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公開番号
2025094487
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210050
出願日
2023-12-13
発明の名称
床材および建築物
出願人
積水ハウス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04F
15/10 20060101AFI20250618BHJP(建築物)
要約
【課題】床材が人に与える不快感の発生を抑制できる床材および建築物を提供する。
【解決手段】床材1は、床材本体15と、床材本体15内に配置される補強部材16と、不快感を抑制できる不快感抑制部17と、を備える。床材本体15は、上板18と、上板18の下方に位置する下板19と、を有する。補強部材16は、上板18および下板19の間に配置される。不快感抑制部17は、床材本体15内に配置される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
床材本体と、前記床材本体内に配置される補強部材と、不快感を抑制できる不快感抑制部と、を備え、
前記床材本体は、上板と、前記上板の下方に位置する下板と、を有し、
前記補強部材は、前記上板および前記下板の間に配置され、
前記不快感抑制部は、前記床材本体内に配置される、
床材。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記床材本体は、前記上板と前記下板との間の空間を仕切る複数の隔壁を有し、
前記複数の隔壁は、互いに平行になるように配置され、
前記補強部材は、前記複数の隔壁によって構成される複数の空間のうちの少なくとも1つの空間内に配置される、
請求項1に記載の床材。
【請求項3】
前記補強部材は、前記隔壁に沿って延びるように構成され、前記補強部材の長手方向に延びる中空部を有し、
前記中空部には、前記不快感抑制部としての吸音材が配置される、
請求項2に記載の床材。
【請求項4】
前記補強部材は、前記隔壁に沿って延びるように構成され、前記補強部材の長手方向に延びる中空部を有し、
前記補強部材は、前記中空部を構成する内周面とは反対側に外周面を有し、
前記外周面において、前記床材本体と接触する少なくとも一部には、前記不快感抑制部としての緩衝材が配置される、
請求項2に記載の床材。
【請求項5】
前記補強部材は、アルミニウム製、木製、竹製、または樹脂製である、
請求項1に記載の床材。
【請求項6】
床を備える建築物であって、
前記床は、請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の床材を含む、
建築物。
【請求項7】
床フレームをさらに備え、
前記床フレームは、前記床材を支持する複数の支持部材を備え、
前記複数の支持部材は、所定長さ以上の間隔をあけて配置され、
平面視において、前記床材は、前記補強部材が前記支持部材に交差するように配置される、
請求項6に記載の建築物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、床材および建築物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物の床を構成する床材に関する技術が知られている。例えば、特許文献1に記載の床材は、板状の床材本体と、床材本体内において床材本体の長手方向に沿うように形成される複数の空洞と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-166306号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、床材によって構成される床の上を歩くと、歩いたときに不快感が生じることがある。床材からの不快感の発生を抑制する観点において、床材および建築物に改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)上記課題を解決する床材は、床材本体と、前記床材本体内に配置される補強部材と、不快感を抑制できる不快感抑制部と、を備え、前記床材本体は、上板と、前記上板の下方に位置する下板と、を有し、前記補強部材は、前記上板および前記下板の間に配置され、前記不快感抑制部は、前記床材本体内に配置される。この構成によれば、不快感抑制部は不快感を抑制する。このため、床材本体が人に与える不快感の発生を抑制できる。
【0006】
(2)上記(1)の床材において、前記床材本体は、前記上板と前記下板との間の空間を仕切る複数の隔壁を有し、前記複数の隔壁は、互いに平行になるように配置され、前記補強部材は、前記複数の隔壁によって構成される複数の空間のうちの少なくとも1つの空間内に配置される。
【0007】
床の上を歩いたときに床材がたわむと人に不快感を与える虞がある。上記構成によれば、補強部材および複数の隔壁は、床材がたわむことを抑制する。このため、床材の上を歩く人の床材から受ける不快感の発生を抑制できる。
【0008】
(3)上記(2)の床材において、前記補強部材は、前記隔壁に沿って延びるように構成され、前記補強部材の長手方向に延びる中空部を有し、前記中空部には、前記不快感抑制部としての吸音材が配置される。
【0009】
補強部材が中空部を有する場合、床材の上に物が落ちると、中空部で音が響く虞がある。また、屋外に置かれる床材において床材の補強部材が中空部を有する場合、雨水または霰が降ると、雨水または霰が床材の上に当たることによって中空部で音が響く虞がある。このような音は自然の音ではないため、人に不快感を与える虞がある。上記構成によれば、吸音材は、床材本体内において音が響くことを抑制する。このため、物、雨水または霰等が床材に当たった時に生じる音による不快感の発生を抑制できる。
【0010】
(4)上記(2)の床材において、前記補強部材は、前記隔壁に沿って延びるように構成され、前記補強部材の長手方向に延びる中空部を有し、前記補強部材は、前記中空部を構成する内周面とは反対側に外周面を有し、前記外周面において、前記床材本体と接触する少なくとも一部には、前記不快感抑制部としての緩衝材が配置される。
(【0011】以降は省略されています)
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