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公開番号
2025087838
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2025035576,2023098552
出願日
2025-03-06,2020-11-09
発明の名称
マルチレイヤビデオストリームにおける出力レイヤセットモードのための方法
出願人
テンセント・アメリカ・エルエルシー
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04N
19/30 20140101AFI20250603BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 マルチレイヤビデオストリームにおける出力レイヤセットモードのための方法を提供する。
【解決手段】 復号の方法は、圧縮ビデオ/画像データを含むビットストリームを受信するステップと、前記ビットストリームから、ビデオパラメータセット(VPS)内の出力レイヤセットモード指示子をパース又は導出するステップと、前記出力レイヤセットモード指示子に基づき、出力レイヤセットモードシグナリングを識別するステップと、前記識別した出力レイヤセットモードシグナリングに基づき、1つ以上のピクチャ出力レイヤを識別するステップと、前記識別した1つ以上のピクチャ出力レイヤを復号するステップと、を含む。
【選択図】 図24
特許請求の範囲
【請求項1】
デコーダにより実行される復号方法であって、前記方法は、
圧縮ビデオ/画像データを含むビットストリームを受信するステップであって、前記ビットストリームは複数のレイヤを含む、ステップと、
前記ビットストリームから、ビデオパラメータセット(VPS)内の出力レイヤセットモード指示子をパース又は導出するステップと、
前記出力レイヤセットモード指示子に基づき、出力レイヤセットモードシグナリングを識別するステップと、前記識別した出力レイヤセットモードシグナリングに基づき、1つ以上のピクチャ出力レイヤを識別するステップと、
前記識別した1つ以上のピクチャ出力レイヤを復号するステップと、
を含む方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[関連出願]
本願は、参照により全体がここに組み込まれる、2020年3月27日に出願した米国仮出願番号第63/001,045号、及び2020年8月27日に出願した米国特許出願番号第17/000,018号、の優先権を主張する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【0002】
[技術分野]
本開示は、高度ビデオコーデックにおけるビデオ圧縮技術及びインター予測及びイントラ予測に関する。特に、本開示は、VVC(Versatile Video Coding (VVC))のような高効率ビデオコーディング(High Efficiency Video Coding (HEVC))以降のビデオコーディング/復号技術を含む次世代ビデオコーディング技術に関する。より具体的には、本開示の態様は、複数のレイヤを有するコーディングビデオストリーム内の高度ビデオコーディング技術により設計される出力レイヤ導出のセットを提供する方法、機器、及びコンピュータ可読媒体を対象とする。
【背景技術】
【0003】
動き補償と共にインターピクチャ又はイントラピクチャ予測を用いるビデオコーディング及び復号が数十年間、知られている。非圧縮デジタルビデオは、一連のピクチャで構成されることができ、各ピクチャは、例えば1920×1080個のルミナンスサンプル及び関連するクロミナンスサンプルの空間次元を有する。一連のピクチャは、例えば毎秒60ピクチャ又は60Hzの固定又は可変ピクチャレート(略式にフレームレートとしても知られている)を有し得る。非圧縮ビデオは、かなりのビットレート要件を有する。例えば、8ビット/サンプルの1080p60 4:2:0ビデオ(60Hzフレームレートで1920×1080ルミナンスサンプル解像度)は、1.5Gbit/sに近い帯域幅を必要とする。1時間のこのようなビデオは600Gbyteより多くの記憶空間を必要とすることがある。
【0004】
ビデオコーディング及び復号の1つの目的は、圧縮を通じて、入力ビデオ信号の中の冗長性の削減であり得る。圧縮は、幾つかの場合には大きさで2桁以上も、前述の帯域幅又は記憶空間要件を軽減するのを助けることができる。損失又は無損失圧縮の両方、及びそれらの組み合わせが利用できる。無損失圧縮は、元の信号の正確なコピーが圧縮された元の信号から再構成可能である技術を表す。損失圧縮を用いると、再構成された信号は、元の信号と同一ではないが、元の信号と再構成された信号との間の歪みは、意図される用途のために有用な再構成された信号を生成するのに十分に小さい。ビデオの場合には、損失圧縮が広く利用される。耐えうる歪みの量は、アプリケーションに依存し、例えば、特定の消費者ストリーミングアプリケーションのユーザは、テレビジョン投稿アプリケーションのユーザよりも高い歪みに耐え得る。達成可能な圧縮比は、許容可能/耐性歪みが高いほど、高い圧縮比を生じ得ることを反映できる。
【0005】
ビデオエンコーダ及びビデオデコーダは、例えば動き補償、変換、量子化、及びエントロピーコーディングを含む幾つかの広い分類からの技術を利用できる。このうちの幾つかが以下に紹介される。
【0006】
歴史的に、ビデオエンコーダ及びデコーダは、多くの場合にコーディングビデオシーケンス(coded video sequence (CVS))、グループオブピクチャ(Group of Pictures (GOP))、又は同様のマルチピクチャ時間フレームについて定義され一定のままである所与のピクチャサイズで動作する傾向がある。例えば、動画専門家グループ(Motion Picture Experts Group (MPEG)-2では、システム設計は、イントラフレーム(又はiフレーム、又はiピクチャ)だけでなく、従って標準的にGOPについて、シーンのアクティビティのような要因に依存して水平方向の解像度(従って、ピクチャサイズ)を変更することが知られている。CVSの中の異なる解像度の使用のための参照ピクチャの再サンプリングは、例えばITU-T Rec. H.263 Annex P により知られている。しかしながら、ここで、ピクチャサイズは変化しないので、参照ピクチャのみが再サンプリングされ、結果として(ダウンサンプリングの場合には)ピクチャキャンバスの部分のみが使用され、(アップサンプリングの場合には)シーンの部分のみがキャプチャされる可能性がある。更に、H.263 Annex Qは、上方向又は下方向に、(各次元において)2の倍数で個々のマクロブロックの再サンプリングを許容する。ここでも、ピクチャサイズは同じままである。H.263ではマクロブロックのサイズは固定され、従ってシグナリングされる必要がない。
【0007】
予測ピクチャにおけるピクチャサイズの変更は、近年のビデオコーディングにおいてより主流となっている。例えば、VP9は、参照ピクチャ再サンプリング及びピクチャ全体の解像度の変化を許容する。同様に、Versatile Video Coding (VVC)を対象としている特定の提案(例えば、参照によりここに全体が組み込まれる、Hendry, et. al, “On adaptive resolution change )(ARC) for VVC”, Joint Video Team document JVET-M0135-v1, Jan9-19, 2019を含む)は、異なる-より高い又はより低い-解像度への参照ピクチャ全体の再サンプリングを許容する。Hendryでは、シーケンスパラメータセットの中にコーディングされピクチャパラメータセットの中のピクチャ毎のシンタックス要素により参照されるべき異なる候補解像度が提案される。
【発明の概要】
【0008】
種々の実施形態によるビデオビットストリームないの適応型ピクチャサイズのシグナリングのための技術が開示される。
【0009】
本開示の態様によると、復号の方法は、
圧縮ビデオ/画像データを含むビットストリームを受信するステップであって、前記ビットストリームは複数のレイヤを含む、ステップと、
前記ビットストリームから、ビデオパラメータセット(VPS)内の出力レイヤセットモード指示子をパース又は導出するステップと、
前記出力レイヤセットモード指示子に基づき、出力レイヤセットシグナリングを識別するステップと、前記識別した出力レイヤセットシグナリングに基づき、1つ以上のピクチャ出力レイヤを識別するステップと、
前記識別した1つ以上のピクチャ出力レイヤを復号するステップと、
を含んでよい。
【0010】
前記出力レイヤセットモード指示子に基づき、前記出力レイヤセットシグナリングを識別する前記ステップは、
前記VPS内の前記出力レイヤセットモード指示子が第1値の場合に、前記ビットストリーム内の最高レイヤを前記1つ以上のピクチャ出力レイヤとして識別するステップと、
前記VPS内の前記出力レイヤセットモード指示子が第2値の場合に、前記ビットストリーム内の全部のレイヤを前記1つ以上のピクチャ出力レイヤとして識別するステップと、
前記VPS内の前記出力レイヤセットモード指示子が第3値の場合に、前記VPS内の明示的シグナリングに基づき前記1つ以上のピクチャ出力レイヤを識別するステップと、
を含んでよい。
(【0011】以降は省略されています)
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