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公開番号
2025101869
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023218942
出願日
2023-12-26
発明の名称
防音扉
出願人
積水ハウス株式会社
,
株式会社ハウテック
代理人
個人
,
個人
主分類
E06B
5/20 20060101AFI20250701BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】防音性を低下させることなく、容易に開放可能な防音扉を提供する。
【解決手段】 枠体11は、一対の縦枠21と、当該縦枠21の上端を繋ぐ横枠22と、を有しており、戸当り12は、一対の縦枠21にそれぞれ固定された縦材25と、横枠22に固定された横材26と、を有する。マグネットパッキン16は、縦材25にそれぞれ固定される第1縦部分31および第2縦部分32と、横材26に固定される横部分33と、を有しており、第1縦部分31は、第2縦部分32よりもドアノブ14に近く、第1縦部分31におけるマグネット17の磁力は、第2縦部分32のマグネット17の磁力および横部分33のマグネット17の磁力よりも小さい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
住宅の壁の開口に位置する枠体と、
上記枠体に固定された戸当りと、
上記枠体の内側を開放または閉塞する非磁性体のドア本体と、
上記ドア本体に固定されたドアノブと、
上記戸当りにおいて、閉塞した状態の上記ドア本体を向く当接面に固定されており、内部空間にマグネットを有するマグネットパッキンと、
上記ドア本体において、閉塞した状態で上記戸当りを向く面の周囲に固定された磁性シートと、を備え、
上記枠体は、一対の縦枠と、当該縦枠の上端を繋ぐ横枠と、を有しており、
上記戸当りは、上記一対の縦枠にそれぞれ固定された縦材と、上記横枠に固定された横材と、を有しており、
上記マグネットパッキンは、上記縦材にそれぞれ固定される第1縦部分および第2縦部分と、上記横材に固定される横部分と、を有しており、
上記第1縦部分は、上記第2縦部分よりも上記ドアノブに近く、
上記第1縦部分における上記マグネットの磁力は、上記第2縦部分の上記マグネットの磁力および上記横部分の上記マグネットの磁力よりも小さい防音扉。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
上記マグネットは、板状であって2つの主面の磁着力が異なるものであり、
上記第1縦部分における上記マグネットと、上記第2縦部分の上記マグネットおよび上記横部分の上記マグネットとは、2つの主面が上記磁性シートに対して逆向きである請求項1に記載の防音扉。
【請求項3】
上記マグネットパッキンは、上記磁性シートに磁着していない自然状態から、上記磁性シートに磁着している磁着状態に、上記磁性シートへ近づくように弾性変形する請求項1または2に記載の防音扉。
【請求項4】
上記ドア本体は、複数軸を有する蝶番によって上記枠体に固定されている請求項3に記載の防音扉。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容易に開放可能な防音扉に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の防音ドアでは、戸当りにマグネットパッキンが取り付けられており、ドアパネルに磁性シートが取り付けられている。ドアパネルを閉じると、磁性シートがマグネットパッキンに密着して、ドアパネルと戸当りとの間からの音漏れが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-179893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、住宅などに使用される扉は、蝶番などとの組み付けにおいて、戸当りに対する位置や角度が調整される。扉の開閉を容易にするために、扉と戸当りとの間には、ある程度の隙間があることが通常である。このような扉において、音漏れを防止するために、特許文献1に記載されるようなマグネットパッキンおよび磁性シートが採用されることが考えられる。
【0005】
音漏れを防止する効果を高めるためには、マグネットパッキンと磁性シートとの磁着力を大きくすること、すなわちマグネットパッキンの磁石の磁力を強くすることが考えられる。しかしながら、マグネットパッキンと磁性シートとの磁着力を大きくすると、扉を開くときにも大きな力が必要となる。その結果、防音扉が開けにくくなり、使い勝手が悪くなることが考えられる。
【0006】
一方、マグネットパッキンと磁性シートとの磁着力を小さくすると、扉が開けやすくなる。しかしながら、磁着力が小さいと、扉と戸当りの隙間を塞ぐように、マグネットパッキンが磁性シートに磁着せずに、扉と戸当りとの間に隙間が生じ、音漏れ防止効果が十分に発揮されないことが考えられる。
【0007】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、防音性を低下させることなく、容易に開放可能な防音扉を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1) 本発明に係る防音扉は、住宅の壁の開口に位置する枠体と、上記枠体に固定された戸当りと、上記枠体の内側を開放または閉塞する非磁性体のドア本体と、上記ドア本体に固定されたドアノブと、上記戸当りにおいて、閉塞した状態の上記ドア本体を向く当接面に固定されており、内部空間にマグネットを有するマグネットパッキンと、上記ドア本体において、閉塞した状態で上記戸当りを向く面の周囲に固定された磁性シートと、を備え、上記枠体は、一対の縦枠と、当該縦枠の上端を繋ぐ横枠と、を有しており、上記戸当りは、上記一対の縦枠にそれぞれ固定された縦材と、上記横枠に固定された横材と、を有しており、上記マグネットパッキンは、上記縦材にそれぞれ固定される第1縦部分および第2縦部分と、上記横材に固定される横部分と、を有しており、上記第1縦部分は、上記第2縦部分よりも上記ドアノブに近く、上記第1縦部分における上記マグネットの磁力は、上記第2縦部分の上記マグネットの磁力および上記横部分の上記マグネットの磁力よりも小さい。
【0009】
マグネットを用いてドア本体の周囲に固定された磁性シートにマグネットパッキンを磁着することで、マグネットパッキンとドア本体との密着性が向上する。密着性が向上することで防音効果を得ることができる。磁性シートを用いることにより、枠体の施工状況に応じてドア本体が位置調整された場合であっても、マグネットへの磁着をし易くすることができる。ドアノブ近くに位置する第1縦部分におけるマグネットの磁力を他のマグネットの磁力よりも小さくすることにより、ドア本体の開放に係る力を軽減することができる。
【0010】
(2) 上記マグネットは、板状であって2つの主面の磁着力が異なるものであり、上記第1縦部分における上記マグネットと、上記第2縦部分の上記マグネットおよび上記横部分の上記マグネットとは、2つの主面が上記磁性シートに対して逆向きであってよい。
(【0011】以降は省略されています)
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