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公開番号2025088571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203351
出願日2023-11-30
発明の名称揮散装置
出願人エステー株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類A61L 9/12 20060101AFI20250604BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】意匠性の高い揮散装置を提供すること。
【解決手段】揮散装置10は、薬液Yを収容した透明な容器70の開口部711に薬液Yを通過可能な微多孔膜80を設けたカートリッジ60と、カートリッジ60を内部に装着可能なケース20と、を有する。ケース20は、カートリッジ60の容器70の底面713から一定距離離間した位置に半透明のカバー50を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
薬液を収容した透明な容器の開口部に薬液を通過可能な膜を設けたカートリッジと、
前記カートリッジを内部に装着可能なケースと、を有し、
前記ケースは、前記カートリッジの前記容器の底面から一定距離離間した位置に半透明のカバーを備える、
揮散装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記一定距離は、前記カバーを介して前記カートリッジ内の薬液の液面がぼやけて見える距離である、
請求項1に記載の揮散装置。
【請求項3】
前記カバーは、樹脂製の板状体の両面のうち少なくとも一方の全表面にシボ加工を施したものである、
請求項2に記載の揮散装置。
【請求項4】
前記ケースは、前記カバーとの間の前記一定距離が保たれるように前記カートリッジを位置決めして保持する保持部を有する、
請求項3に記載の揮散装置。
【請求項5】
前記カートリッジの前記容器内に収容した薬液は、着色剤を含む、
請求項4に記載の揮散装置。
【請求項6】
前記一定距離は、3~10mmであり、前記カバーの波長600nmにおける光透過率は、5~30%である、
請求項1に記載の揮散装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、芳香剤や消臭剤などの薬液を揮散させる揮散装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、薬液を収容したカートリッジを本体に装着して、カートリッジのシール材を破断して薬液の揮散を開始させる揮散装置が知られている。カートリッジは、薬液を収容した容器の開口部をシール材により密封したものであり、シール材の内側に微多孔膜を備える。このため、シール材を破断することで、微多孔膜を通過した薬液を揮散させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-535819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の揮散装置は、一定量の薬液を収容して本体内に装着したカートリッジを使用するため、カートリッジ内の薬液の残量が外から見えるように、カートリッジの容器と前面カバーを透明な樹脂素材により形成している。このため、薬液の残量を揮散装置の外側から見て容易に判断することができ、揮散装置の使用終了時期を適切に判断することができる。
【0005】
しかし、前面カバーを透明にすると、揮散装置を前方から見たとき、カートリッジが本体内に装着されている状態が明瞭に見えてしまい、意匠性が低く見栄えが悪かった。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、意匠性の高い揮散装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の揮散装置の一態様は、薬液を収容した透明な容器の開口部に薬液を通過可能な膜を設けたカートリッジと、カートリッジを内部に装着可能なケースと、を有する。ケースは、カートリッジの容器の底面から一定距離離間した位置に半透明のカバーを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、半透明のカバーを通してカートリッジの輪郭がぼやけて見えるようにしたため、薬液の残量をカバーの外側から判断することができ、その上、揮散装置の意匠性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る揮散装置を示す縦断面図である。
図2は、図1の揮散装置のケースを右斜め前方から見た斜視図である。
図3は、図2のケースの分解斜視図である。
図4は、図2のケースを右斜め後方から見た斜視図である。
図5は、図4のケースの分解斜視図である。
図6は、図1の揮散装置のカートリッジを右斜め前方から見た斜視図である。
図7は、図6のカートリッジの分解斜視図である。
図8は、図6のカートリッジを右斜め後方から見た斜視図である。
図9は、図8のカートリッジの分解斜視図である。
図10(a)は、図6のカートリッジの容器を示す正面図であり、図10(b)は、容器を矢印F10bの方向から見た上面図であり、図10(c)は、容器をF10c-F10cで切断した断面図であり、図10(d)は、容器をF10d-F10dで切断した断面図である。
図11は、図1の揮散装置のケースとカートリッジをブリスターパッケージにより梱包した梱包体を示す側面図である。
図12は、図11の梱包体を矢印F12方向から見た底面図である。
図13は、図11のブリスターパッケージを示す展開図である。
図14は、図11の台紙を示す平面図である。
図15は、図11の梱包体の組立手順を説明するための図である。
図16は、図1の揮散装置のカバーの光透過率を他のサンプルと比較して示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態に係る揮散装置10について図面を参照して説明する。
各図において、揮散装置10を水平面Fに載置した状態(以下、この状態を正立状態とする)で、上下、左右、前後の各方向を規定し、後方から前方に向かう方向を矢印Xで示し、左から右に向かう方向を矢印Yで示し、下から上に向かう方向を矢印Zで示す。
(【0011】以降は省略されています)

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