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公開番号2025086104
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199923
出願日2023-11-27
発明の名称防曇装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60S 1/02 20060101AFI20250530BHJP(車両一般)
要約【課題】窓ガラスの防曇装置の修繕性を向上させる。
【解決手段】防曇装置30は、窓ガラス10を加熱する電気回路31を備える。電気回路31は、窓ガラス10に配置される電熱線と、窓ガラス10に配置されるリペア配線と、
を備える。電熱線40は、第1発熱部41と、第1発熱部41から延びる第2発熱部42と、第2発熱部42から延びる第3発熱部43と、を備える。リペア配線50は、第1発熱部41及び第2発熱部42を迂回可能な窓ガラス10上のラインに設けられて遮断部位60を有する第1リペア部51と、第2発熱部42及び第3発熱部43を迂回可能な窓ガラス10上のラインに設けられて遮断部位60を有する第2リペア部52と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
窓ガラスを加熱する電気回路を備える防曇装置であって、
前記電気回路は、
前記窓ガラスに配置される電熱線と、
前記窓ガラスに配置されるリペア配線と、
を備え、
前記電熱線は、
第1発熱部と、
前記第1発熱部から延びる第2発熱部と、
前記第2発熱部から延びる第3発熱部と、
を備え、
前記リペア配線は、
前記第1発熱部及び前記第2発熱部を迂回可能な前記窓ガラス上のラインに設けられ、遮断部位を有する第1リペア部と、
前記第2発熱部及び前記第3発熱部を迂回可能な前記窓ガラス上のラインに設けられ、遮断部位を有する第2リペア部と、
を備える、
防曇装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記第1発熱部及び前記第2発熱部を迂回可能な前記窓ガラス上の前記ラインは、前記電気回路の前記第1発熱部よりも上流側の部位と、前記第3発熱部と、を接続することが可能なラインであり、
前記第2発熱部及び前記第3発熱部を迂回可能な前記窓ガラス上の前記ラインは、前記第1発熱部と、前記電気回路の前記第3発熱部よりも下流側の部位と、を接続することが可能なラインである、
請求項1に記載の防曇装置。
【請求項3】
前記電気回路の、前記第1発熱部よりも上流側の部位、前記第1発熱部、前記第2発熱部、前記第3発熱部、及び前記第3発熱部よりも下流側の部位の各抵抗値は同一又は略同一である、
請求項2に記載の防曇装置。
【請求項4】
前記第1リペア部の前記遮断部位を電気的に接続したときの前記第1リペア部、及び第2リペア部の前記遮断部位を電気的に接続したときの前記第2リペア部の各抵抗値は、前記第1発熱部よりも上流側の部位、前記第1発熱部、前記第2発熱部、前記第3発熱部、及び前記第3発熱部よりも下流側の部位の各抵抗値よりも小さい、
請求項3に記載の防曇装置。
【請求項5】
前記窓ガラスは、カメラによって前記窓ガラスを介して前記窓ガラスの外側の撮影が行われる透過エリアと、前記透過エリアよりも可視光透過率の低い遮蔽エリアと、を備え、
前記電熱線は、前記透過エリアに配置され、
前記リペア配線は、前記遮蔽エリアに配置される、
請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の防曇装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防曇装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の自動車用窓ガラスの防曇装置として、車載カメラによってウインドシールドを介して車外の景色を撮影するにあたって、ウインドシールド上のカメラ撮像エリアに、一本線からなる防曇用の電熱線を設けたものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/246326号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前述した従来の自動車用窓ガラスの防曇装置は、電熱線が断線した場合の修繕性を考慮したものではなかった。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、窓ガラスの防曇装置の修繕性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様による防曇装置は、窓ガラスを加熱する電気回路を備える。電気回路は、窓ガラスに配置される電熱線と、窓ガラスに配置されるリペア配線と、を備える。電熱線は、第1発熱部と、第1発熱部から延びる第2発熱部と、第2発熱部から延びる第3発熱部と、を備える。リペア配線は、第1発熱部及び第2発熱部を迂回可能な窓ガラス上のラインに設けられ、遮断部位を有する第1リペア部と、第2発熱部及び第3発熱部を迂回可能な窓ガラス上のラインに設けられ、遮断部位を有する第2リペア部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明のこれらの態様によれば、電熱線が断線した場合には、予め設けられたリペア配線の遮断部位の両端を電気的に接続することで、電熱線に容易に通電を行うことができるようになる。そのため、窓ガラスの防曇装置の修繕性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両の前面に取り付けられる本発明の一実施形態によるウインドシールドガラスの概略構成図である。
ウインドシールドガラス及び車載カメラの位置関係を簡単に示す模式図である。
本発明の一実施形態によるウインドシールドガラスのカメラ撮像エリア付近の概略拡大図である。
本発明の一実施形態によるウインドシールドガラスのカメラ撮像エリア付近の概略拡大図であり、電熱線が断線した状態を示す図である。
本発明の別実施形態による防曇装置の電気回路の概略構成図である。
本発明の別実施形態によるウインドシールドガラスのカメラ撮像エリア付近の概略拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
【0010】
図1は、車両の前面に取り付けられるウインドシールドガラス10の概略構成図である。ウインドシールドガラス10は、窓ガラスの一例である。図2は、ウインドシールドガラス10及び車載カメラ20の位置関係を簡単に示す模式図である。
(【0011】以降は省略されています)

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