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公開番号2025087625
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2024205392
出願日2024-11-26
発明の名称シール装置
出願人富士インパルス株式会社
代理人弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類B65B 51/10 20060101AFI20250603BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 1つの操作部を操作することによって、包材のヒートシール及び切断を行うことができるシール装置を提供する。
【解決手段】 シール装置は、包材を挟む第1挟み部及び第2挟み部と、包材を切断する切断部と、操作方向へ操作される操作部と、操作部が操作方向へ操作されることによって第1挟み部及び切断部が初期位置から動作方向へ移動するように、操作部への力を第1挟み部及び切断部へ伝達する伝達部と、を備え、第1挟み部及び第2挟み部の少なくとも一方は、包材をヒートシールする加熱部を備え、伝達部は、第1挟み部が切断部と共に動作方向へ移動するように、第1挟み部を切断部に保持させる保持部を備え、保持部は、第1挟み部が第2挟み部と包材を挟む位置まで動作方向へ移動した後に切断部が第1挟み部に対して動作方向へ移動するように、弾性変形可能な保持弾性部を備える。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
包材を挟む第1挟み部及び第2挟み部と、
前記包材を切断する切断部と、
操作方向へ操作される操作部と、
前記操作部が前記操作方向へ操作されることによって前記第1挟み部及び前記切断部が初期位置から動作方向へ移動するように、前記操作部への力を前記第1挟み部及び前記切断部へ伝達する伝達部と、を備え、
前記第1挟み部及び前記第2挟み部の少なくとも一方は、前記包材をヒートシールする加熱部を備え、
前記伝達部は、前記第1挟み部が前記切断部と共に前記動作方向へ移動するように、前記第1挟み部を前記切断部に保持させる保持部を備え、
前記保持部は、前記第1挟み部が前記第2挟み部と前記包材を挟む挟み位置まで前記動作方向へ移動した後に前記切断部が前記第1挟み部に対して前記動作方向へ移動するように、弾性変形可能な保持弾性部を備える、シール装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記保持弾性部は、前記動作方向で前記切断部と前記第1挟み部との間に配置され、前記動作方向へ弾性変形する、請求項1に記載のシール装置。
【請求項3】
前記第1挟み部は、前記保持弾性部よりも前記動作方向側に配置されて且つ前記保持弾性部から前記動作方向の弾性復元力を受ける挟み受け部を備え、
前記切断部は、前記保持弾性部よりも前記動作方向と反対方向である反動作方向側に配置されて且つ前記保持弾性部から前記反動作方向の弾性復元力を受ける切断受け部を備え、
前記第1挟み部は、前記挟み位置に移動するまで前記切断部と共に移動するように、前記切断部を前記反動作方向側から当て止めする挟み当止部を備え、
前記保持弾性部は、前記挟み当止部が前記切断部を当て止めしている状態で、前記動作方向へ弾性変形している、請求項2に記載のシール装置。
【請求項4】
前記操作部は、前記操作方向が回転方向となるように、回転操作され、
前記伝達部は、
前記操作部から前記操作方向の力を伝達されることによって前記操作方向へ回転する切断回転部と、
前記切断回転部と前記切断部とを接続し、前記切断回転部が前記操作方向へ回転することによって前記切断部が前記動作方向へ移動するように、前記切断回転部に巻かれる切断紐体と、を備える、請求項2又は3に記載のシール装置。
【請求項5】
前記操作部は、前記操作方向が回転方向となるように、回転操作され、
前記保持部は、
前記操作部から前記操作方向の力を伝達されることによって前記操作方向へ回転する切断回転部と、
前記保持弾性部によって前記切断回転部に接続され、前記保持弾性部を介して前記切断回転部から前記操作方向の力を伝達されることによって前記操作方向へ回転し、前記第1挟み部を前記動作方向へ移動させるように前記第1挟み部に力を伝達する挟み回転部と、を備える、請求項1に記載のシール装置。
【請求項6】
前記保持部は、
前記切断回転部と前記切断部とを接続し、前記切断回転部が前記操作方向へ回転することによって前記切断部が前記動作方向へ移動するように、前記切断回転部に巻かれる切断紐体と、
前記挟み回転部と前記第1挟み部とを接続し、前記挟み回転部が前記操作方向へ回転することによって前記第1挟み部が前記動作方向へ移動するように、前記挟み回転部に巻かれる挟み紐体と、を備える、請求項5に記載のシール装置。
【請求項7】
前記操作部は、前記操作方向が回転方向となるように、回転操作され、
前記伝達部は、前記操作部から前記操作方向の力を伝達されることによって前記操作方向へ回転する操作回転部を備え、
前記シール装置は、
前記操作方向へ回転可能な投入回転部と、
前記操作回転部の前記操作方向の力を前記投入回転部へ伝達するクラッチ部と、
前記投入回転部から前記操作方向の力を伝達されることによって、初期位置から、前記包材に内容物を投入する投入位置へ移動する投入部と、
前記投入部に対して前記初期位置へ向かう弾性復元力を加え、前記投入部が前記初期位置から前記投入位置へ向けて移動することに伴って前記弾性復元力が大きくなる投入弾性部と、を備え、
前記クラッチ部は、前記投入弾性部の弾性復元力によって前記投入部が前記投入位置から前記初期位置へ戻るように、前記投入部が前記投入位置に位置したときに前記投入弾性部の弾性復元力が設定値を超えることによって、前記投入回転部への伝達を遮断する、請求項1~3及び5~6の何れか1項に記載のシール装置。
【請求項8】
前記操作部は、操作開始位置から前記操作方向へ回転操作されることによって、第1回転位置、第2回転位置の順に移動し、
前記投入部は、
前記操作部が前記操作開始位置に位置するときに、前記初期位置に位置し、
前記操作部が前記第1回転位置に位置するときに、前記投入位置のうち、第1投入位置に位置し、
前記操作部が前記第2回転位置に位置するときに、前記投入位置のうち、第2投入位置に位置し、
前記第2投入位置に位置したときに、前記クラッチ部によって前記初期位置へ戻り、
前記シール装置は、
前記操作部を前記第1回転位置で当て止めする装置当止部と、
前記装置当止部に当て止めされる当止位置と、前記装置当止部から離れる退避位置と、の間で、前記操作部を移動可能な移動機構と、を備える、請求項7に記載のシール装置。
【請求項9】
前記第1挟み部及び前記切断部が前記初期位置へ戻るように、前記第1挟み部及び前記切断部に、前記初期位置へ向かう弾性復元力を加えるシール弾性部を備える、請求項1~3及び5~6の何れか1項に記載のシール装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、シール装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、シール装置は、包材を挟む第1挟み部及び第2挟み部と、包材を切断する切断部とを備えている。そして、第1挟み部は、包材をヒートシールする加熱部を備えている(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1に係るシール装置においては、第1操作部が操作されることによって、第1挟み部が第2挟み部と包材を挟む位置まで移動するため、包材は、加熱部によってヒートシールされ、その後、第1操作部と別の第2操作部が、操作されることによって、切断部は、包材を切断する。ところで、1つの操作部が操作されることによって、包材のヒートシール及び切断を行いたいという要望がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録3112255号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、課題は、1つの操作部を操作することによって、包材のヒートシール及び切断を行うことができるシール装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]
シール装置は、
包材を挟む第1挟み部及び第2挟み部と、
前記包材を切断する切断部と、
操作方向へ操作される操作部と、
前記操作部が前記操作方向へ操作されることによって前記第1挟み部及び前記切断部が初期位置から動作方向へ移動するように、前記操作部への力を前記第1挟み部及び前記切断部へ伝達する伝達部と、を備え、
前記第1挟み部及び前記第2挟み部の少なくとも一方は、前記包材をヒートシールする加熱部を備え、
前記伝達部は、前記第1挟み部が前記切断部と共に前記動作方向へ移動するように、前記第1挟み部を前記切断部に保持させる保持部を備え、
前記保持部は、前記第1挟み部が前記第2挟み部と前記包材を挟む位置まで前記動作方向へ移動した後に前記切断部が前記第1挟み部に対して前記動作方向へ移動するように、弾性変形可能な保持弾性部を備える。
【0007】
[2]
また、上記[1]のシール装置においては、
前記保持弾性部は、前記動作方向で前記切断部と前記第1挟み部との間に配置され、前記動作方向へ弾性変形する、
という構成でもよい。
【0008】
[3]
また、上記[2]のシール装置においては、
前記第1挟み部は、前記保持弾性部よりも前記動作方向側に配置されて且つ前記保持弾性部から前記動作方向の弾性復元力を受ける挟み受け部を備え、
前記切断部は、前記保持弾性部よりも前記動作方向と反対方向である反動作方向側に配置されて且つ前記保持弾性部から前記反動作方向の弾性復元力を受ける切断受け部を備え、
前記第1挟み部は、前記挟み位置に移動するまで前記切断部と共に移動するように、前記切断部を前記反動作方向側から当て止めする挟み当止部を備え、
前記保持弾性部は、前記挟み当止部が前記切断部を当て止めしている状態で、前記動作方向へ弾性変形している、
という構成でもよい。
【0009】
[4]
また、上記[2]又は[3]のシール装置においては、
前記操作部は、前記操作方向が回転方向となるように、回転操作され、
前記伝達部は、
前記操作部から前記操作方向の力を伝達されることによって前記操作方向へ回転する切断回転部と、
前記切断回転部と前記切断部とを接続し、前記切断回転部が前記操作方向へ回転することによって前記切断部が前記動作方向へ移動するように、前記切断回転部に巻かれる切断紐体と、を備える、
という構成でもよい。
【0010】
[5]
また、上記[1]のシール装置においては、
前記操作部は、前記操作方向が回転方向となるように、回転操作され、
前記保持部は、
前記操作部から前記操作方向の力を伝達されることによって前記操作方向へ回転する切断回転部と、
前記保持弾性部によって前記切断回転部に接続され、前記保持弾性部を介して前記切断回転部から前記操作方向の力を伝達されることによって前記操作方向へ回転し、前記第1挟み部を前記動作方向へ移動させるように前記第1挟み部に力を伝達する挟み回転部と、を備える、
という構成でもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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