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公開番号
2025092233
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207987
出願日
2023-12-08
発明の名称
複合プリフォーム、複合容器及びその製造方法、並びにプラスチックボトル
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
1/00 20060101AFI20250612BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】変色部分を鮮明に表示可能な、複合プリフォーム、複合容器及びその製造方法、並びにプラスチックボトルを提供する。
【解決手段】
複合容器10Aは、容器本体10と、容器本体10の外側に接着されることなく密着して設けられたプラスチック製部材40と、を備える。プラスチック製部材40は、示温材料を含み、プラスチック製部材40は、示温材料が変色した変色部分43を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複合容器において、
容器本体と、
前記容器本体の外側に接着されることなく密着して設けられたプラスチック製部材と、を備え、
前記プラスチック製部材は、示温材料を含み、
前記プラスチック製部材は、前記示温材料が変色した変色部分を有する、複合容器。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記示温材料は、60℃以上の所定の温度に加熱することにより変色し、0℃以上60℃未満の所定の温度に戻したときに、前記変色した色を維持する、請求項1に記載の複合容器。
【請求項3】
前記プラスチック製部材は、前記示温材料が変色していない未変色部分を有する、請求項1に記載の複合容器。
【請求項4】
複合プリフォームにおいて、
プリフォームと、
前記プリフォームの外側に接着されることなく密着して設けられたプラスチック製部材と、を備え、
前記プラスチック製部材は、示温材料を含み、
前記示温材料は、60℃以上の所定の温度に加熱することにより変色し、0℃以上60℃未満の所定の温度に戻したときに、前記変色した色を維持する、複合プリフォーム。
【請求項5】
複合プリフォームの製造方法において、
示温材料を含むプラスチック製部材を準備する工程と、
プリフォームを準備する工程と、
前記プリフォームの外側に、前記プラスチック製部材を接着することなく密着して設ける工程と、を備え、
前記示温材料は、60℃以上の所定の温度に加熱することにより変色し、0℃以上60℃未満の所定の温度に戻したときに、前記変色した色を維持する、複合プリフォームの製造方法。
【請求項6】
示温材料を含むプラスチック製部材を準備する工程と、
プリフォームを準備する工程と、
前記プリフォームの外側に、前記プラスチック製部材を接着することなく密着して設ける工程と、
前記プリフォーム及び前記プラスチック製部材を加熱するとともにブロー成形金型内に挿入する工程と、
前記ブロー成形金型内で前記プリフォーム及び前記プラスチック製部材に対してブロー成形を施すことにより、前記プリフォーム及び前記プラスチック製部材を一体として膨張させる工程と、
前記プラスチック製部材の一部を加熱することにより、前記示温材料を変色させる工程と、を備えた、複合容器の製造方法。
【請求項7】
前記示温材料は、60℃以上の所定の温度に加熱することにより変色し、0℃以上60℃未満の所定の温度に戻したときに、前記変色した色を維持する、請求項6に記載の複合容器の製造方法。
【請求項8】
示温材料を含むプラスチックボトルにおいて、
口部と、首部と、肩部と、胴部と、底部と、を備え、
前記プラスチックボトルは、前記示温材料が変色した変色部分を有する、プラスチックボトル。
【請求項9】
前記プラスチックボトルは、内層と、前記内層の外側に配置された外層とを含み、
前記内層又は前記外層は、前記変色部分を含む、請求項8に記載のプラスチックボトル。
【請求項10】
前記プラスチックボトルは、単層である、請求項8に記載のプラスチックボトル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複合プリフォーム、複合容器及びその製造方法、並びにプラスチックボトルに関する。
続きを表示(約 990 文字)
【背景技術】
【0002】
近時、飲食品等の内容液を収容するボトルとして、プラスチック製のものが一般化してきており、このようなプラスチックボトルには内容液が収容される。プラスチックボトルは、金型内にプリフォームを挿入し、2軸延伸ブロー成形することにより製造される。
【0003】
従来の2軸延伸ブロー成形法では、例えばPETやPP等の単層材料、多層材料又はブレンド材料等を含むプリフォームを用いて容器形状に成形している。しかしながら、従来の2軸延伸ブロー成形法においては、単にプリフォームを容器形状に成形するだけであるのが一般的である。このため、容器に対して様々な機能や特性(バリア性や保温性等)を持たせる場合、例えばプリフォームを構成する材料を変更する等、その手段は限定されてしまう。
【0004】
これに対して本出願人は、特許文献1において、容器に対して様々な機能や特性を付与することが可能な複合容器を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-128858号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本実施の形態は、変色部分を鮮明に表示可能な、複合プリフォーム、複合容器及びその製造方法、並びにプラスチックボトルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施の形態は、以下の[1]~[10]に関する。
【0008】
[1]複合容器において、容器本体と、前記容器本体の外側に接着されることなく密着して設けられたプラスチック製部材と、を備え、前記プラスチック製部材は、示温材料を含み、前記プラスチック製部材は、前記示温材料が変色した変色部分を有する、複合容器。
【0009】
[2]前記示温材料は、60℃以上の所定の温度に加熱することにより変色し、0℃以上60℃未満の所定の温度に戻したときに、前記変色した色を維持する、[1]に記載の複合容器。
【0010】
[3]前記プラスチック製部材は、前記示温材料が変色していない未変色部分を有する、[1]又は[2]に記載の複合容器。
(【0011】以降は省略されています)
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