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公開番号
2025090958
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023205877
出願日
2023-12-06
発明の名称
冷凍サイクル装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
F25B
1/00 20060101AFI20250611BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】本開示は、圧縮機の起動時に、圧縮機の負荷が過大となることを抑制し得る冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】本開示における冷凍サイクル装置は、利用側熱交換器と膨張弁との間の主冷媒回路から分岐して、エコノマイザを経由してインジェクションポートに連通するバイパス冷媒回路と、バイパス冷媒回路に設けられてバイパス冷媒回路の開度を変更するバイパス弁と、圧縮機から吐出される冷媒の圧力を検出する吐出圧力センサと、圧縮機の起動時に、吐出圧力センサの検出圧力が所定の判定圧力よりも高い場合に、バイパス弁によりバイパス冷媒回路の開度を第1所定開度から第2所定開度まで漸増させる高吐出圧対応処理を実行するコントローラと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
圧縮室に連通するインジェクションポートを有する圧縮機と、利用側熱交換器と、エコノマイザと、膨張弁と、熱源側熱交換器とが、順に接続されて、冷媒が循環する主冷媒回路と、
前記利用側熱交換器と前記膨張弁との間の前記主冷媒回路から分岐して、前記エコノマイザを経由して前記インジェクションポートに連通するバイパス冷媒回路と、
前記バイパス冷媒回路に設けられて前記バイパス冷媒回路の開度を変更するバイパス弁と、
前記圧縮機から吐出される冷媒の圧力を検出する吐出圧力センサと、
前記圧縮機の起動時に、前記吐出圧力センサの検出圧力が所定の判定圧力よりも高い場合に、前記バイパス弁により前記バイパス冷媒回路の開度を第1所定開度から第2所定開度まで漸増させる高吐出圧対応処理を実行するコントローラと、
を備える冷凍サイクル装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記膨張弁は、開度変更機能を有し、
前記コントローラは、前記高吐出圧対応処理の実行中は前記膨張弁の開度調整制御の実行を待機し、前記高吐出圧対応処理の完了後に、前記膨張弁の開度調整制御を開始する
請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
【請求項3】
前記冷凍サイクル装置は屋外に設置され、
前記利用側熱交換器は、水配管に接続されて、前記水配管を流通する水と前記主冷媒回路を流通する冷媒との間で熱交換を行い、
外気温度を検出する外気温度センサと、
前記水配管から前記利用側熱交換器に流入する水の温度を検出する水温度センサと、を備え、
前記コントローラは、前記外気温度センサの検出温度と、前記水温度センサの検出温度とに基づいて、前記判定圧力を設定する
請求項1又は請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
【請求項4】
前記冷媒は、プロパン冷媒である
請求項1又は請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、冷凍サイクル装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、圧縮機、凝縮器(利用側熱交換器)、膨張弁、及び蒸発器(熱源側熱交換器)を順に接続した主冷媒回路を有するヒートポンプシステムにおいて、利用側熱交換器と膨張弁との間に接続されたエコノマイザと、利用側熱交換器とエコノマイザの間の冷媒回路から分岐して、エコノマイザを経由して圧縮機に連通するバイパス冷媒回路と、バイパス冷媒回路の開度を変更するバイパス弁とを備える構成を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
欧州特許出願公開第3023711号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、圧縮機の起動時に、圧縮機の負荷が過大となることを抑制し得る冷凍サイクル装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における冷凍サイクル装置は、圧縮室に連通するインジェクションポートを有する圧縮機と、利用側熱交換器と、エコノマイザと、膨張弁と、熱源側熱交換器とが、順に接続されて、冷媒が循環する主冷媒回路と、前記利用側熱交換器と前記膨張弁との間の前記主冷媒回路から分岐して、前記エコノマイザを経由して前記インジェクションポートに連通するバイパス冷媒回路と、前記バイパス冷媒回路に設けられて前記バイパス冷媒回路の開度を変更するバイパス弁と、前記圧縮機から吐出される冷媒の圧力を検出する吐出圧力センサと、前記圧縮機の起動時に、前記吐出圧力センサの検出圧力が所定の判定圧力よりも高い場合に、前記バイパス弁により前記バイパス冷媒回路の開度を第1所定開度から第2所定開度まで漸増させる高吐出圧対応処理を実行するコントローラと、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示の冷凍サイクル装置は、圧縮機の起動時に、圧縮機の負荷が過大となることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態における冷凍サイクル装置の構成図
実施の形態における冷凍サイクル装置の制御ブロック図
実施の形態における圧縮機の起動時の制御処理のフローチャート
実施の形態におけるバイパス弁の開度制御のタイミングチャート
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
【0009】
本発明者らが本開示に想到するに至った当時、圧縮機、凝縮器(利用側熱交換器)、膨張弁、及び蒸発器(熱源側熱交換器)を順に接続した主冷媒回路を有するヒートポンプシステムにおいて、利用側熱交換器と膨張弁との間に接続されたエコノマイザと、利用側熱交換器とエコノマイザの間の冷媒回路から分岐して、エコノマイザを経由して多段圧縮式の圧縮機に連通するバイパス冷媒回路と、バイパス冷媒回路の開度を変更するバイパス弁とを備える技術があった。この技術により、単段圧縮式の圧縮機を採用する場合よりも冷凍効果を高めることができる。
【0010】
しかしながら、上記技術による場合に、圧縮機の起動時の状況によっては、圧縮機の負荷が過大になることがあるという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで本開示は、圧縮機の起動時に、圧縮機の負荷が過大となることを抑制し得る冷凍サイクル装置を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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