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公開番号
2025088985
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023203883
出願日
2023-12-01
発明の名称
電池用集電端子及び電池
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/533 20210101AFI20250605BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本開示は、電子伝導性を確保しつつ、外部接続端子との接合時における電極積層体、及びラミネートフィルムの封止部への熱の移動を抑制できる電池用集電端子、及びそのような集電端子を有する電池を提供する。
【解決手段】本開示の電池用集電端子10は、電極積層体の集電箔を接合するための集電箔接合部11、ラミネートフィルムを融着するための周縁部12、及び、外部接続端子と接合するための外部接続端子接合部13を有し、周縁部12と外部接続端子接合部13との間に低熱伝導領域14を有する。本開示の電池1は、電極積層体20、電極積層体の集電箔に電気的に接続されている本開示の集電端子10、及び集電端子とともに、電極積層体を封止しているラミネートフィルム30を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電極積層体の集電箔を接合するための集電箔接合部、
ラミネートフィルムを融着するための周縁部、及び
外部接続端子と接合するための外部接続端子接合部を有し、
前記周縁部と前記外部接続端子接合部との間に低熱伝導領域を有する、
電池用集電端子。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記低熱伝導領域が、貫通孔により形成されている、請求項1に記載の集電端子。
【請求項3】
前記低熱伝導領域が、前記貫通孔に、前記集電端子の他の部分よりも熱伝導性の低い材料が充填されることによって形成されている、請求項2に記載の集電端子。
【請求項4】
電極積層体、
前記電極積層体の集電箔に電気的に接続されている請求項1~3のいずれか一項に記載の集電端子、及び
前記集電端子とともに、前記電極積層体を封止しているラミネートフィルム
を有する電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池用集電端子及び電池に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ラミネートフィルムによって電極積層体を封止しているラミネート電池(パウチ電池とも呼ばれる)が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1は、シート状の電極要素を積層した電極積層体と、電極積層体を内部に収容する外装体と、を備え、外装体は、少なくとも電極積層体の積層方向の両端面及び対向する一対の側面を覆う筒状のラミネートフィルム外装体と、ラミネートフィルム外装体の開口部に配置される内蓋と、を有し、内蓋の外周部と該内蓋の外周部に重なるラミネートフィルム外装体とが接合されていることで電極積層体を外装体の内部に封止する、二次電池を開示している。
【0004】
また、特許文献1は、内蓋の外周部とラミネートフィルム外装体とを、熱溶着(融着)によって接合できることを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-123686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ラミネート電池において、集電端子自体を、特許文献1に記載されている内蓋のような形状とすること、すなわち所定の体積を有する形状とすることによって、集電端子が、ラミネートフィルムとともに電極積層体を封止する電池も知られている。このような集電端子を有する電池において、電池モジュールを形成するために、集電端子に外部接続端子を接合する際に、接合時の熱が、集電端子から電極積層体に移動することがある。その結果、電池の性能が損なわれることとなる。
【0007】
また、上記の熱が、集電端子とラミネートフィルムとが融着されているラミネートフィルムの封止部に移動することによって、シール不良等の製造上の不具合が発生することがある。
【0008】
一方で、電池の性能を損なわないようにするために、集電端子における電子伝導性は確保する必要がある。
【0009】
本開示は、電子伝導性を確保しつつ、外部接続端子との接合時における電極積層体、及びラミネートフィルムの封止部への熱の移動を抑制できる電池用集電端子、及びそのような集電端子を有する電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本件開示者等は、以下の手段により上記課題を解決することができることを見出した。
〈態様1〉
電極積層体の集電箔を接合するための集電箔接合部、
ラミネートフィルムを融着するための周縁部、及び
外部接続端子と接合するための外部接続端子接合部を有し、
前記周縁部と前記外部接続端子接合部との間に低熱伝導領域を有する、
電池用集電端子。
〈態様2〉
前記低熱伝導領域が、貫通孔により形成されている、態様1に記載の集電端子。
〈態様3〉
前記低熱伝導領域が、前記貫通孔に、前記集電端子の他の部分よりも熱伝導性の低い材料が充填されることによって形成されている、態様2に記載の集電端子。
〈態様4〉
電極積層体、
前記電極積層体の集電箔に電気的に接続されている態様1~3のいずれか一項に記載の集電端子、及び
前記集電端子とともに、前記電極積層体を封止しているラミネートフィルム
を有する電池。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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