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公開番号2025092398
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2024154462
出願日2024-09-09
発明の名称浮上型おりん
出願人株式会社ササキ
代理人個人
主分類A47G 33/00 20060101AFI20250612BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】磁石の反発力により鈴本体を浮遊させ、おりんが発する音の減衰を無くすことが可能な浮上型おりんを提供する。
【解決手段】鈴本体と、土台と、から成る浮上型おりんであって、鈴本体には、お椀状に成形された鈴と、該鈴の所定箇所に配設された所定長さを有する軸部と、該軸部の所定中間箇所に配設される上部磁石部と、を備え、土台には、上方へ延伸する所定高さを有する突出部と、該突出部の上端配設される下部磁石と、を備え、対向する上部磁石と下部磁石とは同極であって、磁石同士の反発力は鈴本体の重さよりも大きい手段を採用する。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
鈴本体と、土台と、から成る浮上型おりんであって、
鈴本体には、お椀状に成形された鈴と、該鈴の所定箇所に配設された所定長さを有する軸部と、該軸部の所定中間箇所に周設される上部磁石部と、を備え、
土台には、軸部を挿入するための所定深さを有する挿入孔と、該挿入孔の入口に周設される下部磁石と、を備え、
対向する上部磁石と下部磁石とは同極であって、磁石同士の反発力は鈴本体の重さよりも大きいことを特徴とする浮上型おりん。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
鈴本体と、土台と、から成る浮上型おりんであって、
鈴本体には、お椀状に成形された鈴と、該鈴の所定箇所に配設され先端が開口した中空管状の所定長さを有する軸部と、該軸部の中空管内所定高さ位置に配設される上部磁石部と、を備え、
土台には、上方へ延伸し軸部の中空管内に挿嵌される所定高さを有した突出部と、該突出部の上端に配設される下部磁石と、を備え、
対向する上部磁石と下部磁石とは同極であって、磁石同士の反発力は鈴本体の重さよりも大きいことを特徴とする浮上型おりん。
【請求項3】
前記軸部が、鈴の平面視略重心位置から延伸されて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浮上型おりん。
【請求項4】
前記軸部が、非磁性体であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浮上型おりん。
【請求項5】
前記土台に、上方へ延伸する所定高さを有する突出部が設けられると共に、該突出部に挿入孔が備えられて成ることを特徴とする請求項1に記載の浮上型おりん。
【請求項6】
前記軸部の先端は、挿入孔の底面に接しない状態で挿入孔内に存することを特徴とする請求項1に記載の浮上型おりん。
【請求項7】
前記鈴の内壁若しくは外壁の重心位置に凹部が設けられ、軸部の基端が該凹部と点接触して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浮上型おりん。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、音を出す仏具であるおりんに関し、詳しくは、鈴本体を浮上させた浮上型おりんに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
おりんとは、木魚や鐘などの音を出す仏具である梵音具の一つである。一般家庭の仏壇に供えられるおりんは、お椀状の金属を台座の上に配設した形状が一般的であり、おりんの大きさや形、厚み、口径によって音色が変化することとなる。
また、おりんから発する音は、接触面である台座へ振動が伝達されることで大きく減衰してしまうため、台座に厚めの座布団を敷くことで音の減衰率を低下させることも可能である。
しかし、近年主流になりつつあるコンパクト化された仏壇に供えるおりんは、小型化傾向にあり、小さなおりんから発する音を長く響かせるためには、減衰率を踏まえた強めの力で打鈴する必要がある。そのため、力加減によっておりんが落下してしまう危険性も想定される、といった問題があった。
【0003】
上記問題を解決すべく、特許第6931925号公報(特許文献1)に記載の技術提案がされている。具体的には、おりん本体を磁石の力にて浮かせると共に、回転制御手段を有する技術が提案されている。
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術提案では、おりんの回転を制御する関係上、浮上装置は電力を要し、ベースマグネットや、浮上力素子、位置決め素子といった磁力発生要素と、回転制御回路を必要とするため、おりん本体よりも土台部分である浮上装置が大型化しやすく、さらに、電力確保のために電源や電池を用意しなければならない、といった問題があった。
【0005】
本出願人は、以上のようなおりんにおいて、小さい力で打鈴しても、音を長く響かせることが可能なおりんができないものか、との着想のもと、磁石の反発力で物を浮かせる技術に着目し、鈴本体を土台から浮遊させ、おりんが発する音の減衰を抑えることが可能なおりんを開発し、本発明にかかる「浮上型おりん」の提案に至るものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6931925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記問題に鑑み、鈴本体を土台から浮遊させ、おりんが発する音の減衰を抑えることが可能な浮上型おりんを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記問題を解決するため、本発明は、鈴本体と、土台と、から成る浮上型おりんであって、鈴本体には、お椀状に成形された鈴と、該鈴の所定箇所に配設された所定長さを有する軸部と、該軸部の所定中間箇所に周設される上部磁石部と、を備え、土台には、軸部を挿入するための所定深さを有する挿入孔と、該挿入孔の入口に周設される下部磁石と、を備え、対向する上部磁石と下部磁石とは同極であって、磁石同士の反発力は鈴本体の重さよりも大きい手段を採る。
【0009】
また、本発明は、鈴本体と、土台と、から成る浮上型おりんであって、鈴本体には、お椀状に成形された鈴と、該鈴の所定箇所に配設され先端が開口した中空管状の所定長さを有する軸部と、該軸部の中空管内所定高さ位置に配設される上部磁石部と、を備え、土台には、上方へ延伸し軸部の中空管内に挿嵌される所定高さを有した突出部と、該突出部の上端に配設される下部磁石と、を備え、対向する上部磁石と下部磁石とは同極であって、磁石同士の反発力は鈴本体の重さよりも大きい手段を採る。
【0010】
さらに、本発明は、前記軸部が、鈴の平面視略重心位置から延伸されて成る手段を採る。
(【0011】以降は省略されています)

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