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公開番号2025084514
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198473
出願日2023-11-22
発明の名称モータ
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H02K 9/19 20060101AFI20250527BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータにおいて、中性点バスバーを備えつつコイルエンドを効果的に冷却する技術を提供する。
【解決手段】モータ2は、ステータコア8と、ステータコアに巻回されるコイル14と、コイルと接続される中性点バスバー30と、中性点バスバー30を保持するバスバーホルダ40と、を備え、バスバーホルダ40は、モータ2の冷媒を受け取るとともにステータコア8から露出されたコイルエンド14aに向けて供給可能な少なくとも1つの冷媒流通経路42を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モータであって、
ステータコアと、
前記ステータコアに巻回されるコイルと、
前記コイルと接続される中性点バスバーと、
前記中性点バスバーを保持するバスバーホルダと、
を備え、
前記バスバーホルダは、前記モータの冷媒を受け取るとともに前記ステータコアから露出されたコイルエンドに向けて供給可能な少なくとも1つの冷媒流通経路を備える、
モータ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記少なくとも1つの冷媒流通経路は、前記冷媒を前記コイルエンドに向かって案内する開放された冷媒ガイドを含む、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記少なくとも1つの冷媒流通経路は、前記バスバーホルダ内を通過するとともに前記冷媒を前記コイルエンドに向かって吐出する開口を有する内部冷媒流路を含む、請求項1に記載のモータ。
【請求項4】
さらに、前記少なくとも1つの冷媒流通経路に前記冷媒を供給する少なくとも1つの冷媒供給流路を備える、請求項1に記載のモータ。
【請求項5】
前記少なくとも1つの冷媒流通経路は、前記冷媒を前記コイルエンドに向かって案内する開放された冷媒ガイドを含み、
前記少なくとも1つの冷媒供給流路は、前記冷媒ガイドと前記冷媒が流通可能に連通するか又は前記冷媒ガイドに前記冷媒を吐出する、請求項4に記載のモータ。
【請求項6】
前記少なくとも1つの冷媒供給流路は、前記バスバーホルダから離間されて配置されており、
前記少なくとも1つの冷媒ガイドは、前記少なくとも1つの冷媒供給流路から吐出された前記冷媒を受け取るように構成されている、請求項5に記載のモータ。
【請求項7】
前記少なくとも1つの冷媒流通経路は、前記バスバーホルダ内を通過するとともに前記冷媒を前記コイルエンドに向かって吐出する開口を有する内部冷媒流路を含み、
前記少なくとも1つの冷媒供給流路は、前記内部冷媒流路と前記冷媒が流通可能に連通するか又は前記内部冷媒流路の冷媒取り込み孔に前記冷媒を吐出する、請求項4に記載のモータ。
【請求項8】
前記バスバーホルダは、さらに、前記冷媒流通経路を通過した前記冷媒を前記コイルエンドに供給可能に、前記コイルエンドに向けて延在する少なくとも1つのスカート部を有する、請求項1に記載のモータ。
【請求項9】
前記バスバーホルダは、前記ステータコアの円周の少なくとも4分の1の範囲で前記コイルエンドに前記冷媒を供給可能に構成されている、請求項1に記載のモータ。
【請求項10】
前記少なくとも1つの冷媒供給流路は、前記ステータコアの外周に配置される、請求項4~9のいずれかに記載のモータ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、モータに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
モータは、ステータコアに三相のコイルが巻回されたてステータと、ロータ、とを備えている。ステータコアの軸方向の両端には、ステータコアから軸方向外方に延在されたコイルの端末同士が溶接で結線されてコイルエンドが形成される。こうしたコイルエンドの一部から延出される引出しコイルには、中性点バスバーが溶接などにより接続される(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-110676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
中性点バスバーが、ステータコアの外周側のスペースの所定範囲にわたって占有してしまう場合がある。コイルエンドを冷却する冷媒を供給しようとするとき、中性点バスバーのために、冷媒がコイルエンドに届きにくくなってしまうということがありうる。
【0005】
本明細書は、モータにおいて、中性点バスバーを備えつつコイルエンドを効果的に冷却する技術を提供する。
る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する技術は、モータに具現化される。モータは、ステータコアと、前記ステータコアに巻回されるコイルと、前記コイルと接続される中性点バスバーと、前記中性点バスバーを保持するバスバーホルダと、を備える。前記バスバーホルダは、前記モータの冷媒を受け取るとともに前記コイルに向けて供給可能な冷媒流通経路を備える。
【0007】
上記モータによれば、コイルは、バスバーホルダが受け取った冷媒がコイルに供給されるため、コイルが効果的に冷却される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態のモータにおけるステータと、中性点バスバーと、冷却流路と、を示す平面図と、前記平面図における1B-1B線断面と、を示す図である。
バスバーホルダが備えるスカート部の一例を示す。
冷媒取り込み孔を備える冷媒ガイドを示す。
第2実施形態のモータにおけるステータと、中性点バスバーと、冷却流路と、を示す平面図と、前記平面図におけるII-II線断面と、を示す図である。
冷媒取り込み孔を備える内部冷媒流路を示す。
第3実施形態のモータにおけるステータと、中性点バスバーと、冷却流路の断面構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書に開示されるモータの一実施形態は、ステータコアと、前記ステータコアに巻回されるコイルと、前記コイルと接続される中性点バスバーと、前記中性点バスバーを保持するバスバーホルダと、を備え、前記バスバーホルダは、前記モータの冷媒を受け取るとともに前記コイルに向けて供給可能な冷媒流通経路を備える。
【0010】
前記モータの他の一実施形態は、前記少なくとも1つの冷媒流通経路は、前記冷媒を前記コイルに向かって案内する開放された冷媒ガイドを含んでいてもよい。この形態によれば、簡易な構成で冷媒をコイルに供給できる。
(【0011】以降は省略されています)

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