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公開番号
2025088385
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203063
出願日
2023-11-30
発明の名称
刃自動交換装置
出願人
株式会社PALTAC
代理人
弁理士法人WisePlus
,
個人
主分類
B26D
7/26 20060101AFI20250604BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】多関節ロボットのような高度な機構を用いずに、刃を自動で交換が可能な刃自動交換装置を提供する。
【解決手段】刃自動交換装置1000は、刃固定部100と、ガイドレール200と、移動モータ部400と、保管部300と、移動制御部500とを備える。刃固定部100は、刃10aが固定される。ガイドレール200は、刃固定部100をガイドする。移動モータ部400は、刃固定部100を移動させる。保管部300は、刃固定部100で固定された刃10aと異なる刃10bを保管する。移動制御部500は、刃固定部100がガイドレール200に沿って作業エリアと刃交換位置とを移動するように、移動モータ部400を制御する。作業エリアで、移動制御部500は刃固定部100で固定された刃10aを用いて対象物を切断する。刃交換位置で、刃固定部100から刃10aを取外して、保管部300で保管された刃10bを刃固定部100に固定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
刃が固定された刃固定部と、
前記刃固定部をガイドするガイドレールと、
前記刃固定部を移動させる移動モータ部と、
前記刃固定部で固定された前記刃と異なる刃を保管する保管部と、
前記刃固定部が前記ガイドレールに沿って作業エリアと刃交換位置とを移動するように、前記移動モータ部を制御する移動制御部と
を備え、
前記作業エリアで、前記移動制御部は前記刃固定部で固定された前記刃を用いて対象物を切断し、
前記刃交換位置で、前記刃固定部から前記刃を取外して、前記保管部で保管された前記刃を前記刃固定部に固定する、刃自動交換装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記刃固定部は、
前記ガイドレールに取付けられた取付部と、
前記刃の一領域が載置される載置面を有する刃設置台座と
を備え、
前記刃設置台座は、前記取付部に対して刃固定位置と刃落下位置とに鉛直方向に沿った回転軸で回動可能であり、
前記移動制御部が前記刃固定部を前記刃交換位置に移動させたときに、前記刃設置台座は前記刃固定位置から前記刃落下位置に回動する、請求項1に記載の刃自動交換装置。
【請求項3】
前記刃固定部は、前記刃設置台座が前記刃落下位置に回動することを防止する台座回転固定機構を更に備え、
前記刃固定部が前記作業エリアから前記刃交換位置に移動したときに、前記台座回転固定機構は、前記刃設置台座が前記刃落下位置に回動することを防止することを止める、請求項2に記載の刃自動交換装置。
【請求項4】
前記載置面に載置された前記刃を取外して、前記保管部で保管された前記刃を前記載置面に載置する刃交換部と、
前記刃固定部が前記刃交換位置に位置したときに、前記刃交換部を制御する交換制御部と
を更に備える、請求項2に記載の刃自動交換装置。
【請求項5】
前記刃交換部は、
前記保管部で保管された前記刃を保持する保持部と、
前記保持部を移動させる繰出モータ部と
を備え、
前記刃設置台座が前記刃落下位置に位置したときに、前記保持部が保管位置と載置位置とを移動するように、前記交換制御部は前記繰出モータ部を制御する、請求項4に記載の刃自動交換装置。
【請求項6】
前記刃交換部は、前記鉛直方向に沿って移動可能な載置機構を更に備え、
前記保持部が前記載置位置から前記保管位置に移動するときに、前記刃が前記載置位置から前記保管位置に移動することを前記載置機構が防止する、請求項5に記載の刃自動交換装置。
【請求項7】
前記刃交換部は、刃落下機構を更に備え、
前記刃設置台座が前記刃落下位置に位置したときに、前記刃落下機構は前記刃の他領域に作用して前記載置面から前記刃を落下させる、請求項5に記載の刃自動交換装置。
【請求項8】
前記刃落下機構は、上方位置と下方位置とに移動可能であり、
前記保持部が前記保管位置から前記載置位置に移動するときに、前記刃落下機構は、前記上方位置から前記下方位置に移動した後、前記下方位置から前記上方位置に移動する、請求項7に記載の刃自動交換装置。
【請求項9】
前記移動制御部は、
前記刃を用いて前記対象物を切断する際の前記移動モータ部にかかるトルクを計測する計測部と、
前記計測部の計測結果に基づいて、前記刃を交換するか否かを判定する判定部と
を備える、請求項1に記載の刃自動交換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、刃自動交換装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
鋸刃の自動交換を可能にする刃物交換装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1には、切断機本体と、多関節ロボットと、刃物ストッカーとを備える鋸刃自動交換装置が記載されている。多関節ロボットによる刃物交換の際には、主軸停止位置検出センサが検出する回転角度に基づいて、主軸モータ及びブレーキを制御して主軸を所定の原点角度状態にて停止させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-108631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された鋸刃自動交換装置では、多関節ロボットにより刃物を交換するため、多関節ロボットのような高度な機構が必要となるという問題点がある。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、多関節ロボットのような高度な機構を用いずに、刃を自動で交換が可能な刃自動交換装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面に係る刃自動交換装置は、刃固定部と、ガイドレールと、移動モータ部と、保管部と、移動制御部とを備える。前記刃固定部は、刃が固定される。前記ガイドレールは、前記刃固定部をガイドする。前記移動モータ部は、前記刃固定部を移動させる。前記保管部は、前記刃固定部で固定された前記刃と異なる刃を保管する。前記移動制御部は、前記刃固定部が前記ガイドレールに沿って作業エリアと刃交換位置とを移動するように、前記移動モータを制御する。前記作業エリアで、前記移動制御部は前記刃固定部で固定された前記刃を用いて対象物を切断する。前記刃交換位置で、前記刃固定部から前記刃を取外して、前記保管部で保管された前記刃を前記刃固定部に固定する。
【0008】
本発明の刃自動交換装置において、前記刃固定部は、前記ガイドレールに取付けられた取付部と、前記刃の一領域が載置される載置面を有する刃設置台座とを備え、前記刃設置台座は、前記取付部に対して刃固定位置と刃落下位置とに鉛直方向に沿った回転軸で回動可能であり、前記移動制御部が前記刃固定部を前記刃交換位置に移動させたときに、前記刃設置台座は前記刃固定位置から前記刃落下位置に回動してもよい。
【0009】
本発明の刃自動交換装置において、前記刃固定部は、前記刃設置台座が前記刃落下位置に回動することを防止する台座回転固定機構を更に備え、前記刃固定部が前記作業エリアから前記刃交換位置に移動したときに、前記台座回転固定機構は、前記刃設置台座が前記刃落下位置に回動することを防止することを止めてもよい。
【0010】
本発明の刃自動交換装置は、前記載置面に載置された前記刃を取外して、前記保管部で保管された前記刃を前記載置面に載置する刃交換部と、前記刃固定部が前記刃交換位置に位置したときに、前記刃交換部を制御する交換制御部とを更に備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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