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公開番号
2025091136
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206204
出願日
2023-12-06
発明の名称
自動倉庫
出願人
村田機械株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
1/04 20060101AFI20250611BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】使用電力を平準化して、電源容量を低減することができる。
【解決手段】自動倉庫1は、ラック2と、複数の搬送車5と、レール6と、複数の搬送車5に給電可能な給電線7と、複数の搬送車を制御するメインコントローラ10と、を備える。メインコントローラ10は、給電線7上の搬送車5に対して、第一の電力で充電を行わせる第一充電と第一の電力よりも大きな第二の電力で充電を行わせる第二充電とを切り替える切替制御と、複数の搬送車5の全てが給電線7から給電可能な位置に移動した状態において、予め定められた上限電力量を超えないように第二充電を行う搬送車5の台数を調整すると共に、第二充電を行う搬送車5を順次切り替えながら、複数の搬送車5の全てが所定の充電量となるように切替制御を実行する始業時充電制御と、を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
物品を保管するラックと、
前記ラックに物品を出し入れする複数の搬送車と、
前記搬送車をガイドするレールと、
前記レールに沿って配置され、前記複数の搬送車に給電可能な給電線と、
前記複数の搬送車を制御するコントローラと、を備え、
前記コントローラは、
前記給電線上の前記搬送車に対して、第一の電力で充電を行わせる第一充電と、前記第一の電力よりも大きな第二の電力で充電を行わせる第二充電とを切り替える切替制御と、
前記複数の搬送車の全てが前記給電線から給電可能な位置に移動した状態において、予め定められた上限電力量を超えないように前記第二充電を行う前記搬送車の台数を調整すると共に、前記第二充電を行う前記搬送車を順次切り替えながら、前記複数の搬送車の全てが所定の充電量となるように前記切替制御を実行する始業時充電制御と、を実行する、自動倉庫。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、
前記自動倉庫における前記物品の搬送を制御する第一コントローラと、
前記複数の搬送車のそれぞれに備わる第二コントローラと、を有し、
前記始業時充電制御において、
前記第一コントローラは、予め設定された上限台数に基づいて前記搬送車に前記切替制御を実行させる命令を前記第二コントローラに送信し、
前記第二コントローラは、前記命令を受信して前記切替制御を実行する、請求項1記載の自動倉庫。
【請求項3】
前記第一コントローラは、前記第二コントローラのそれぞれが監視する前記搬送車の充電量を取得する、請求項2記載の自動倉庫。
【請求項4】
前記コントローラは、前記自動倉庫の稼働を停止する前に前記複数の搬送車の全てを前記給電線上に移動させる終業時制御を実行する、請求項1~3の何れか一項記載の自動倉庫。
【請求項5】
前記給電線は、複数箇所に配置されており、
前記コントローラは、前記充電制御において、電力を供給する前記給電線を切り替える、請求項1~3の何れか一項記載の自動倉庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一側面は、自動倉庫に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
物品を保管するラックの複数の棚段の各段に対応して、物品を搬送する搬送車を設けた自動倉庫が知られている(例えば、特許文献1)。このような自動倉庫の搬送車を、二次電池が搭載された充電式の搬送車に置き換えたいという要望がある。稼働中の自動倉庫においては、充電式搬送車は、充電量が少なくなると適宜のタイミングで充電を行う。ところが、充電式搬送車は、前日の終業から当日の始業までの間に自然放電して充電量が少なくなっているので、始業前に全搬送車に対して充電を行うことが必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/276490号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような搬送車を一斉に充電する場合、全ての搬送車に充電時の電力を供給できる電源容量が必要となり、このような電源容量の電源設備を用意するにはコストがかかる。
【0005】
そこで、本発明の一側面の目的は、使用電力を平準化して、電源容量を低減することができる自動倉庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一側面に係る自動倉庫は、物品を保管するラックと、ラックに物品を出し入れする複数の搬送車と、搬送車をガイドするレールと、レールに沿って配置され、複数の搬送車に給電可能な給電線と、複数の搬送車を制御するコントローラと、を備え、コントローラは、給電線上の搬送車に対して、第一の電力で充電を行わせる第一充電と、第一の電力よりも大きな第二の電力で充電を行わせる第二充電とを切り替える切替制御と、複数の搬送車の全てが給電線から給電可能な位置に移動した状態において、予め定められた上限電力量を超えないように第二充電を行う搬送車の台数を調整すると共に、第二充電を行う搬送車を順次切り替えながら、複数の搬送車の全てが所定の充電量となるように切替制御を実行する始業時充電制御と、を実行する。
【0007】
この構成の自動倉庫では、始業時に全ての搬送車が所定の充電量となるように充電をする場合であっても、使用電力が大きくなる第二充電で充電される搬送車の台数が制限される。これにより、使用電力が平準化される(ピーク電力を下げることができる)ので、電源容量を低減することができる。
【0008】
(2)上記(1)に記載の自動倉庫では、コントローラは、自動倉庫における物品の搬送を制御する第一コントローラと、複数の搬送車のそれぞれに備わる第二コントローラと、を有し、始業時充電制御において、第一コントローラは、予め設定された上限台数に基づいて搬送車に切替制御を実行させる命令を第二コントローラに送信し、第二コントローラは、命令を受信して切替制御を実行してもよい。この構成では、第一コントローラは、予め定められた上限電力量を超えないように、各搬送車における切替制御を実行することができる。
【0009】
(3)上記(1)又は(2)に記載の自動倉庫では、第一コントローラは、第二コントローラのそれぞれが監視する搬送車の充電量を取得してもよい。この構成では、全ての搬送車が所定の充電量となった時点で始業時充電制御が完了するので、自動倉庫から出庫される物品をピッキングする作業者の待ちがなくなる。
【0010】
(4)上記(1)~(3)の何れか一項に記載の自動倉庫では、コントローラは、自動倉庫の稼働を停止する前に複数の搬送車の全てを給電線上に移動させる終業時制御を実行してもよい。この構成では、終業時に全搬送車を移動させておくことで、始業時充電制御を迅速に開始できる。
(【0011】以降は省略されています)
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