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公開番号2025132521
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030151
出願日2024-02-29
発明の名称二酸化炭素分解装置
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人
主分類B01J 19/08 20060101AFI20250903BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】本発明の目的は、二酸化炭素を一酸化炭素に分解できる二酸化炭素分解装置を提供することである。
【解決手段】二酸化炭素分解装置は、容器と、シートと、移動装置と、第1電極と、第2電極と、を備えている。容器は、第1空間および第2空間を有している。シートは、第1空間に位置している時に、第1空間の気体に含まれる二酸化炭素を吸着する。移動装置は、第1空間から第2空間へとシートを移動させることができる。シートは、第1空間から第2空間へと移動する時に、第1電極と第2電極との間を通過する。シートが吸着した二酸化炭素は、第1空間から第2空間へと移動する時に、第1電極と第2電極との間に発生するプラズマにより一酸化炭素に分解される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
二酸化炭素分解装置は、容器と、シートと、移動装置と、第1電極と、第2電極と、を備えており、
前記容器は、第1空間および第2空間を有しており、
前記シートは、前記第1空間に位置している時に、前記第1空間の気体に含まれる二酸化炭素を吸着し、
前記移動装置は、前記第1空間から前記第2空間へと前記シートを移動させることができ、
前記シートは、前記第1空間から前記第2空間へと移動する時に、前記第1電極と前記第2電極との間を通過し、
前記シートが吸着した二酸化炭素は、前記第1空間から前記第2空間へと移動する時に、前記第1電極と前記第2電極との間に発生するプラズマにより一酸化炭素に分解される、
二酸化炭素分解装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記移動装置は、第1レールと、第2レールと、第2移動体と、を含んでおり、
前記第1レールは、前記第1空間に設けられており、
前記第2レールは、前記第2空間に設けられており、
前記第2移動体は、前記シートに連結されており、かつ、前記第2レールに沿って移動することにより、前記シートを前記第1空間から前記第2空間へと移動させ、
前記第1レールは、前記第1空間において渦巻形状を有しており、
前記シートは、前記第1空間に位置する時には、前記第1レールに沿って渦巻形状を有している、
請求項1に記載の二酸化炭素分解装置。
【請求項3】
前記シートが前記第1空間に位置している時に、前記容器に気体が供給されることにより、前記第1空間の前記気体に含まれる二酸化炭素が前記シートに吸着され、
前記移動装置が前記シートを前記第1空間から前記第2空間へと移動させる時に、前記シートが吸着した二酸化炭素は、前記第1電極と前記第2電極との間に発生するプラズマにより一酸化炭素に分解され、
前記一酸化炭素が前記容器から排出される、
請求項1または請求項2に記載の二酸化炭素分解装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、二酸化炭素分解装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来の二酸化炭素分解装置に関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の二酸化炭素回収装置が知られている。この二酸化炭素回収装置では、メソポーラスシリカの担体にMg,Ca,Sr,Ba,YおよびLaの群から選択される少なくとも一種類の元素を担持させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-184229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の二酸化炭素回収装置の分野において、回収した二酸化炭素を一酸化炭素に分解したいという要望がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、二酸化炭素を一酸化炭素に分解できる二酸化炭素分解装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1側面は、
二酸化炭素分解装置は、容器と、シートと、移動装置と、第1電極と、第2電極と、を備えており、
前記容器は、第1空間および第2空間を有しており、
前記シートは、前記第1空間に位置している時に、前記第1空間の気体に含まれる二酸化炭素を吸着し、
前記移動装置は、前記第1空間から前記第2空間へと前記シートを移動させることができ、
前記シートは、前記第1空間から前記第2空間へと移動する時に、前記第1電極と前記第2電極との間を通過し、
前記シートが吸着した二酸化炭素は、前記第1空間から前記第2空間へと移動する時に、前記第1電極と前記第2電極との間に発生するプラズマにより一酸化炭素に分解される、
二酸化炭素分解装置である。
【0007】
第2側面は、
前記移動装置は、第1レールと、第2レールと、第2移動体と、を含んでおり、
前記第1レールは、前記第1空間に設けられており、
前記第2レールは、前記第2空間に設けられており、
前記第2移動体は、前記シートに連結されており、かつ、前記第2レールに沿って移動することにより、前記シートを前記第1空間から前記第2空間へと移動させ、
前記第1レールは、前記第1空間において渦巻形状を有しており、
前記シートは、前記第1空間に位置する時には、前記第1レールに沿って渦巻形状を有している、
第1側面に記載の二酸化炭素分解装置である。
【0008】
第3側面は、
前記シートが前記第1空間に位置している時に、前記容器に気体が供給されることにより、前記第1空間の前記気体に含まれる二酸化炭素が前記シートに吸着され、
前記移動装置が前記シートを前記第1空間から前記第2空間へと移動させる時に、前記シートが吸着した二酸化炭素は、前記第1電極と前記第2電極との間に発生するプラズマにより一酸化炭素に分解され、
前記一酸化炭素が前記容器から排出される、
第1側面または第2側面に記載の二酸化炭素分解装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、二酸化炭素を一酸化炭素に分解できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、二酸化炭素分解装置10の斜視図である。
図2は、二酸化炭素分解装置10のX-Xにおける断面図である。
図3は、二酸化炭素分解装置10のY-Yにおける断面図である。
図4は、二酸化炭素分解装置10のX-Xにおける断面図である。
図5は、図2のAにおける拡大図である。
図6は、図2のBにおける拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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