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公開番号
2025088564
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203341
出願日
2023-11-30
発明の名称
揮散装置
出願人
エステー株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
A61L
9/12 20060101AFI20250604BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】薬液が外部に漏れ出す不具合を防止することができる揮散装置を提供すること。
【解決手段】揮散装置10は、カートリッジ60とカートリッジ60を装着可能なケース20を有する。カートリッジ60は、薬液Yを収容した容器70の開口部711に薬液Yを通過可能な微多孔膜80を設けたものである。ケース20は、カートリッジ60を支持する底壁321と、底壁321の上面322を伝って流れた薬液を回収するポケット32と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
薬液を収容した容器の開口部に薬液を通過可能な膜を設けたカートリッジと、
前記カートリッジを装着可能なケースと、を有し、
前記ケースは、
前記カートリッジを支持する支持部材と、
前記支持部材を伝って流れた薬液を回収するポケットと、
を有する揮散装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記ケースは、前記膜を通過した薬液を揮散させる揮散孔を有し、
前記支持部材は、前記膜に前記容器内の薬液を接触させた状態で、且つ前記膜を前記揮散孔に対向させた姿勢で前記カートリッジを支持する、
請求項1に記載の揮散装置。
【請求項3】
前記ポケットは、前記カートリッジの下端に接触して前記カートリッジを下から支える前記支持部材の一部を構成する底壁を有し、
前記底壁は、前記カートリッジの前記下端が接触する部位を通って重力方向の下方に向けて傾斜した上面を有する、
請求項1に記載の揮散装置。
【請求項4】
前記ケースは、
前記支持部材及び前記ポケットを有するリアケースと、
前記リアケースとの間に前記カートリッジを収容可能な空間を有し、且つ前記リアケースに対して開閉可能に設けたフロントケースと、
を有する請求項3に記載の揮散装置。
【請求項5】
前記リアケースは、水平面に載置した前記ケースが前記リアケース側に倒れた際に、前記ポケットの開口部が上を向く姿勢に前記ケースを静止させるための円弧状の後端縁を有する、
請求項4に記載の揮散装置。
【請求項6】
前記フロントケースは、前記ケースが前記フロントケース側に倒れた際に、前記ポケットの前記開口部の下に配置される液受部を有する、
請求項5に記載の揮散装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、芳香剤や消臭剤などの薬液を揮散させる揮散装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、薬液を収容したカートリッジを本体に装着して、カートリッジのシール材を破断して薬液の揮散を開始させる揮散装置が知られている。カートリッジは、薬液を収容した容器の開口部をシール材により密封したものであり、シール材の内側に微多孔膜を備える。このため、シール材を破断することで、微多孔膜を通過した薬液を揮散させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-535819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の揮散装置では、カートリッジのシール材を破断した後、微多孔膜を薬液が通過可能な状態になるため、液漏れを生じる可能性がある。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、薬液が外部に漏れ出す不具合を防止することができる揮散装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の揮散装置の一態様は、カートリッジとカートリッジを装着可能なケースを有する。カートリッジは、薬液を収容した容器の開口部に薬液を通過可能な膜を設けたものである。ケースは、カートリッジを支持する支持部材と、支持部材を伝って流れた薬液を回収するポケットと、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、薬液が外部に漏れ出す不具合を防止することができる揮散装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施形態に係る揮散装置を示す縦断面図である。
図2は、図1の揮散装置のケースを右斜め前方から見た斜視図である。
図3は、図2のケースの分解斜視図である。
図4は、図2のケースを右斜め後方から見た斜視図である。
図5は、図4のケースの分解斜視図である。
図6は、図1の揮散装置のカートリッジを右斜め前方から見た斜視図である。
図7は、図6のカートリッジの分解斜視図である。
図8は、図6のカートリッジを右斜め後方から見た斜視図である。
図9は、図8のカートリッジの分解斜視図である。
図10(a)は、図6のカートリッジの容器を示す正面図であり、図10(b)は、容器を矢印F10bの方向から見た上面図であり、図10(c)は、容器をF10c-F10cで切断した断面図であり、図10(d)は、容器をF10d-F10dで切断した断面図である。
図11は、図1の揮散装置のケースとカートリッジをブリスターパッケージにより梱包した梱包体を示す側面図である。
図12は、図11の梱包体を矢印F12方向から見た底面図である。
図13は、図11のブリスターパッケージを示す展開図である。
図14は、図11の台紙を示す平面図である。
図15は、図11の梱包体の組立手順を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態に係る揮散装置10について図面を参照して説明する。
各図において、揮散装置10を水平面Fに載置した状態(以下、この状態を正立状態とする)で、上下、左右、前後の各方向を規定し、後方から前方に向かう方向を矢印Xで示し、左から右に向かう方向を矢印Yで示し、下から上に向かう方向を矢印Zで示す。
【0010】
図1に示すように、揮散装置10は、ケース20と、カートリッジ60を有する。ケース20は、リアケース30と、フロントケース40を有する。フロントケース40は、カバー50を有する。カートリッジ60は、容器70と、微多孔膜80と、シール材90(図6)を有する。カートリッジ60は、芳香剤や消臭剤などの薬液Yを収容する。カートリッジ60は、ケース20内に着脱可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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