TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025082691
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-29
出願番号
2023196193
出願日
2023-11-17
発明の名称
分岐装置
出願人
伊東電機株式会社
代理人
個人
主分類
B65G
47/68 20060101AFI20250522BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】小さな搬送物でも円滑に搬送方向を変更することができる分岐装置を提供することを課題とする。
【解決手段】搬送物を一方方向及びその反対方向に移動可能な双方向搬送手段を有し、当該双方向搬送手段553の中間部に導入された搬送物を一方側又は他方側に選択的に搬送して当該搬送物を一方側又は他方側のいずれかから排出することが可能な分岐装置550であって、前記双方向搬送手段553は、複数の回転部材が並列的に配置されており、前記回転部材は、大径部と小径部を有し、隣接する回転部材は、一方の回転部材の小径部の位置に他方の回転部材の小径部が入り込んだ状態となっていることを特徴とする。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送物を一方方向及びその反対方向に移動可能な双方向搬送手段を有し、当該双方向搬送手段の中間部に導入された搬送物を一方側又は他方側に選択的に搬送して当該搬送物を一方側又は他方側のいずれかから排出することが可能な分岐装置であって、
前記双方向搬送手段は、複数の回転部材が並列的に配置されており、前記回転部材は、大径部と小径部を有し、隣接する回転部材は、一方の回転部材の小径部の位置に他方の回転部材の小径部が入り込んだ状態となっていることを特徴とする分岐装置。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
供給側搬送手段を有し、当該供給側搬送手段は、前記双方向搬送手段の中間部に接続されていて前記双方向搬送手段の中間部に搬送物を供給するものであり、前記供給側搬送手段は、複数の回転部材が並列的に配置されており、前記回転部材は、大径部と小径部を有し、隣接する回転部材は、一方の回転部材の小径部の位置に他方の回転部材の小径部が入り込んだ状態となっていることを特徴とする請求項1に記載の分岐装置。
【請求項3】
供給側搬送手段と双方向搬送手段の間には落差があることを特徴とする請求項1に記載の分岐装置。
【請求項4】
供給側搬送手段は傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の分岐装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送物の搬送路を分岐して搬送物を所望の方向に搬送する分岐装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
配送場や集荷場、倉庫等では、搬送物の搬送にコンベヤラインが利用されている。例えば配送場では、搬送先が複数あり、物品を配送先ごとに仕分けて搬送する必要がある。このため配送場のコンベヤラインでは、搬送路が多数に分岐されているものが多い。例えば、搬送路の下流側が2方向に分岐し、分岐したそれぞれの搬送路が再び分岐するといった具合である。
【0003】
搬送路が分岐するコンベヤラインでは、分岐部分に物品の搬送方向を変更可能な分岐装置が配置される。分岐装置の一つとして、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1に開示された移載装置は、主搬送部としてローラ式搬送手段を有しており、副搬送部としてベルト式搬送手段を有している。
【0004】
またローラコンベヤ上にガイド部材を揺動させて搬送路を斜めに横切らせ、ガイド部材に沿って搬送物を走行させる構造の分岐装置もある(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-144980号公報
特開2012-51679号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来技術の分岐装置は、ある程度の底面積を備えた搬送物を対象とするものである。従来技術の分岐装置は、例えば一定以上の大きさの箱を配送先ごとに仕分けて搬送する用途に使用される。
ところで近年、宅配業や通信販売が盛んとなり、当該宅配業や通信販売では、いろいろな大きさの物品が配達される。それに伴って配送場や集荷場には大小さまざまな大きさの物品が持ち込まれ、これらを行き先ごとに仕分ける必要がある。
ここで従来技術の分岐装置は、外形が小さい搬送物を仕分けるのには適さない。即ち、従来技術の分岐装置は、ローラコンベヤを主体とするものである。ローラコンベヤは、搬送ローラを平行に配列したものであり、隣接する搬送ローラ同士の間に大きな隙間がある。そのため、小さな搬送物は搬送ローラ同士の間にはまり込んでしまい、移動させることができなくなってしまう場合があった。
【0007】
本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、小さな搬送物でも円滑に搬送方向を変更することができる分岐装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した課題を解決するための態様は、搬送物を一方方向及びその反対方向に移動可能な双方向搬送手段を有し、当該双方向搬送手段の中間部に導入された搬送物を一方側又は他方側に選択的に搬送して当該搬送物を一方側又は他方側のいずれかから排出することが可能な分岐装置であって、前記双方向搬送手段は、複数の回転部材が並列的に配置されており、前記回転部材は、大径部と小径部を有し、隣接する回転部材は、一方の回転部材の小径部の位置に他方の回転部材の小径部が入り込んだ状態となっていることを特徴とする分岐装置である。
【0009】
本態様の分岐装置では、双方向搬送手段によって搬送路が分岐される。本態様の分岐装置が採用する双方向搬送手段は、一方の回転部材の小径部の位置に他方の回転部材の小径部が入り込んだ状態となっているので、搬送面の隙間が小さい。そのため小さな搬送物でも回転部材の間に落ち込まず、小さな搬送物でも円滑に搬送方向を変更することができる。
【0010】
上記した態様において、供給側搬送手段を有し、当該供給側搬送手段は、前記双方向搬送手段の中間部に接続されていて前記双方向搬送手段の中間部に搬送物を供給するものであり、前記供給側搬送手段は、複数の回転部材が並列的に配置されており、前記回転部材は、大径部と小径部を有し、隣接する回転部材は、一方の回転部材の小径部の位置に他方の回転部材の小径部が入り込んだ状態となっていることが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
伊東電機株式会社
分岐装置
10日前
伊東電機株式会社
搬送物切り離し装置
10日前
伊東電機株式会社
搬送装置、並びに、搬送ユニット
10日前
伊東電機株式会社
搬送装置、並びに、搬送システム
24日前
個人
箱
8か月前
個人
ゴミ箱
7か月前
個人
包装体
8か月前
個人
コンベア
16日前
個人
容器
4か月前
個人
段ボール箱
2か月前
個人
ゴミ収集器
2か月前
個人
段ボール箱
2か月前
個人
角筒状構造体
26日前
個人
土嚢運搬器具
3か月前
個人
楽ちんハンド
9日前
個人
折り畳み水槽
8か月前
個人
パウチ補助具
7か月前
個人
宅配システム
2か月前
個人
閉塞装置
5か月前
個人
お薬の締結装置
1か月前
個人
コード類収納具
3か月前
個人
ゴミ処理機
4か月前
株式会社コロナ
梱包材
26日前
個人
貯蔵サイロ
2か月前
株式会社和気
包装用箱
4か月前
三甲株式会社
容器
1か月前
株式会社イシダ
搬送装置
1か月前
個人
袋入り即席麺
2か月前
個人
包装箱
5か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
7か月前
個人
搬送システム
2か月前
三甲株式会社
容器
1か月前
三甲株式会社
蓋体
3か月前
個人
輸送積荷用動吸振器
1か月前
三甲株式会社
蓋体
4か月前
個人
塗料容器用蓋
8か月前
続きを見る
他の特許を見る