を上方に向かって付勢する付勢部材とを有し、
前記第2の係止部は、前記ロック部材に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のキャップユニット。
【請求項4】
前記口着脱機構は、前記口形成部材の前側に設けられた第3の係止部と、前記外筒部材の前記開口部の前側により構成された第4の係止部とを有し、
前記外筒部材の内側の下面に対して、前記口形成部材をスライドさせたときに、前記第4の係止部に対して前記第3の係止部が係止されることを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
【請求項5】
前記口着脱機構は、前記口形成部材の左右両側を内側に凹ますように設けられた一対の第5の係止部と、前記外筒部材の前記開口部の左右両側に設けられた一対の第6の係止部とを有し、
前記外筒部材の内側の下面に対して、前記口形成部材をスライドさせたときに、前記一対の第6の係止部に対して前記一対の第5の係止部が係止されることを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
【請求項6】
前記外筒部材は、略円筒状に形成された周壁部を有し、
前記口着脱機構は、前記口形成部材の左右両側から外側へ突出するように設けられた一対の第7の係止部と、前記外筒部材の周壁部内面の左右両側に設けられた一対の第8の係止部とを有し、
前記外筒部材の内側の下面に対して、前記口形成部材をスライドさせたときに、前記一対の第8の係止部に対して前記一対の第7の係止部が係止されることを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
【請求項7】
前記口着脱機構は、前記外筒部材と前記口形成部材との何れか一方に設けられた位置決め凹部と、何れか他方に設けられた位置決め凸部とを有し、
前記外筒部材の内側の下面に対して、前記口形成部材をスライドさせたときに、前記位置決め凹部に前記位置決め凸部が係合されることによって、前記外筒部材に対して前記口形成部材が回り止めされることを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
【請求項8】
前記蓋体の内側の下面から突出された栓部と、
前記栓部に対して着脱自在に取り付けられた状態で、前記通液口を閉塞する蓋パッキンとを備え、
前記栓部は、その中心軸に対して回転非対称な凸形状を有する嵌合凸部を有し、
前記蓋パッキンは、前記嵌合凸部に対応した凹形状を有する嵌合凹部を有し、
前記嵌合凹部に前記嵌合凸部を嵌合することによって、前記栓部に対する前記蓋パッキンの取付方向が設定されていることを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
【請求項9】
前記キャップ本体は、前記開口部と前記ヒンジ部との間に上壁部を有し、
前記栓部に対して前記蓋パッキンが前記取付方向とは異なる方向に取り付けられた状態において、前記蓋パッキンが前記通液口を閉塞する前に前記上壁部と当接されることを特徴とする請求項8に記載のキャップユニット。
【請求項10】
請求項1~9の何れか一項に記載のキャップユニットと、
前記キャップユニットが取り付けられた容器本体とを備えるキャップ付き容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャップユニット及びキャップ付き容器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、上部が開口した容器本体に対して着脱自在に取り付けられるキャップユニットを備えたキャップ付き容器がある。
【0003】
また、キャップユニットの中には、容器本体の上部開口部を閉塞するキャップ本体において、上部に開口部が設けられた外筒部材と、外筒部材の開口部に取り付けられると共に、容器本体の内側と連通される通液口が設けられた口形成部材と、外筒部材の開口部に対して口形成部材を着脱自在に取り付ける口着脱機構とを備えたものがある(例えば、下記特許文献1を参照。)。
【0004】
口着脱機構は、キャップ本体の外筒部材に対して回動自在に取り付けられたロック操作部材と、ロック操作部材を回動方向の一方側に向けて付勢する付勢部材とを有している。口着脱機構では、付勢部材の付勢に抗してロック操作部材を回動方向の他方側に向けて回動操作することによって、キャップ本体の外筒部材に対する口形成部材のロック状態を解除する。これにより、外筒部材の開口部に対して口形成部材を取り外すことが可能となっている。
【0005】
また、キャップユニットは、口形成部材の下端部に取り付けられた止水パッキンを、容器本体の内側から突出された張出部に全周に亘って密着させることによって、この止水パッキンを介して容器本体とキャップ本体との間を密閉する(止水)する構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5312542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、上述した従来のキャップユニットでは、容器本体の内部が減圧したときに、止水パッキンを介して容器本体の張出部に密着した口形成部材が容器本体に吸い付いてしまい、口形成部材がキャップ本体の外筒部材の開口部から外れてしまう可能性があった。
【0008】
また、従来のキャップユニットでは、ロック操作部材を誤って回動操作したときに、キャップ本体の外筒部材に対する口形成部材のロック状態が意図せず解除されてしまい、口形成部材が外筒部材の開口部から外れてしまうことがあった。
【0009】
また、従来のような別部材であるロック操作部材の回動操作によってキャップ本体の外筒部材に対する口形成部材のロック状態を解除する口着脱機構では、ロック操作部材が操作し易い位置に設けられている必要があり、外観の自由度が低く、必ずしも使い勝手が良いものとはなっていなかった。
【0010】
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、口着脱機構において、キャップ本体の外筒部材から口形成部材が意図せず外れることを防ぎつつ、外観の自由度を高めることを可能としたキャップユニット、並びにそのようなキャップユニットを備えることによって、使い勝手の更なる向上を可能としたキャップ付き容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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