TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025089911
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204884
出願日
2023-12-04
発明の名称
水分除去装置及び水分除去方法
出願人
太平電業株式会社
代理人
弁理士法人インテクト国際特許事務所
,
個人
主分類
B01D
1/00 20060101AFI20250609BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】水分を含む液体の水分を効率よく除去することができる水分除去装置等を提供する。
【解決手段】容器に入った水分を含む液体に対してマイクロ波を照射するとともに、容器に入った前記液体の表面と、マイクロ波を出射する出射部との距離を所定距離に保持する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
容器に入った水分を含む液体に対してマイクロ波を照射する照射手段と、
前記容器に入った前記液体の表面と、前記照射手段における前記マイクロ波を出射する出射部との距離を所定距離に保持する距離保持手段と、
を備えることを特徴とする水分除去装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の水分除去装置であって、
前記容器を収納する収納庫と、
前記収納庫内の水蒸気を前記収納庫から排出する排出手段と、
を備えることを特徴とする水分除去装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の水分除去装置であって、
前記距離保持手段は前記容器を支持するバネであることを特徴とする水分除去装置。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の水分除去装置であって、
前記距離保持手段は、前記出射部に設けられ前記液体に浮くフロートであり、
前記フロートは、前記液体に浮いた際に前記液体の表面と前記出射部との距離を前記所定距離とする大きさであることを特徴とする水分除去装置。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の水分除去装置であって、
前記容器は別の第2の容器とともに連通管を形成し、
前記距離保持手段は、前記液体の蒸発により減少した前記容器内の前記液体の量に応じて、前記第2の容器に前記液体を供給することを特徴とする水分除去装置。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の水分除去装置であって、
前記距離保持手段はジャッキであり、
前記ジャッキは、前記液体の蒸発により減少した前記容器内の前記液体の量に応じて、前記容器を持ち上げることを特徴とする水分除去装置。
【請求項7】
請求項2に記載の水分除去装置であって、
固体を加熱して解凍させることにより前記液体とする加熱手段を備え、
前記加熱手段は、前記排出手段により排出された水蒸気の熱を用いて加熱することを特徴とする水分除去装置。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の水分除去装置であって、
前記照射手段が前記マイクロ波を照射する前の前記液体を加熱する予備加熱手段を更に備えることを特徴とする水分除去装置。
【請求項9】
容器に入った水分を含む液体に対してマイクロ波を照射する照射工程と、
前記容器に入った前記液体の表面と、前記照射工程において前記マイクロ波を出射する出射部との距離を所定距離に保持する距離保持工程と、
を含むことを特徴とする水分除去方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、水分を含む液体の水分を除去する水分除去装置に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
一部の原子炉においては異常時に原子炉格納容器に充満する高温水蒸気を凝縮するため、複数のブロックアイスが収納されたアイスコンデンサが設置されている。ブロックアイスは、特許文献1に開示されているように、例えば、本体が中性子の吸収を促進するため硼砂(Na
2
B
4
O
7
・10H
2
O)を含有する氷にて構成され、その外周にブロックアイス本体の昇華を阻止あるいは抑制するための水溶性高分子ポリビニルアルコール(PVA)が貼着されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3876241号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アイスコンデンサが設置されている原子炉を廃止する場合には、PVAが貼着されたブロックアイスを解凍してできた液体の水分を除去して、残ったPVAと硼砂を適切に廃棄する必要がある。
【0005】
そこで、この発明の目的は、水分を含む液体の水分を効率よく除去することができる水分除去装置等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。
【0007】
請求項1に記載の発明は、容器に入った水分を含む液体に対してマイクロ波を照射する照射手段と、前記容器に入った前記液体の表面と、前記照射手段における前記マイクロ波を出射する出射部との距離を所定距離に保持する距離保持手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の水分除去装置であって、前記容器を収納する収納庫と、前記収納庫内の水蒸気を前記収納庫から排出する排出手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の水分除去装置であって、前記距離保持手段は前記容器を支持するバネであることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の水分除去装置であって、前記距離保持手段は、前記出射部に設けられ前記液体に浮くフロートであり、前記フロートは、前記液体に浮いた際に前記液体の表面と前記出射部との距離を前記所定距離とする大きさであることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
太平電業株式会社
水分除去装置及び水分除去方法
1日前
太平電業株式会社
重量物の位置調整装置及び重量物の位置調整方法
3か月前
東ソー株式会社
捕捉剤
今日
東レ株式会社
複合半透膜
1か月前
東ソー株式会社
ケトン捕捉剤
1か月前
株式会社サタケ
バグフィルタ
15日前
プライミクス株式会社
攪拌装置
7日前
株式会社西部技研
ガス吸着装置
27日前
株式会社源兵衛
液状廃棄物処理具
20日前
東レ株式会社
濾過方法および濾過装置
27日前
株式会社フクハラ
CO2分離方法
7日前
東ソー株式会社
カルボニル化合物の捕捉剤
8日前
株式会社村田製作所
触媒装置
22日前
株式会社トクヤマ
加熱装置及び表面処理装置
1か月前
株式会社LIXIL
液体供給システム
1か月前
大日本印刷株式会社
攪拌スタンド
26日前
東ソー株式会社
二酸化炭素分離用アミン組成物
7日前
水ing株式会社
スカム防止装置
21日前
個人
流体混合装置
1か月前
株式会社GSユアサメンブレン
ろ過装置
20日前
東ソー株式会社
消臭性組成物及び脱臭フィルター
18日前
株式会社神戸製鋼所
混練機
8日前
株式会社神戸製鋼所
混練装置
1か月前
清水建設株式会社
集塵ユニット
14日前
CKD株式会社
二酸化炭素回収システム
1か月前
日本特殊陶業株式会社
セラミック多孔体
12日前
株式会社大真空
二酸化炭素回収システム
1か月前
株式会社アピステ
オイルミスト除去装置
22日前
株式会社大真空
二酸化炭素回収システム
1か月前
オリオン機械株式会社
圧縮空気除湿装置システム
27日前
オリオン機械株式会社
圧縮空気除湿装置システム
27日前
三菱重工業株式会社
粒子回収設備
14日前
トヨタバッテリー株式会社
混練機、及び混練方法
19日前
株式会社宮富士工業
油脂抽出蒸留設備
19日前
株式会社HELIX
分解処理装置
28日前
株式会社HELIX
分解処理装置
28日前
続きを見る
他の特許を見る