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公開番号2025092193
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207916
出願日2023-12-08
発明の名称ベルトコンベヤ装置
出願人古河産機システムズ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65G 21/08 20060101AFI20250612BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】建屋内の閉空間を搬送経路とするベルトコンベヤ装置において、重量の増大を抑制し得るベルトコンベヤ装置を提供する。
【解決手段】ベルトコンベヤ装置1は、ベルトコンベヤ50の搬送方向に延在する主桁20をベルトコンベヤ50の幅方向の両側に配設し、両主桁20の下部を横桁25で連結し、横桁25に床板26を敷設して下路プレートガーダー構造のギャラリーフレーム10を構成し、ギャラリーフレーム10の上方を覆うようにテントフレーム30を設け、テントフレーム30にテント40を張設して閉空間CSを形成し、閉空間CS内をベルトコンベヤ50の搬送経路とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ベルトコンベヤの搬送方向に延在する主桁を前記ベルトコンベヤの幅方向の両側に配設し、両主桁の下部を横桁で連結し、該横桁に床板を敷設して下路プレートガーダー構造のギャラリーフレームを構成し、
前記ギャラリーフレームの上方を覆うようにテントフレームを設け、該テントフレームにテントを張設して閉空間を形成し、
前記閉空間内を前記ベルトコンベヤの搬送経路としたことを特徴とするベルトコンベヤ装置。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記テントは、自然光を透過する白色系の色彩で構成されている請求項1に記載のベルトコンベヤ装置。
【請求項3】
前記閉空間内は、作業者が直立可能であり、
前記主桁の下端から上端までの長さをA、前記主桁の下端から前記ベルトコンベヤの上端までの長さをB、前記テントフレームの下端から上端までの長さをCとしたとき、
A>B・・・(式1)
A≒C・・・(式2)
の関係にある請求項1または2に記載のベルトコンベヤ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ギャラリーフレームと上部構造部材とによって形成された閉空間を搬送経路とするベルトコンベヤ装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
搬送物の飛散や騒音を低減することを目的として、ベルトコンベヤを閉空間内に配設する場合がある。図2は、建屋HS内の閉空間CSを搬送経路とする、従来のベルトコンベヤ装置の例である。
同図に示すように、従来のベルトコンベヤ装置100において、建屋HSは、ベルトコンベヤ117の搬送方向に延在する主桁101、102、103、104をベルトコンベヤ117の上下左右の4か所(矩形断面の四隅)に配設している。
【0003】
そして、右上主桁101と右下主桁103を右主柱105で連結し、左上主桁102と左下主桁104を左主柱106で連結し、さらに、右下主桁103と左下主桁104を横桁107でそれぞれ連結して横桁107に床板108を敷設している。
右上主桁101と左上主桁102との間には、洋風小屋組109を設けている。洋風小屋組109は、ろく梁110、柱束111、吊り束112、方杖113および垂木114から構成される。そして、左右主柱105、106と垂木114に支持材115を介して鋼板116を固定して閉空間CSを形成している。
【0004】
この建屋HS内の床板108の上に、コンベヤフレーム118、キャリアローラ119、リターンローラ120、およびコンベヤベルト121を有するベルトコンベヤ117を配設している。ベルトコンベヤ117と左右の主柱105、106との間には、作業者がメンテナンスを行うための歩廊PWが形成されている。
【0005】
上側の主桁101、102は、重量の嵩む洋風小屋組109および鋼板116を支える軒桁として機能する。また、下側の主桁103、104は建屋の土台として機能する。そのため、上下左右の主桁101、102、103および104には、それぞれ充分な強度を備えたH形鋼を採用している。
【0006】
また、左右の主柱105、106は、閉空間CS内にメンテナンススペースを確保可能な寸法(すなわち、作業者の身長よりも高くなるよう)に設定する必要があり、加えて、上側の主桁101,102と洋風小屋組109と鋼板116とからなる上部構造物の重量を支える必要がある。したがって、左右の主柱105、106には、充分な強度を備えたCT形鋼を採用している(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
実公昭55-47765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従来のベルトコンベヤ装置においては、上述した通り、建屋を構成する各構造部材には充分な強度が求められるため、重量が増大して設備コストが嵩み、据付する際の基礎や支持脚等の工事コストも増大するという問題がある。
そこで、本発明は、ベルトコンベヤ装置における上記のような問題点に着目してなされたものであって、建屋内の閉空間を搬送経路とするベルトコンベヤ装置において、重量の増大を抑制し得るベルトコンベヤ装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るベルトコンベヤ装置は、ベルトコンベヤの搬送方向に延在する主桁をベルトコンベヤの幅方向の両側に配設し、両主桁の下部を横桁で連結し、横桁に床板を敷設して下路プレートガーダー構造のギャラリーフレームを構成し、ギャラリーフレームの上方を覆うようにテントフレームを設け、テントフレームにテントを張設して閉空間を形成し、閉空間内をベルトコンベヤの搬送経路としたことを特徴とする。
【0010】
本発明の一態様に係るベルトコンベヤ装置によれば、屋根を構成する上部構造は、軽量なテントフレームとテントフレームに張設したテントであることから、それを支えるギャラリーフレームも簡素な下路プレートガーダー構造で済む。そのため、建屋全体の重量が軽減され設備コストと工事コストを低減できる。
(【0011】以降は省略されています)

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