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公開番号2025089067
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2023204033
出願日2023-12-01
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04L 67/1004 20220101AFI20250605BHJP(電気通信技術)
要約【課題】時刻に関する条件を用いてデータの分散配置を行う。
【解決手段】情報処理装置は、入力された第1データを、複数の記憶装置のうちの少なくともいずれかに配置する情報処理装置であって、第1データを配置する記憶装置を決定するための、時刻に関する第1条件を含む制約条件を取得することと、第1データの生成時刻が、第1条件に適合する場合に、制約条件に従って、第1データを配置する先の記憶装置である第1記憶装置を決定することと、を実行する制御部110を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
入力された第1データを、複数の記憶装置のうちの少なくともいずれかに配置する情報処理装置であって、
前記第1データを配置する記憶装置を決定するための、時刻に関する第1条件を含む制約条件を取得することと、
前記第1データの生成時刻が、前記第1条件に適合する場合に、前記制約条件に従って、前記第1データを配置する先の記憶装置である第1記憶装置を決定することと、
を実行する制御部を有する、
情報処理装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記制約条件が時刻の変数を含む場合、
特定の時刻である第1時刻における前記制約条件である第1制約条件を算出し、
前記第1制約条件に基づいたデータ配置を予測する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記制約条件が時刻の変数を含む場合、
将来の特定の時刻である第2時刻における前記制約条件である第2制約条件を算出し、
前記第2制約条件に従った場合の前記第1データの配置である将来配置を予測し、
現在の前記第1データの配置から前記将来配置にデータ配置を変更した場合の、データ配置の変更量が、前記第2時刻が到来した時点において所定量より多い場合に、現時点において、現在の前記制約条件の範囲内で、前記複数の記憶装置のうちのいずれかに既に配置された前記第1データを、前記複数の記憶装置のうちの他の記憶装置に予め移動させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記制約条件に、前記複数の記憶装置それぞれの残容量に関する条件が含まれる場合、さらに、前記複数の記憶装置それぞれの前記残容量に基づいて、前記第1データを複製したデータである第2データを、前記複数の記憶装置のうちのいずれに配置するかを決定する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第1データを複製したデータである第2データを、前記複数の記憶装置のうちのいずれに配置するかを決定する際に、
前記第2データを配置する前記記憶装置の台数を、第1の台数から第2の台数までの所定の範囲で指定し、
指定された前記所定の範囲の台数を満たすように、前記残容量が所定量以上である前記複数の記憶装置のうちの前記記憶装置に前記第2データを配置すると決定する、
請求項4に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、データ配置を管理する装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
データを分割して、複数のサーバに分散して配置する技術が知られている。これに関して、例えば、特許文献1には、CPU使用率の最大値と自拠点の処理サーバの負荷変動率とに基づいて、CPU限界値を超えない範囲で、自拠点戻信号を他拠点から自拠点の処理サーバに振り分ける負荷分散装置等が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-107353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、時刻に関する条件を用いてデータの分散配置を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態の一態様は、
入力された第1データを、複数の記憶装置のうちの少なくともいずれかに配置する情報処理装置であって、前記第1データを配置する記憶装置を決定するための、時刻に関する第1条件を含む制約条件を取得することと、前記第1データの生成時刻が、前記第1条件に適合する場合に、前記制約条件に従って、前記第1データを配置する先の記憶装置である第1記憶装置を決定することと、を実行する制御部を有する、
情報処理装置である。
【0006】
また、他の態様として、上記の装置が実行する方法、当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、時刻に関する条件を用いてデータの分散配置を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係るサーバ装置が実行する処理の概要を示す図。
第1の実施形態に係るサーバ装置が有する構成要素を説明する図。
第1の実施形態に係るサーバ装置の制御部が実行する処理のフローチャート。
第1の実施形態に係るサーバ装置が制約条件に基づいて記憶装置にデータを配置する処理の概要を示す図。
第2の実施形態に係るサーバ装置が有する構成要素を説明する図。
第2の実施形態に係るサーバ装置の制御部が実行する処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(概要)
移動通信端末を搭載した車両から各種データを収集し、クラウドサーバに配置して利用
することが想定される。このようなシステムにおいて、データの配置を管理する装置は、車両から取得されたデータを分割または複製し、複数の記憶装置に分散して配置することがある。このような技術をシャーディングと称する。シャーディングを管理する装置は、所定の制約条件を考慮して、データを配置する記憶装置を決定することができる。所定の制約条件として、例えば、各記憶装置のハードウェアリソース、各記憶装置の地理的位置などが挙げられる。
【0010】
しかしながら、シャーディングに関する従来技術においては、所定の制約条件を考慮して記憶装置にデータを配置することはできるが、制約条件として、時刻に関する条件を利用することができなかった。すなわち、データが生成された時刻を基準として当該データの配置先を決定したり、時刻の経過に応じて、データの再配置を実行するといったことが行えなかった。この問題を解決するためには、当該装置は、所定のデータが生成された時刻に応じて、一定の制約条件に従って当該データを配置または削除できることが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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