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公開番号2025132128
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029490
出願日2024-02-29
発明の名称バッテリパックの搭載構造及び電気自動車
出願人トヨタ自動車株式会社,ダイハツ工業株式会社,スズキ株式会社,いすゞ自動車株式会社,日野自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B60K 1/04 20190101AFI20250903BHJP(車両一般)
要約【課題】車両側方からバッテリパックを着脱する方式の電気自動車において、車両間でのバッテリパックの移送効率の向上を図る。
【解決手段】
L字ブラケット71、フロントプレート72、及びリアプレート79によって、バッテリ収容空間85が形成される。バッテリ収容空間85には、バッテリパック80が収容される。またバッテリ収容空間85の車幅方向外側が、外部に露出する。サイドドア74は、バッテリ収容空間85の車幅方向外側開口を開閉可能である。またサイドドア74は下開き構造である。さらに、開放位置にあるときにサイドドア74の内面74BとL字ブラケット71の横片71Bの上面71Cが同一高さとなる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
電気自動車に設けられ、バッテリパックを着脱可能に搭載可能な、バッテリパックの搭載構造であって、
前記電気自動車のフレームに支持され、上下方向に延設される縦片と、前記縦片の下端から車幅方向外側に延設される横片を備える、L字ブラケットと、
前記L字ブラケットの前方に配置され、前記フレームから車幅方向外側に延伸されるフロントプレートと、
前記L字ブラケットを挟んで前記フロントプレートと対向するリアプレートと、
を備え、
前記L字ブラケット、前記フロントプレート、前記リアプレートによって、前記バッテリパックが収容され車幅方向外側が外部に露出するバッテリ収容空間が形成され、
前記フロントプレート及び前記リアプレートの車幅方向外側端部には、前記バッテリ収容空間の車幅方向外側開口を開閉可能なサイドドアが接続され、
前記サイドドアは下開き構造であって、開放位置にあるときに前記サイドドアの内面と前記L字ブラケットの前記横片の上面が同一高さとなる、
バッテリパックの搭載構造。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
請求項1に記載の、バッテリパックの搭載構造であって、
前記L字ブラケット、前記フロントプレート、及び前記リアプレートは、高さ調整機構を介して、前記フレームに支持される、バッテリパックの搭載構造。
【請求項3】
請求項1に記載の、バッテリパックの搭載構造であって、
前記L字ブラケットの前記横片の前記上面には、第一ガイドピースが配置され、
前記サイドドアの前記内面には、第二ガイドピースが配置され、
前記第一ガイドピースと前記第二ガイドピースは、車両前後方向位置が一致している、
バッテリパックの搭載構造。
【請求項4】
請求項1に記載の、バッテリパックの搭載構造であって、
前記L字ブラケットの前記横片よりも車幅方向外側に引き出されて、開放状態の前記サイドドアを支持する、サポートバーを備える、
バッテリパックの搭載構造。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載の、バッテリパックの搭載構造を備えた、電気自動車であって、
自動運転制御が可能なプロセッサを備え、
前記プロセッサは、前方に停車する電気自動車の横に停車する正着制御時に、前記前方に停車する電気自動車に対して車幅方向に間隔を空けて自車を停車させ、
前記間隔は、前記サイドドアの高さの2倍以上であって、かつ、前記サイドドアの高さの2倍に前記バッテリパックの幅を加えた距離未満である、
電気自動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、バッテリパックの搭載構造と、当該構造を備える電気自動車を開示する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1、2には、電気自動車が開示される。この電気自動車は、モータを駆動源とする。バッテリパックが、電気自動車に搭載される。このバッテリパックは、車両に着脱可能となっている。
【0003】
特許文献1では、電気自動車がリフトに載せられる。そして、車両の下方から、バッテリパックが着脱される。特許文献2では、電気自動車の側方から、バッテリパックが着脱される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-98644号公報
特開2012-151916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本明細書では、車両側方からバッテリパックを着脱する方式の電気自動車において、車両間でのバッテリパックの移送効率の向上を図ることの可能な、バッテリパックの搭載構造、及び当該構造を備える電気自動車が開示される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示するバッテリパックの搭載構造は、電気自動車に設けられる。さらにバッテリパックの搭載構造は、バッテリパックを着脱可能に搭載可能となっている。搭載構造は、L字ブラケット、フロントプレート、及びリアプレートを備える。L字ブラケットは、電気自動車のフレームに支持される。またL字ブラケットは、縦片及び横片を備える。縦片は、上下方向に延設される。横片は、縦片の下端から車幅方向外側に延設される。フロントプレートは、L字ブラケットの前方に配置される。さらにフロントプレートは、フレームから車幅方向外側に延伸される。リアプレートは、L字ブラケットを挟んでフロントプレートと対向する。L字ブラケット、フロントプレート、リアプレートによって、バッテリ収容空間が形成される。バッテリ収容空間には、バッテリパックが収容される。またバッテリ収容空間の車幅方向外側が、外部に露出する。フロントプレート及びリアプレートの車幅方向外側端部には、サイドドアが接続される。サイドドアは、バッテリ収容空間の車幅方向外側開口を開閉可能である。またサイドドアは下開き構造である。さらに、開放位置にあるときにサイドドアの内面とL字ブラケットの横片の上面が同一高さとなる。
【0007】
上記構成によれば、L字ブラケットから開放状態のサイドドアにバッテリパックをスライド移動させることが出来る。例えば一方の電気自動車から他方の電気自動車にバッテリパックを移送する場合に、両者のバッテリ収容空間が相対する。そして、両者のサイドドアが開放される。開放状態のサイドドアが、バッテリパックの移送経路として利用可能となる。
【0008】
また上記構成において、L字ブラケット、フロントプレート、及びリアプレートは、高さ調整機構を介して、フレームに支持されてよい。
【0009】
電気自動車が貨物車両である場合に、積載された荷物の重量に応じて、バッテリ収容空間の高さが変動する。高さ調整機構を用いることで、隣り合う電気自動車のバッテリ収容空間の高さを揃えることが出来る。
【0010】
また上記構成において、L字ブラケットの横片の上面には、第一ガイドピースが配置されてよい。この場合、サイドドアの内面には、第二ガイドピースが配置される。さらに、第一ガイドピースと第二ガイドピースは、車両前後方向位置が一致する。
(【0011】以降は省略されています)

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