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公開番号2025086997
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201335
出願日2023-11-29
発明の名称蓄電装置
出願人トヨタ自動車株式会社,スズキ株式会社,ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 10/6568 20140101AFI20250603BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】冷却装置に衝撃力が加えられた際に、冷却装置の破損によって、冷却装置内を流れる冷却水が、蓄電モジュールと接触することを抑制する蓄電装置を提供する。
【解決手段】車両1下部に配置される蓄電装置10であって、蓄電装置10は、複数の蓄電モジュール100と、蓄電モジュール100を収容する外郭体220と、蓄電モジュール100をカバーするアッパーカバー210と、を備え、外郭体220は、第1板状部材251と第2板状部材252を含み、第1板状部材251は、蓄電モジュール100の下方に位置しており、第2板状部材252は、第1板状部材251の下方に位置しており、第1板状部材251および第2板状部材252によって液体経路253が形成されており、第2板状部材252は、第1板状部材251よりも強度が低い。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも一つの蓄電モジュールと、
前記蓄電モジュールを収容する外郭体と、を備え、
前記外郭体は、第1板状部材と第2板状部材を含み、
前記第1板状部材は、前記蓄電モジュールの下方に位置しており、
前記第2板状部材は、前記第1板状部材の下方に位置しており、
前記第1板状部材および前記第2板状部材によって液体経路が形成されており、
前記第2板状部材は、前記第1板状部材よりも強度が低い、蓄電装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記第2板状部材は、前記第1板状部材よりも板厚が薄い、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記第2板状部材は、前記第1板状部材と強度が異なる材料により形成された、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記第2板状部材は樹脂材により形成されており、前記第1板状部材は金属により形成されている、請求項1から請求項3のいずれかに記載の蓄電装置。
【請求項5】
第3板状部材をさらに備え、
前記第3板状部材は前記第2板状部材の下面と対向するように配置されており、
前記第3板状部材と前記第2板状部材との間に隙間が形成されている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項6】
強度部材およびブロックをさらに備え、
前記強度部材は、前記外郭体内に設けられており、
前記ブロックは、前記強度部材の下方に配置されると共に、前記第2板状部材と前記第3板状部材とに当接するように配置された、請求項5に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記第3板状部材は、車両下面を構成する、請求項5に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特開2019-197648号には、蓄電モジュールを冷却するための冷却装置上に蓄電モジュールを配置した蓄電装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-197648号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された蓄電装置の構造では、冷却装置に衝撃が負荷され、冷却装置が破損した場合に、冷却装置内の冷却水が蓄電モジュールを接触する懸念がある。
【0005】
本開示は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、冷却装置を備えた蓄電装置において、冷却装置に衝撃力が加えられた際に、冷却装置の破損によって、冷却装置内を流れる冷却水が、蓄電モジュールと接触することを抑制する蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る蓄電装置は、車両下部に配置される蓄電装置であって、前記蓄電装置は、少なくとも一つの蓄電モジュールと、前記蓄電モジュールを収容する外郭体と、前記蓄電モジュールをカバーするアッパーカバーと、を備え、前記外郭体は、第1板状部材と第2板状部材を含み、前記第1板状部材は、前記蓄電モジュールの下方に位置しており、前記第2板状部材は、前記第1板状部材の下方に位置しており、前記第1板状部材および前記第2板状部材によって液体経路が形成されており、前記第2板状部材は、前記第1板状部材よりも強度が低い、蓄電装置。
【0007】
前記第2板状部材は、前記第1板状部材よりも板厚が薄い。
前記第2板状部材は、前記第1板状部材と強度が異なる材料により形成されている。
【0008】
前記第2板状部材は樹脂材により形成されており、前記第1板状部材は金属により形成されている。
【0009】
プロテクトプレートをさらに備え、前記プロテクトプレートは前記第2板状部材の下面と対向するように配置されており、前記プロテクトプレートと前記第2板状部材との間に隙間が形成されている。
【0010】
強度部材およびブロックをさらに備え、前記強度部材は、前記外郭体内に設けられており、前記ブロックは、前記強度部材の下方に配置されると共に、前記隙間に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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