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公開番号2025093301
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2024205971
出願日2024-11-27
発明の名称消費者製品及びその操作方法
出願人ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー,THE PROCTER & GAMBLE COMPANY
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 5/12 20060101AFI20250616BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】容器と、その中に収容された洗剤製品を含む消費者製品を提供する。
【解決手段】容器は、箱104及び蓋106を含む、消費者製品100。ロック108は、蓋106を閉鎖位置に維持する。ロック108は、蓋に解放可能に係合するアクチュエータ130を備える。アクチュエータ130は、作動領域126に作動圧力を加えることによって作動され得る。上部フラップ190は、側壁111の上部分でヒンジ留めされ、遠位縁部192は第2の側壁112からクリアランス194だけ離れて配置される。作動圧力を加えると、遠位縁部192は第2の側壁112に接触し、相互フィードバック力又は触覚フィードバックをユーザに提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
洗剤製品と容器(102、202、302、402、502)とを備える消費者製品(100、200、300、400、500)であって、前記容器は、
前記洗剤製品を収容する箱(104、204、304、404、504、904、1004、1304、1404、1504? 1604)であって、前記箱は、
基部(110)と、
前記基部から延在する側壁(111、112、113、114、812、912)であって、各側壁は前記基部の反対側に上縁部を有する、側壁と、
前記基部の反対側の開口部(180)と、
前記側壁の第1の側壁の上部分にヒンジ留めされた上部フラップ(190、290、390、490、590、690、990、1090、1390、1490、1790)であって、前記上部フラップは、開いた向きと閉じた向きとの間で折り畳み可能であり、前記上部フラップは、前記閉じた向きにあるときに前記開口部の少なくとも一部を覆い、前記上部フラップは、クリアランス(194)によって前記第1の側壁の反対側の前記側壁のうちの第2の側壁から分離された遠位縁部(192)を有し、前記クリアランスは、0.1mm~5mmである、上部フラップと、を備える、箱と、
前記箱の前記開口部を取り外し可能に覆うように構成された蓋(106、506)であって、前記蓋は、上部(120)及び側部(121~124、1621、1622)を備え、前記蓋が閉鎖位置をとるときに、前記上部は前記開口部を覆い、前記側部は前記第1の側壁又は前記第2の側壁の特定の部分を覆う、蓋と、
前記蓋を前記閉鎖位置に解放可能に維持するように構成されたロック(108)であって、前記ロックは、
前記第1の側壁又は前記第2の側壁の前記特定の部分に接続された特定のアクチュエータ(130、1203、1303、1403)であって、作動圧力を前記特定のアクチュエータに加えることによって、ロック位置と開放位置との間で移動可能な特定のアクチュエータと、
前記側部のうちの特定の側部に配置された特定の作動領域(126、526)であって、前記特定の作動領域は、前記特定のアクチュエータに面しており、前記蓋が前記閉鎖位置にあるときに、前記特定の作動領域に前記作動圧力を加えることによって、前記特定のアクチュエータを前記ロック位置から前記開放位置へ変位させることを可能にする、特定の作動領域と、を備える、ロックと、を備え、
前記クリアランスは、前記作動圧力が加えられると、前記第2の側壁が前記遠位縁部に接触するようなものである、消費者製品。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記上部フラップ(290、390、590、990)は、前記第1の側壁(111)の前記上部分に接続された近位フラップ部分(291)と、前記遠位縁部(192)を備え、前記近位フラップ部分(291)にヒンジ留めされた主フラップ部分(293)とを備え、前記上部フラップ(290)が前記閉じた向きにあるときに、前記主フラップ部分は、前記容器の長手方向において前記側壁の前記上縁部から前記基部に向かってオフセットされる、請求項1に記載の消費者製品。
【請求項3】
前記上部フラップ(390、990)は、前記遠位縁部にヒンジ留めされ、前記上部フラップが前記閉じた向きにあるときに、前記第2の側壁の前記上縁部(112.1)に向かって折り畳まれるように適合された遠位フラップ(397、992)を備える、請求項1又は2に記載の消費者製品。
【請求項4】
前記第2の側壁の前記上縁部は、前記閉じた向きから出る、又は前記閉じた向きに入る前記上部フラップの動きを制限する少なくとも1つの当接部(312)を備え、前記少なくとも1つの当接部は、好ましくは、前記第2の側壁の切り抜き部分内に構成される、請求項1~3のいずれか一項に記載の消費者製品。
【請求項5】
前記上部フラップ(490、1790)の前記遠位縁部は、凹部(492、1792)を備え、前記凹部は、好ましくは、前記第2の側壁の前記上縁部の方向に沿って前記特定のアクチュエータと位置合わせされている、請求項1~4のいずれか一項に記載の消費者製品。
【請求項6】
前記作動圧力が加えられると、前記第2の側壁は、少なくとも2つの接触位置(497、1797)において前記上部フラップの前記遠位縁部に接触し、前記少なくとも2つの接触位置は隣接していない、請求項1~5のいずれか一項に記載の消費者製品。
【請求項7】
前記少なくとも2つの接触位置(497、1797)は、前記第2の側壁の前記上縁部の方向に、ある距離だけ前記特定のアクチュエータからオフセットされ、前記距離は、好ましくは前記容器の幅の5%~30%を占める、請求項6に記載の消費者製品。
【請求項8】
前記上部フラップ(190、290、390、490、590、690、990、1090、1390、1490、1790)が前記閉じた向きにあるとき、前記上部フラップは、0,5N.m/m~5N.m/mの折り目に含まれる抵抗トルクが、前記閉じた向きから外れるその移動に対抗するように、前記第1の側壁にヒンジ留めされる、請求項1~7のいずれか一項に記載の消費者製品。
【請求項9】
前記第1の側壁は幅(116)を有し、前記上部フラップは、前記第1の側壁の前記幅の20%~99%を占める最大幅(196)を有する、請求項1~8のいずれか一項に記載の消費者製品。
【請求項10】
前記上部フラップ(590、690)は、大人の指が前記上部フラップを開くように折り畳むことを可能にする少なくとも1つの貫通孔(592)を備える、請求項1~9のいずれか一項に記載の消費者製品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【背景技術】
【0001】
本発明は、全般的に、洗剤製品用の容器に関する。洗剤製品を収容するこのような容器は、消費者の家庭、特に台所、洗濯室又は浴室などの部屋に存在する消費者製品であり、これらは湿潤環境を生じさせる傾向がある。このような水分又は湿気に過度にさらされることによる劣化から洗剤製品を適切に保護するように容器を構成することが重要である。
続きを表示(約 3,300 文字)【図面の簡単な説明】
【0002】
例示的な消費者製品を示す。
例示的な消費者製品を示す。
例示的な消費者製品を示す。
例示的な消費者製品を示す。
例示的な消費者製品を示す。
貫通孔の例を示す。
上部フラップの一実施例を示す。
上部フラップの一実施例を示す。
箱の一実施例を示す。
箱の一実施例を示す。
箱ブランクの一実施例を示す。
蓋ブランクの一実施例を示す。
箱の一実施例を示す。
箱の一実施例を示す。
箱の一実施例を示す。
消費者製品の一実施例を示す。
箱の2つの実施例を示す。
例示的な方法を示す。
例示的な方法を示す。
【0003】
洗剤製品は湿気に敏感である。それらは、特別に設計された容器、特に、洗剤組成物が環境の湿気に過度にさらされるのを防止するために、使用前後に適切にロック又は閉鎖され得る容器に収容されるべきである。同時に、容器は、大人の消費者にとって操作が容易でなければならない。これにより、開閉機構は、大人の消費者に対して確実なロック解除/ロック操作を提供しながら、偶発的な開放を確実に防止すべきである。加えて、容器を製造するために使用される材料の量は、環境上の理由のために可能な限り少なくするべきであり、同時に洗剤製品を湿気から守り、その機械的堅牢性を確実にするべきである。容器はまた、複数回使用パッケージ(例えば、再使用可能、再充填可能な容器)の場合を含めて、その寿命を通して信頼できるものでなければならない。ロックシステムが確実に動作するために、容器は、ロックが適切に機能しなくなる点を超えて変形することが防止されるべきである。
【0004】
以下に説明するように、本開示で説明される特定の構成は、「精密つまみ」と呼ばれる特定の人間のジェスチャに依拠することを可能にする。精密つまみは、人間が自分の親指と、同じ手の少なくとも1本以上の他の指との間で物体をつまむ、特定の人間の手のジェスチャである。人間は、そのような動きを行うときに特に正確であることが分かった。精密さは、この点において、親指によって加えられる力の方向と、同じ手の1本以上の他の指によって加えられる力の方向との整列を考慮することによって説明され得る。精密つまみを適用するとき、親指はつまみの第1の側に第1の力を発生させ、1本以上の他の指はつまみの第2の側に第2の(結果として生じる)力を発生させる。一般的に言えば、第1の力と第2の力は、実質的に同じ軸に沿って反対向きである。精密つまみの要点は、同じ手の親指と1本以上の他の指との間に相互フィードバック応答がある場合、第1の力と第2の力が自然に互いに揃うことである。以下で説明されるように、提案される構成は、そのような相互フィードバックを可能にし、そうでなければ堅牢なロッキング機構の確実なロック開放を可能にする精密さに依拠することにつながる。以下に説明されるように、特定の寸法は、特に成人の手に対応するそのような構成を可能にする。本説明において、手は人間の大人の手に対応することが実際に理解されるべきである。
【0005】
洗剤製品は、例えば、そのような製品のための容器がそのような洗剤製品の全重量を担持する場合、特に消費者製品が最近取得され、それによって有意な量の洗剤製品を保持するときに、比較的重くなり得る製品である。一部の消費者は、そのような洗剤製品を収容する箱の基部を持って、そのような消費者製品を持ち運ぶことができるが、そのような持ち運びは、基部を持つのではなく、そのような消費者製品の蓋を持つことによっても起こり得る。そのような場合、洗剤製品の重力を受けて蓋がはずれて箱が開き、箱が落ちて、場合によっては、その中身をまき散らす可能性がある。そのような状況は回避されるべきである。そのような意図しない蓋のロック解除を回避すること以外に、消費者製品の容器の構造は、開封人間工学を保持又は改善し、例えば、運んでいる最中に、食料雑貨の買い袋内で他の物体に対して、外部圧力を受けたとき、又は落下したときに、消費者製品に加えられる過度な又は繰り返し加えられる力による永久的な側壁の変形を防止又は低減するべきである。同時に、容器は環境保全のために精巧に作られてもよい。本開示による消費者製品は、これらの異なる側面を考慮に入れることを目的としている。
【0006】
消費者製品は、本開示において、とりわけ、最終消費者に提供される製品として理解されるべきである。そのような消費者製品は、例えば、スーパーマーケットで購入することができ、最終消費者は、そのような消費者製品を自分の家に保管することができる。消費者製品は大量に提供される場合があり、それにより、製品を設計する際に環境問題を考慮に入れるべきである。消費者製品はまた、小売店への輸送を考慮して設計されるべきである。消費者製品はまた、eコマース出荷の一部としての輸送に耐えるように堅牢であるべきである。消費者製品はまた、小売店での棚保管を考慮して設計されるべきである。消費者製品はまた、小売店から消費者の家への輸送を考慮して設計されるべきである。消費者製品はまた、最終消費者の自宅での保管を考慮して設計されるべきである。消費者製品はまた、最終消費者の自宅での消費者製品の使用を考慮して設計されるべきである。消費者製品はまた、廃棄を考慮して設計されるべきである。
【0007】
本開示による消費者製品は、洗剤製品を含む。洗剤製品は、本開示において、界面活性剤を含む製品として理解されるべきである。洗剤製品はまた、漂白剤又は他の成分を含み得る。例示的な洗剤製品組成物が、本明細書において以下でより詳細に説明される。いくつかの実施例では、洗剤製品は、単位用量洗剤パウチ、好ましくは水溶性単位用量洗剤パウチ、より好ましくは可撓性水溶性単位用量洗剤パウチを含む。例示的な単位用量洗剤パウチが、本明細書において以下でより詳細に説明される。場合によっては、本開示による容器は、洗剤製品以外の内容物、特に、例えば食品又は不安定な化学物質などの腐敗しやすい性質の内容物にも適し得ることに留意されたい。
【0008】
本開示において、洗剤製品は、容器と直接接触していてもよい。いくつかの実施例では、洗剤製品は粉末又は顆粒洗剤である。いくつかの実施例では、洗剤製品は、各々が粉末を封入する水溶性パウチから作製される単位用量によって構成される。洗剤製品が粉末である場合、少なくともいくつかの粉末粒子は、容器の側壁、基部又はカバーと接触する。洗剤製品が洗剤単位用量である場合、活性製品を封入する水溶性パウチは、洗剤製品の一部を構成し、水溶性パウチの少なくともいくつかは、容器の側壁、基部、又はカバーと接触している。換言すれば、いかなる中間体(フィルム、インサート、層又は材料など)も、容器の内容物を容器から分離しない。
【0009】
実際、本開示の更なる利点は、洗剤製品を適切に隠すために更なる要素(フィルム、インサート、クリップ、開封帯)が必要とされないことである。特に、開封帯の必要はなく、これらの帯は、エンドユーザが容器の2つの部分を分割することを可能にし、容器を開くことを可能にするために提供されることがある。開封帯及び他のクリップは、容器のリサイクルをより面倒にし、それらがないことは環境にとって有益である。
【0010】
本開示による消費者製品は、容器を更に含む。容器は、本開示において、例えば、容器の空洞内に内容物を収容する物体として理解されるべきである。容器は、消費者製品の保護、輸送、保管、アクセス、及び廃棄を容易にする。
(【0011】以降は省略されています)

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