TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025086787
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023201073
出願日2023-11-28
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04W 24/02 20090101AFI20250602BHJP(電気通信技術)
要約【課題】移動中のネットワーク品質を良好に保つ技術を提供する。
【解決手段】第一車両の走行予定経路および地域ごとの無線通信の品質に関する品質マップを取得することと、走行予定経路が、無線通信の品質が所定品質よりも低い第一地域を通過することに応じて、第一地域を通過しない代替経路を第一車両に送信することと、を実行するように構成された制御部を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第一車両の走行予定経路および地域ごとの無線通信の品質に関する品質マップを取得することと、
前記走行予定経路が、前記無線通信の品質が所定品質よりも低い第一地域を通過することに応じて、前記第一地域を通過しない代替経路を前記第一車両に送信することと、
を実行するように構成された制御部を備える情報処理装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記第一地域は、ダウンリンクおよびアップリンクの少なくも一方のデータ伝送速度が要求品質よりも低い状態が所定時間以上継続する地域である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
複数の第二車両から、ダウンリンクおよびアップリンクのデータ伝送速度に関するプローブデータを収集することと、
収集した前記プローブデータに基づいて、前記ダウンリンクおよび前記アップリンクに関する前記品質マップを生成することと、
をさらに実行するように構成される、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プローブデータは、前記複数の第二車両に搭載された無線装置が定期的に送信する、RSRP(基準信号受信電力)、RSRQ(基準信号受信品質)、及びSINR(信号対干渉雑音比)のうちの少なくとも1つを含む、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記プローブデータは、前記データ伝送速度の測定位置及び前記データ伝送速度の測定日時の夫々に関する情報をさらに含み、
前記制御部は、時間ごとに前記品質マップを生成する、
請求項3に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
現在のネットワーク品質に基づく効率的なストリーミング制御が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-081158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、移動中のネットワーク品質を良好に保つ技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の一つは、第一車両の走行予定経路および地域ごとの無線通信の品質に関する品質マップを取得することと、前記走行予定経路が、前記無線通信の品質が所定品質よりも低い第一地域を通過することに応じて、前記第一地域を通過しない代替経路を前記第一車両に送信することと、を実行するように構成された制御部を備える情報処理装置である。
【0006】
また、本開示の他の態様は、上記の情報処理装置における処理をコンピュータが実行する情報処理方法、この情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、及びこのプログラムを非一時的に記憶した記憶媒体である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、移動中のネットワーク品質を良好に保つ技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るシステムの概略を示す図である。
車両情報DBのテーブル構成を示した図である。
品質マップの一例を示した図である。
走行経路の変化を示した図である。
第1実施形態に係るサーバから車両に代替の走行経路に関する情報を送信する処理を示したフローチャートである。
第2実施形態に係るサーバから車両に代替の走行経路に関する情報を送信する処理を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
オンラインビデオ会議などの大容量データの送受信が発生するストリーミングサービスを利用する場合、山間部やトンネルで電波が入りにくい等の理由で高速大容量通信ができない地域に車両が移動すると、ストリーミングサービスが遅延又は途切れてしてしまう。
【0010】
そこで、本開示では、ストリーミングサービスを利用中の車両の走行予定経路と通信品質に関するマップとに基づいて、通信品質が低下する地域を車両が通過すると見込まれる
場合に、接続が安定している代替ルートを検索しユーザに提示する。そのため、制御部は、第一車両の走行予定経路および地域ごとの無線通信の品質に関する品質マップを取得する。第一車両は、ストリーミングサービスを利用するユーザが乗車している車両である。第一車両の走行予定経路は、例えばカーナビゲーションシステムにおいて設定された経路であってもよく、現時点までの走行経路と過去の経路履歴とに基づいて予測される経路であってもよい。この予測には、AIを利用してもよい。地域は、例えば行政区画又は地域メッシュで画定された地域であってもよいし、任意に画定された地域であってもよい。無線通信の品質は、ダウンリンクおよびアップリンクの少なくも一方のデータ伝送速度に基づいて決定されてもよい。これらのデータ伝送速度は、複数の第二車両から収集されるプローブデータに含まれていてもよい。品質マップは、少なくとも通信品質が要求品質を満たす地域と満たさない地域とが区別できるように生成されたマップである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

トヨタ自動車株式会社
車両
10日前
トヨタ自動車株式会社
方法
今日
トヨタ自動車株式会社
車両
14日前
トヨタ自動車株式会社
電池
12日前
トヨタ自動車株式会社
電池
13日前
トヨタ自動車株式会社
電池
17日前
トヨタ自動車株式会社
車両
13日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
4日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
7日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
7日前
トヨタ自動車株式会社
パネル
6日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
6日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
13日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
情報機器
6日前
トヨタ自動車株式会社
水系電池
3日前
トヨタ自動車株式会社
防曇装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
関節機構
12日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
燃料電池
今日
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
3日前
トヨタ自動車株式会社
表示装置
17日前
トヨタ自動車株式会社
エンジン
11日前
トヨタ自動車株式会社
ドローン
11日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
10日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
10日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
10日前
トヨタ自動車株式会社
予測方法
12日前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
17日前
トヨタ自動車株式会社
製造装置
11日前
トヨタ自動車株式会社
剥離装置
11日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
7日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
7日前
続きを見る