TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025088411
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203099
出願日
2023-11-30
発明の名称
巻取装置、及び印刷巻取システム
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
B65H
23/16 20060101AFI20250604BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】印刷画質の向上を図ることができる巻取装置、及び印刷巻取システムを提供する。
【解決手段】巻取装置は、印刷媒体を送る送り部を有する印刷装置から送られる前記印刷媒体が巻き取られる巻取軸と、前記送り部の動力が入力される動力入力部と、前記動力入力部に入力された動力を前記巻取軸に伝達する動力伝達機構と、前記印刷装置と前記巻取軸との間に配置され、前記印刷媒体の進行方向を鉛直方向に曲げるレバーと、前記印刷装置と前記レバーとの間に配置され、前記巻取軸に向けて送られる前記印刷媒体に接して摩擦抵抗を付与する摩擦部と、を有し、前記摩擦部は、前記巻取軸が前記印刷媒体を巻き取る方向に回転する場合に、回転せず、前記巻取軸が前記印刷媒体を繰出す方向に回転する場合に、前記印刷媒体を前記印刷装置側に送る方向に回転させるワンウェイクラッチが設けられるローラーを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷媒体を送る送り部を有する印刷装置から送られる前記印刷媒体が巻き取られる巻取軸と、
前記送り部の動力が入力される動力入力部と、
前記動力入力部に入力された動力を前記巻取軸に伝達する動力伝達機構と、
前記印刷装置と前記巻取軸との間に配置され、前記印刷媒体の進行方向を鉛直方向に曲げるレバーと、
前記印刷装置と前記レバーとの間に配置され、前記巻取軸に向けて送られる前記印刷媒体に接して摩擦抵抗を付与する摩擦部と、
を有し、
前記摩擦部は、
前記巻取軸が前記印刷媒体を巻き取る方向に回転する場合に、回転せず、
前記巻取軸が前記印刷媒体を繰出す方向に回転する場合に、前記印刷媒体を前記印刷装置側に送る方向に回転させるワンウェイクラッチが設けられるローラーを有する
巻取装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記動力伝達機構は、
前記送り部が前記印刷媒体を送る場合に、前記動力入力部に入力された動力を前記巻取軸に伝達し、
前記送り部が前記印刷媒体を戻す場合に、前記動力入力部に入力された動力を前記巻取軸に伝達しない
請求項1に記載の巻取装置。
【請求項3】
前記レバーは、第1位置と、前記第1位置よりも浅い角度で前記印刷媒体の進行方向を曲げる第2位置と、の間で移動可能であり、
前記第1位置に向かうように付勢され、
前記摩擦部は、前記印刷媒体に接することで、前記印刷媒体の進行方向を前記レバーに向けて曲げる
請求項1または請求項2に記載の巻取装置。
【請求項4】
前記ローラーは、鉛直方向に移動可能に設けられ、
前記巻取軸が巻取方向に回転する場合に前記ローラーを第3位置に配置させ、前記巻取軸が繰出し方向に回転する場合に前記ローラーを前記第3位置よりも低い第4位置に配置させるローラー移動部を備える
請求項1または請求項2に記載の巻取装置。
【請求項5】
前記ローラーの軸方向に対する角度を調整する調整部を備える
請求項1または請求項2に記載の巻取装置。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の巻取装置と、
前記印刷装置と、
を有する
印刷巻取システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、巻取装置、及び印刷巻取システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、印刷媒体の送り精度に対して悪影響を及ぼすことが抑制された巻取装置等を開示する。特許文献1に開示される巻取装置は、ロール紙を送る送り部を有する印刷装置、から送られてくるロール紙が巻き取られる巻取軸と、送り部からの動力が入力する動力入力部と、動力入力部に入力した動力を巻取軸に伝達する巻取側動力伝達機構と、を備える。この巻取装置は、印刷装置から巻取軸に至るロール紙の送り経路を曲げる第1位置と、第1位置よりも浅い角度で送り経路を曲げる第2位置と、の間で移動可能であり、第1位置に向かう力が作用しているレバーを備える。
【0003】
上述の巻取装置では、巻取軸に巻き取られる場合に、印刷媒体であるロール紙にかかる力を抑制する摩擦部が設けられるものがある。当該摩擦部は、印刷媒体の搬送経路上で、印刷媒体に接することで送り出される印刷媒体に摩擦力を付与する。これによって、巻取装置では、送り部によって印刷媒体にかかる力を緩和する。
さらに、上述のような印刷装置には、送り部によって巻取装置側に送り出された印刷媒体を再度印刷装置側に送って印刷する逆送り印刷を行うものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-134686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のような巻取装置では、印刷装置が逆送り印刷を行う場合に、摩擦部によって印刷媒体に摩擦力が付与されることで、印刷画質が低下する虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する一態様は、印刷媒体を送る送り部を有する印刷装置から送られる前記印刷媒体が巻き取られる巻取軸と、前記送り部の動力が入力される動力入力部と、前記動力入力部に入力された動力を前記巻取軸に伝達する動力伝達機構と、前記印刷装置と前記巻取軸との間に配置され、前記印刷媒体の進行方向を鉛直方向に曲げるレバーと、前記印刷装置と前記レバーとの間に配置され、前記巻取軸に向けて送られる前記印刷媒体に接して摩擦抵抗を付与する摩擦部と、を有し、前記摩擦部は、前記巻取軸が前記印刷媒体を巻き取る方向に回転する場合に、回転せず、前記巻取軸が前記印刷媒体を繰出す方向に回転する場合に、前記印刷媒体を前記印刷装置側に送る方向に回転させるワンウェイクラッチが設けられるローラーを有する巻取装置である。
【0007】
上記課題を解決する別の一態様は、前記巻取装置と、前記印刷装置と、を有する印刷巻取システムである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
印刷巻取システムを正面側から視た斜視図。
印刷巻取システムの搬送経路に係る各部を示す要部側面図。
印刷巻取システムの搬送経路に係る各部を示す要部側面図。
印刷巻取システムの搬送経路に係る各部を示す要部側面図。
印刷巻取システムに搬送される印刷媒体に加わる力を示す側面図。
摩擦部とレバーとを示す背面図。
印刷巻取システムに搬送される印刷媒体に加わる力を示す平面図。
変形例での印刷巻取システムの搬送経路に係る各部を示す要部側面図。
印刷巻取システムに搬送される印刷媒体に加わる力を示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ印刷装置2に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは、印刷装置2の前方を示し、符号UPは、印刷装置2の上方を示し、符号LHは、印刷装置2の左方を示す。
【0010】
図1は、印刷巻取システム1の搬送経路Rに係る各部を示す要部側面図である。
図1では、説明の便宜上、搬送方向Cと、交差方向Iと、印刷媒体100とを一点鎖線で示す。
図1に示すように、印刷巻取システム1は、印刷装置2と、当該印刷装置2に取り付けられる巻取装置120とを備える。
印刷装置2は、ライン状のインクジェットヘッドを備え、当該インクジェットへッドからインクを吐出して、印刷媒体に文字や画像を印刷する、所謂ライン型のインクジェット式プリンターである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
コンベア
24日前
個人
段ボール箱
2か月前
個人
段ボール箱
2か月前
個人
ゴミ収集器
2か月前
個人
楽ちんハンド
17日前
個人
宅配システム
2か月前
個人
角筒状構造体
1か月前
個人
お薬の締結装置
1か月前
株式会社コロナ
梱包材
1か月前
個人
把手付米袋
6日前
個人
貯蔵サイロ
2か月前
三甲株式会社
容器
1か月前
個人
搬送システム
2か月前
個人
輸送積荷用動吸振器
1か月前
三甲株式会社
容器
1か月前
株式会社イシダ
搬送装置
2か月前
個人
開口形成シール
2か月前
個人
袋の自立保持具
6日前
三甲株式会社
パレット
19日前
株式会社トーモク
封筒
2か月前
三甲株式会社
パレット
19日前
信和株式会社
パレット
1か月前
リスパック株式会社
包装用容器
18日前
個人
PP荷造りひも引き出し口
1か月前
株式会社トーモク
包装箱
2か月前
亀田製菓株式会社
乾燥装置
20日前
ヒロホー株式会社
運搬容器
24日前
ダイワ包材株式会社
自立袋
28日前
日本製紙株式会社
箱
2か月前
朝日印刷株式会社
包装用箱
2か月前
日本製紙株式会社
箱
2か月前
株式会社コバヤシ
耐熱容器
1か月前
伊東電機株式会社
分岐装置
18日前
株式会社清長
輸送箱
13日前
株式会社丸三
トレイ
1か月前
株式会社吉野工業所
キャップ
6日前
続きを見る
他の特許を見る