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公開番号
2025094885
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2024104750
出願日
2024-06-28
発明の名称
車両用リアフレーム
出願人
現代自動車株式会社
,
HYUNDAI MOTOR COMPANY
,
起亞株式会社
,
KIA CORPORATION
代理人
弁理士法人共生国際特許事務所
主分類
B62D
25/20 20060101AFI20250618BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】鋳造工法による製造が容易で、かつ電着塗装液の溜まりを防止できる車両用リアフレームを提供する。
【解決手段】本発明の車両用リアフレームは、車両の幅方向に沿って離隔した一対のサイド部と、一対のサイド部の前方部を連結する第1クロス部と、一対のサイド部の後方部を連結する第2クロス部とを含み、これらは単一体を形成し、各サイド部は、リアサブフレームのフロントマウントが取り付けられる前方取付座面と、前方取付座面の上に形成された前方陥没構造と、リアサブフレームのリアマウントが取り付けられる後方取付座面と、後方取付座面の上に形成された後方陥没構造とを含み、前方陥没構造は、その上部が開放されたポケット形状で、貫通孔を有し、後方陥没構造は、上部が開放されたポケット形状で、貫通孔を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の幅方向に沿って離隔した一対のサイド部と、
前記一対のサイド部の前方部を連結する第1クロス部と、
前記一対のサイド部の後方部を連結する第2クロス部と、を含み、
前記一対のサイド部、前記第1クロス部、および前記第2クロス部は、単一体を形成し、
各サイド部は、リアサブフレームのフロントマウントが取り付けられる前方取付座面と、前記前方取付座面の上に形成された前方陥没構造と、リアサブフレームのリアマウントが取り付けられる後方取付座面と、前記後方取付座面の上に形成された後方陥没構造とを含み、
前記前方陥没構造は、その上部が開放されたポケット形状であり、前記前方陥没構造は、貫通孔を有し、前記後方陥没構造は、その上部が開放されたポケット形状であり、前記後方陥没構造は、貫通孔を有することを特徴とするリアフレーム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
各サイド部は、ホイールハウスインナーパネルおよびホイールハウス補強材が取り付けられるチャンネル部を含み、前記チャンネル部は、その上部が開放されたポケット形状であり、前記チャンネル部は、貫通孔を有することを特徴とする請求項1に記載のリアフレーム。
【請求項3】
各サイド部は、サスペンションダンパが取り付けられるダンパレセプタクルをさらに含み、
前記ダンパレセプタクルは、その下部が開放されたキャビティを有するポケット形状であることを特徴とする請求項1に記載のリアフレーム。
【請求項4】
前記ダンパレセプタクルは、前記前方取付座面と前記後方取付座面との間に位置することを特徴とする請求項3に記載のリアフレーム。
【請求項5】
各サイド部は、前記ダンパレセプタクルから車両の前方に向かって延びた前方室内壁と、前記ダンパレセプタクルから車両の後方に向かって延びた後方室内壁とを含み、
前記前方室内壁および前記後方室内壁は、前記サイド部の室内縁部と室外縁部との間のセンターラインに沿って延びていることを特徴とする請求項3に記載のリアフレーム。
【請求項6】
前記前方取付座面は、前記前方室内壁の下側縁部に形成され、前記後方取付座面は、前記後方室内壁の下側縁部に形成されることを特徴とする請求項5に記載のリアフレーム。
【請求項7】
前記前方陥没構造は、前記前方室内壁および前記前方取付座面により限定され、前記前方陥没構造は、前記前方室内壁から車両の室内に向かって延びた補強リブを有することを特徴とする請求項5に記載のリアフレーム。
【請求項8】
前記後方陥没構造は、前記後方室内壁および前記後方取付座面により限定され、前記後方陥没構造は、前記後方室内壁から車両の室内に向かって延びた補強リブを有することを特徴とする請求項5に記載のリアフレーム。
【請求項9】
前記第1クロス部は、上部壁と、前記上部壁から垂直下方に延びた垂直壁と、前記垂直壁の下端から車両の前方に向かって延びた下部壁と、前記下部壁から車両の下部に向かって陥没した陥没壁と、前記陥没壁から上方に隆起した複数の隆起壁と、前記複数の隆起壁の間に形成された複数の通路とを含み、複数の通路は、前記陥没壁の上面と同一平面に位置することを特徴とする請求項1に記載のリアフレーム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用リアフレームに関し、より詳細には、鋳造工法による製造が容易であり、且つ電着塗装液の溜まりを防止することができる車両用リアフレームに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、環境および石油資源の枯渇に対する危機認識が高まるにつれて、電気自動車(Electric Vehicle)、ハイブリッド車(Hybrid Electric Vehicle)などのエコカーが注目されている。
【0003】
電気自動車は、相対的に重いバッテリおよびPEモジュール(Power Electronics module)などを有することから相対的に重量が増加し、これに伴い、電気自動車は、その衝突エネルギーが増大する一方、衝突エネルギーの吸収空間が相対的に縮小する相反する問題を有する。これを解消するために、電気自動車は、ロードパスの連結構造を一体化することにより、車体のロバスト性を増大し、部品数の最小化により、コストダウンおよび組立構造の単純化を実現する必要がある。
【0004】
電気自動車は、重量の減少および剛性の強化などのために、車体の後方にリアフレームを採択し、リアフレームは、車体の衝突性能およびNVH(Noise、Vibration、Harshnessの頭文字:車の快適性)性能に必須として求められる部品である。リアフレームは、一対のリアサイドメンバーおよび一対のリアサイドメンバーを連結する複数のクロスメンバーを含む。
【0005】
しかし、従来の電気自動車のリアフレームにおいて、リアサイドメンバーおよびクロスメンバーが、SPR(Self-Piercing Rivet)、FDS(Flow Drill Screw)などの機械的締結具(mechanical fastener)を介して結合することで、車両の後方構造の剛性の損失が発生するデメリットがあった。
【0006】
また、既存のリアサイドメンバー、クロスメンバーは、プレス工法および接合工法などにより閉断面を有することで、リアサイドメンバー、クロスメンバーの目標剛性を満たすことができる。しかし、複数の部品がプレス工法によって製造され、複数の部品が締結具、溶接などにより結合することで、リアサイドメンバー、クロスメンバーの製造工程が非常に複雑になり、その製造コストが相対的に高くなるデメリットがあった。
【0007】
これにより、高振空ダイキャスティング工法などの鋳造工法によりリアフレームを製造する場合、その部品数および製造コストが低減することができ、車体部品の統合において有利である。しかし、鋳造工法によりリアフレームを製造する場合、その上部が開放されたポケット構造を有し得、電着塗装工程時に、電着塗装液がポケット構造に溜まり得、電着塗装工程のベーキング時に、ポケット構造に溜まった電着塗装液が焦げてしまう問題があった。
【0008】
この背景技術部分に記載の事項は、発明の背景に関する理解を高めるために作成されたものであって、本技術が属する分野において通常の知識を有する者にすでに知られている従来技術ではない事項を含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2000-289645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、上記のような点を考慮して導き出されたものであり、鋳造工法による製造が容易であり、且つ電着塗装液の溜まりを防止することができる車両用リアフレームを提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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