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公開番号2025103397
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220756
出願日2023-12-27
発明の名称ルーバーの取付構造
出願人理研軽金属工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 9/01 20060101AFI20250702BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】複数のルーバー材を交差させて配置するルーバーの取付構造において、加工や施工の手間を低減しつつ、ルーバー材の振れ止めを行うことができるルーバーの取付構造を提供する。
【解決手段】複数の長尺のルーバー材を備えたルーバーAの取付構造であって、ルーバーAの正面方向を前方、前方の反対方向を後方としたときに、第1のルーバー材10と、前記第1のルーバー材10よりも後方に配置される第2のルーバー材20と、を備え、前記第1のルーバー材10と前記第2のルーバー材20とは、正面視で交差しており、前記交差した部分に撓み防止材30が設けられ、前記第1のルーバー材10は、後方を向いた面に長手方向に沿って等幅で開口した第1溝部13を備え、前記撓み防止材30は、前記第1溝部13を利用して前記第1のルーバー材10に取り付けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数の長尺のルーバー材を備えたルーバーの取付構造であって、
ルーバーの正面方向を前方、前方の反対方向を後方としたときに、
第1のルーバー材と、
前記第1のルーバー材よりも後方に配置される第2のルーバー材と、
を備え、
前記第1のルーバー材と前記第2のルーバー材とは、正面視で交差しており、
前記交差した部分に撓み防止材が設けられ、
前記第1のルーバー材は、後方を向いた面に長手方向に沿って等幅で開口した第1溝部を備え、
前記撓み防止材は、前記第1溝部を利用して前記第1のルーバー材に取り付けられている、
ルーバーの取付構造。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記第2のルーバー材は、後方を向いた面に長手方向に沿って等幅で開口した第2溝部を備え、
前記撓み防止材は、前記第2溝部を利用して前記第2のルーバー材に取り付けられている、
請求項1に記載のルーバーの取付構造。
【請求項3】
前記撓み防止材は、前記第1溝部に取り付けられる第1取付部と、前記第2溝部に取り付けられる第2取付部と、前記第1取付部と前記第2取付部とを接続する中間部と、を備え、
前記第1取付部および前記第2取付部は、前記中間部の端部を屈折させて形成されている、
請求項2に記載のルーバーの取付構造。
【請求項4】
前記第2取付部と前記中間部とで形成される入隅部が、前記第2のルーバー材の角に係合するように構成されている、
請求項3に記載のルーバーの取付構造。
【請求項5】
前記第2取付部には、略U字形の第2切欠穴が形成され、
前記第2溝部の長手方向と前記第2切欠穴の開口方向とが同じ方向となるように、前記第2溝部と前記第2切欠穴とを連結部材で連結可能である、
請求項2に記載のルーバーの取付構造。
【請求項6】
前記第1のルーバー材と前記第2のルーバー材とは、前後方向に間隔を設けて配置された状態で前記撓み防止材によって接続されている、
請求項1に記載のルーバーの取付構造。
【請求項7】
前記撓み防止材は、留具によって前記第2のルーバー材の側面に取り付けられている、
請求項1に記載のルーバーの取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、複数のルーバー材を交差させて配置可能なルーバーの取付構造に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
ルーバーなどの長尺材において、撓みを防止するための振れ止めが必要となる場合がある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、特許文献2には、格子材の結合装置に関する発明が開示されている。この発明は、一方の格子材と、この一方の格子材に対して長手方向の複数箇所で前後に当接して交差する複数本の他方の格子材とを備え、その複数箇所の交差部で一方の格子材と他方の格子材とを結合している。一方の格子材の交差部側に、その幅方向中心よりもずらした位置で且つ長手方向に千鳥状となるように孔を穿孔し、複数本の他方の格子材の交差部側の略中心に孔を穿孔し、一方の格子材と他方の格子材との何れか一方に、係止頭部を有する固定具を孔を介して固定し、この固定具の係止頭部を他方の孔に挿入して周縁部に係止させている。このように構成することで、格別の組み立て精度を必要とせず、当接する両格子材を確実に結合でき、且つ結合強度を高くできるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-266997号公報
特許第3400624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
複数のルーバー材を交差させて配置する場合、交差部を接続することで振れ止めの効果を得ることができる。
【0006】
しかし、上記した特許文献1に記載の構造では、交差部に孔を穿孔しなければならないため、製造時に加工工数が増えるという問題があった。また、穴加工の精度によっては交差部の結合が困難となり、組み立てができなくなるおそれがあった。
【0007】
そこで、本開示は、複数のルーバー材を交差させて配置するルーバーの取付構造において、加工や施工の手間を低減しつつ、ルーバー材の振れ止めを行うことができるルーバーの取付構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係るルーバーの取付構造は、複数の長尺のルーバー材を備えたルーバーの取付構造であって、ルーバーの正面方向を前方、前方の反対方向を後方としたときに、第1のルーバー材と、前記第1のルーバー材よりも後方に配置される第2のルーバー材と、を備え、前記第1のルーバー材と前記第2のルーバー材とは、正面視で交差しており、前記交差した部分に撓み防止材が設けられ、前記第1のルーバー材は、後方を向いた面に長手方向に沿って等幅で開口した第1溝部を備え、前記撓み防止材は、前記第1溝部を利用して前記第1のルーバー材に取り付けられている。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、ルーバー材が交差した部分に撓み防止材が設けられているため、交差部を利用して撓みを防止することができる。また、第1のルーバー材は、後方を向いた面に長手方向に沿って等幅で開口した第1溝部を備え、撓み防止材は、第1溝部を利用して第1のルーバー材に取り付けられている。すなわち、第1溝部を利用して撓み防止材を取り付けることができるので、ルーバー材に穴を形成する必要がなく、加工の手間がない。また、第1のルーバー材の長手方向に沿って任意の位置に撓み防止材を取り付けることができるため、施工が容易であり、施工時間も短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ルーバーの取付構造の斜視図である。
ルーバーの取付構造の正面図である。
ルーバーの取付構造の平面図である。
ルーバーの取付構造の側面図である。
図4におけるX部拡大図である。
ルーバー材の交差部分を背面側から見た(a)一部拡大背面図、(b)一部拡大斜視図である。
ルーバー材の接続箇所を示す図である。
図7における(a)Y部拡大図、(b)Z部拡大図である。
撓み防止材の斜視図である。
変形例1に係るルーバー材の交差部分を背面側から見た斜視図である。
変形例1に係るルーバー材の接続箇所を示す図である。
変形例2に係るルーバー材の交差部分を背面側から見た斜視図である。
変形例2に係るルーバー材の接続箇所を示す図である。
変形例3に係るルーバー材の交差部分を背面側から見た斜視図である。
変形例4に係るルーバー材の交差部分を背面側から見た斜視図である。
変形例4に係るルーバー材の接続箇所を示す図である。
下地材を使用しないルーバーの取付構造の斜視図である。
ルーバー材を横方向に配置したルーバーの取付構造の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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