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公開番号2025087323
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201898
出願日2023-11-29
発明の名称配車管理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/123 20060101AFI20250603BHJP(信号)
要約【課題】耐久性の低下が懸念される運転計画を有するユーザに対して、耐久性の問題が無い車両が配車され易くなる配車管理装置を提供する。
【解決手段】配車管理装置3は、配車要求に含まれる運転計画に基づいて、耐久性の低下に対する影響度を表す影響指標値を決定する影響指標値決定部42と、影響指標値に応じて、配車可能な複数の候補車両(2-1~2-n)のそれぞれに対して、候補車両の耐久性指標が表す候補車両の耐久性が低いほど優先度が低くなるように優先度を設定する優先度設定部43と、複数の候補車両のそれぞれの優先度に応じて、複数の候補車両のなかから配車する車両を決定する配車車両決定部44とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
配車要求に含まれる運転計画に基づいて、耐久性の低下に対する影響度を表す影響指標値を決定する影響指標値決定部と、
前記影響指標値に応じて、配車可能な複数の候補車両のそれぞれに対して、当該候補車両の耐久性指標が表す当該候補車両の耐久性が低いほど優先度が低くなるように優先度を設定する優先度設定部と、
前記複数の候補車両のそれぞれの前記優先度に応じて、前記複数の候補車両の中から配車する車両を決定する配車車両決定部と、
を有する配車管理装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記複数の候補車両のそれぞれの前記耐久性指標は総走行距離を含み、前記優先度設定部は、前記複数の候補車両のうち、前記総走行距離が長い候補車両ほど、前記優先度を低くする、請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項3】
前記影響指標値決定部は、前記運転計画が示す走行予定ルートにおける高低差または勾配が大きくなるほど前記優先度が低くなるように前記影響指標値を決定する、請求項1または2に記載の配車管理装置。
【請求項4】
前記影響指標値決定部は、前記運転計画が示す目標到達時刻と出発予定時刻の差が小さいほど前記優先度が低くなるように前記影響指標値を決定する、請求項1または2に記載の配車管理装置。
【請求項5】
前記影響指標値決定部は、前記運転計画が示す乗車予定人数が増えるほど前記優先度が低くなるように前記影響指標値を決定する、請求項1または2に記載の配車管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両を配車する配車管理装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
配車効率を向上させるための技術が提案されている(特許文献1を参照)。特許文献1に開示された配車管理制御装置は、配車位置の位置情報を含む注文情報の条件に一致する候補車両を検索し、各候補車両に配車注文の発生を通知し、各候補車両から配車注文の受任可否の回答情報を取得し、受任可の候補車両の一つに配車指示を通知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-22260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
タクシーサービスなどに供用される車両の総走行距離は、個人が所有する車両の総走行距離よりも大幅に長くなることがある。そのため、タクシーサービスなどに供用される車両の使用状態によっては、耐久性が低下していることがある。一方、上記の技術では、配車される車両を決定する際に、車両の耐久性が考慮されていない。そのため、場合によっては、耐久性の低下が懸念される運転計画を有するユーザに対して、耐久性の低下により問題が生じる可能性がある車両が配車されてしまうことがある。
【0005】
そこで、本発明は、耐久性の低下が懸念される運転計画を有するユーザに対して、耐久性の問題が無い車両が配車され易くなる配車管理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの形態として、配車管理装置が提供される。この配車管理装置は、配車要求に含まれる運転計画に基づいて、耐久性の低下に対する影響度を表す影響指標値を決定する影響指標値決定部と、影響指標値に応じて、配車可能な複数の候補車両のそれぞれに対して、候補車両の耐久性指標が表す候補車両の耐久性が低いほど優先度が低くなるように優先度を設定する優先度設定部と、複数の候補車両のそれぞれの優先度に応じて、複数の候補車両の中から配車する車両を決定する配車車両決定部とを有する。
【0007】
この配車管理装置において、複数の候補車両のそれぞれの耐久性指標はその候補車両の総走行距離を含み、優先度設定部は、複数の候補車両のうち、総走行距離が長い候補車両ほど、優先度を低くすることが好ましい。
【0008】
また、影響指標値決定部は、運転計画が示す走行予定ルートにおける高低差または勾配が大きくなるほど優先度が低くなるように影響指標値を決定することが好ましい。
【0009】
あるいは、影響指標値決定部は、運転計画が示す目標到達時刻と出発予定時刻の差が小さいほど優先度が低くなるように影響指標値を決定することが好ましい。
【0010】
あるいはまた、影響指標値決定部は、運転計画が示す乗車予定人数が増えるほど優先度が低くなるように影響指標値を決定することが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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