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公開番号
2025090926
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023205823
出願日
2023-12-06
発明の名称
鉄道車両及び貨物運搬用コンテナ
出願人
公益財団法人鉄道総合技術研究所
代理人
弁理士法人インテクト国際特許事務所
,
個人
主分類
B61D
3/00 20060101AFI20250611BHJP(鉄道)
要約
【課題】横風による車両の転覆を防止することができる鉄道車両及び貨物運搬用コンテナを提供する。
【解決手段】車両進行方向に交差する方向の断面において上側角部に凹部を備え、前記凹部は、前記車両進行方向に沿って一連に形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両進行方向に交差する方向の断面において上側角部に凹部を備え、
前記凹部は、前記車両進行方向に沿って一連に形成されることを特徴とする鉄道車両。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の鉄道車両において、
前記凹部は、階段状に形成されることを特徴とする鉄道車両。
【請求項3】
請求項1に記載の鉄道車両において、
前記凹部は、一段の階段状に形成されることを特徴とする鉄道車両。
【請求項4】
車両進行方向に交差する方向の断面において上側角部に凹部を備え、
前記凹部は、前記車両進行方向に沿って一連に形成されることを特徴とする貨物運搬用コンテナ。
【請求項5】
請求項4に記載の貨物運搬用コンテナにおいて、
前記凹部は、階段状に形成されることを特徴とする貨物運搬用コンテナ。
【請求項6】
請求項4に記載の貨物運搬用コンテナにおいて、
前記凹部は、一段の階段状に形成されることを特徴とする貨物運搬用コンテナ。
【請求項7】
請求項4に記載の貨物運搬用コンテナにおいて、
上部に積載される積載物を支持する支持装置を備えることを特徴とする貨物運搬用コンテナ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、横風による転覆防止機能を有する鉄道車両及び貨物運搬用コンテナに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、鉄道車両の転覆防止に関して、運転面における対策として特定の線区では風速規制値を下げる等の対策や、設備面における対策として防風柵の設置等の対策が知られている。
【0003】
また、車両面における転覆防止対策として種々の車両の構造が知られているが、例えば、特許文献1に記載されているように、横風に対する車両の転覆防止装置であって、車両の天井面に設けられ、当該車両の正面方向から見た断面形状が翼形状である翼形部と、車両の天井面において、前記翼形部に設けられたブレーキ板と、を備え、前記翼形部は、前記横風に対する傾きが調整されて、当該横風の発生時に所定方向に空気力を発生させ、前記空気力は、鉛直下方方向に作用する成分を有し、前記ブレーキ板は、車両の進行方向と反対方向に力を発生させることを特徴とする、車両の転覆防止装置が知られている。
【0004】
また、矩形断面を有する構造物の空力安定性を向上させる方策の一つとして、特許文献2に記載されているような、長大橋梁の桁の研究が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6485976号公報
【非特許文献】
【0006】
白石成人、松本勝、白土博通、石崎浩、長田信、松井俊彦:隅切りによる矩形断面の空力安定化効果、第10回風工学シンポジウム講演論文集、No.33(1986)、pp.193-198
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1のような車両の転覆防止装置によれば、横風の発生時に、翼形部によって空気力を発生させ、翼形部の傾きを調整することで、鉛直下方に作用する成分を有する空気力を発生させることができる。鉛直下方に発生する空気力は、車両をレールに押さえつけるように作用し、車両の輪重を増加させて車両の転覆を防止することができる。
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載される発明は、転覆防止装置が車両の天井面に設置されるため、車体重量が増加するといった課題や、重心位置が上方へ移動することにより車両の転覆に対して不利に働いてしまうといった課題があった。また、鉄道車両が、台車と貨物運搬用コンテナからなる場合には、転覆防止装置が障害となり、貨物運搬用コンテナの積み重ね機能が損なわれるといった課題があった。
【0009】
また、特許文献2のような研究によれば、断面隅角部の形状を変更することにより空気力を低減でき、橋桁等の有害な振動を抑制することが可能となる。
【0010】
しかしながら、特許文献2に記載される研究は、長大橋脚の桁やつり橋の主塔といった地面から離れた場所に位置する建造物を対象としたものであって、地上を走行する鉄道車両を対象とする同様の研究は従来行われていなかった。
(【0011】以降は省略されています)
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