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公開番号
2025146133
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024046757
出願日
2024-03-22
発明の名称
電動車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
H02J
7/02 20160101AFI20250926BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電気負荷の作動中でもより適正な均等化処理を行なう。
【解決手段】電動車は複数のリチウムイオン二次電池セルを直列に接続したバッテリと、均等化回路と、電気負荷と、発電装置と、制御装置と、を備える。制御装置は、電気負荷の作動中に均等化回路により複数のリチウムイオン二次電池セルの均等化を行なう際には、発電装置により供給される発電電力と電気負荷により消費される消費電力との差分が所定範囲内で略一致するように発電装置を制御している状態として複数のリチウムイオン二次電池セルを均等化するよう均等化回路を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のリチウムイオン二次電池セルを直列に接続したバッテリと、
前記複数のリチウムイオン二次電池セルの電圧を均等化する均等化回路と、
前記バッテリに接続された電力ラインから電力の供給を受けて作動する電気負荷と、
前記電力ラインに発電電力を供給可能な発電装置と、
前記均等化回路と前記電気負荷と前記発電装置を制御する制御装置と、
を備える電動車であって、
前記制御装置は、前記電気負荷の作動中に前記均等化回路により前記複数のリチウムイオン二次電池セルの均等化を行なう際には、前記発電装置により供給される発電電力と前記電気負荷により消費される消費電力との差分が所定範囲内で略一致するように前記発電装置を制御している状態として前記複数のリチウムイオン二次電池セルを均等化するよう前記均等化回路を制御する、
ことを特徴とする電動車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電動車に関し、詳しくは、複数のリチウムイオン二次電池セルを直列に接続したバッテリを備える電動車に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の電動車としては、イグニッション状態情報に基づいて均等化処理を実行するか否かを判定し、均等化処理を実行すると判定した場合にはセル電圧値以外のA/D変換処理を開始と同時に均等化処理を実行するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電動車では、大容量の電池パックであっても正確な均等化処理を行うことにより電池パックルの電池容量が低下することを抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-065123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の電動車では、バッテリを構成する複数のリチウムイオン二次電池セルの蓄電割合(SOC)の差を判定するためには各リチウムイオン二次電池セルの開放電圧(OCV)の差を取得することが一般的に行なわれているが、走行中などの電気負荷の作動中では電池セルの内部抵抗の影響を受け蓄電割合の精度が低くなり、適正な均等化処理を行なうことが困難になる。
【0005】
本開示の電動車は、電気負荷の作動中でもより適正な均等化処理を行なうことを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の電動車は、
複数のリチウムイオン二次電池セルを直列に接続したバッテリと、
前記複数のリチウムイオン二次電池セルの電圧を均等化する均等化回路と、
前記バッテリに接続された電力ラインから電力の供給を受けて作動する電気負荷と、
前記電力ラインに発電電力を供給可能な発電装置と、
前記均等化回路と前記電気負荷と前記発電装置を制御する制御装置と、
を備える電動車であって、
前記制御装置は、前記電気負荷の作動中に前記均等化回路により前記複数のリチウムイオン二次電池セルの均等化を行なう際には、前記発電装置により供給される発電電力と前記電気負荷により消費される消費電力との差分が所定範囲内で略一致するように前記発電装置を制御している状態として前記複数のリチウムイオン二次電池セルを均等化するよう前記均等化回路を制御する、
ことを特徴とする。
【0008】
本開示の電動車は、複数のリチウムイオン二次電池セルを直列に接続したバッテリと、複数のリチウムイオン二次電池セルの電圧を均等化する均等化回路と、バッテリに接続された電力ラインから電力の供給を受けて作動する電気負荷と、電力ラインに発電電力を供給可能な発電装置と、均等化回路と電気負荷と発電装置を制御する制御装置とを備える。制御装置は、電気負荷の作動中に均等化回路により複数のリチウムイオン二次電池セルの均等化を行なう際には、発電装置により供給される発電電力と電気負荷により消費される消費電力との差分が所定範囲内で略一致するように発電装置を制御している状態として複数のリチウムイオン二次電池セルを均等化するよう均等化回路を制御する。発電電力と消費電力とが略一致しているには各リチウムイオン二次電池セルの電圧は開放電圧に近似するものとなるから、各リチウムイオン二次電池セルの蓄電割合(SOC)をより適正に検出できる。この結果、電気負荷の作動中でもより適正の複数のリチウムイオン二次電池セルを均等化することができる。
【0009】
こうした電気負荷の作動中における複数のリチウムイオン二次電池セルの均等化は、発電装置により供給可能な最大発電電力が電気負荷により消費される消費電力より大きいときに実行するものとしてもよい。こうすれば、より適正に複数のリチウムイオン二次電池セルの均等化を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一実施形態としての電動車20の構成の概略を示す構成図である。
電子制御ユニット60により実行される均等化実行処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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